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イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
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PSHカッコええ!『パイレーツ・ロック』
(記&画/minaco.)

さて、今年の映画館初めは景気良く『パイレーツ・ロック』(2009)を観て参りました。

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時は1960年代。ここは北海の洋上、24時間イカしたポップ・ミュージックを流し続けるフリーダムな海賊ラジオ局、その名も“Radio Rock”。
保守的な英国政府の妨害なんぞクソ喰らえ!セックス&ドラッグ&ロックンロール!そんな船へ放り込まれた若者と、8人のDJ達が繰り広げる愛と涙と笑いの日々。

それ程期待してなかったんだが、これが結構掴まれた。
兎にも角にも、フィリップ・シーモア・ホフマン(以下PSH)ちょうカッコいい!!

もっと音楽について薀蓄を語るような映画であれば、中途半端になりかねなかったと思う。しかし、ただ当時のUKヒット・チューンを流しまくるのみで、船内のバカバカしい人間模様に焦点を絞っている。むしろ、ワタシにはそれが良かった。音楽映画とゆうより一種の青春映画であり、チーム男子(+紅一点)映画なのだ。

笑いのツボが英国的なのも良かった。ナンセンスと下ネタが主で、愛すべき馬鹿キャラ大会。本家ポール・ウェラー師匠にそっくりなリス・エヴァンス、お洒落な船長ビル・ナイ、まるで別人のケネス・ブラナー、その他どこかで観た事ある英国俳優が勢揃い(女の子はアンナ・カリーナに似てたなあ)。船は志を共にした者達のユートピア。

そんなファミリーのリーダー格が、“The Count”を名乗るアメリカ人PSH。あの丸っこい身体が無茶苦茶カッコ良いんだ。別の強烈デブが居たせいで、いつもより若干スリムに見えたばかりではない。

彼が真のアウトローだから。プライド高く、仁義に熱く、タフでクールでそしてヒューマンタッチ。でもどこか醒めていて、渡世人の風情を湛えてる。『用心棒』で言えば桑畑三十郎、『ガン・フロンティア』(@松本零士)で言えばトチロー。PHSだけ女っ気が無いのもハードボイルドでカッコええ。

今よりもっとロマンティックな時代の理想と幻想を乗せた海賊船で、PSHの存在がちょうど良い錨となっていた。何故なら彼は知ってる。「今が人生のピークで、後は下り続けるだけ」と。

その通り、イノセントな'60年代はやがて、ウッドストックを境に終焉を迎える。ロックは死に、世界を1つにした魔法は解ける。そして船は沈み、ラジオも終わる。

だが、楽園には必ず終わりが来るし、それ故に輝き続けるもの。
「いつの日も若者は夢を見る。そして夢を歌に託すのさ」
「俺は音楽に救われた。だから音楽の為に死ねる」


かっちょいいいいい…台詞も全部かっちょいい!まさかタイタニックになるとは思わんかったが、最後はこれしかないでしょう。ちょっとウォールナットグローブ大爆破(@『大草原の小さな家』最終回)みたい。

時間が経てば多分、映画の細かい部分は忘れてしまうかもしれない。でも、PSHのカッコ良さはずっと忘れないと思う。それだけで充分、元が取れる。


では、今年はパーッと歌って踊って愉快な1年にしたいものです。
R o c k & R o l l !!!

「パイレーツ・ロック」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
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by tototitta | 2010-01-13 21:59 | 映画 | ▲ TOP
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