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イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
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ガナーズ事務所いまむかし
(記/minaco.)


HSVが強豪レヴァークーゼンに成す術なく4-1と大敗して、またも憂鬱な週末。見所は試合終了間際、敵へえげつない両足(?)タックルをお見舞いした黒ルートの場面。相当ムカついてたのか…気持ちは解るが一瞬怪我させたかとハラハラした。ここ2試合フル出場だが、やはりまだ怪我から完全に回復していないのに、苦しい台所事情により復帰を急がせたみたいである。そんな無理をさせられても…そもそも1人で何とか出来るもんじゃないくらい、チーム状況は無残。


一方、今週のユナイテッドはガナーズ事務所を粉砕。点差以上にプレイの質の差は大きかった。特にリオ姐さま!単なる暇でTVっ子なtwitter職人じゃございませぬ。

ガナーズと言えば、かつての浅からぬ因縁も今は昔。始まりは02-03シーズン、オールドトラッフォードでヴィエラが退場した事件だったと思う。覚えてる方もいらっしゃるでしょうか。ざっと懐かしんでみると………。

ヴィエラのファウルを誘い退場へ追い込んだルートがPKを外し、それをザマアミロ!と囃し立てたのが当時ガナーズの古参マーティンら。しかも悪い事に終了後、興奮冷めやらぬヴィエラに対しルートが空気を読まず声を掛け、火に油を注ぐ事態となる。後にこの件は、ヴィエラの暴露的自伝にて「ナイスガイだと思われてるが、本当のヤツはson of a bitch 」などと罵られた(いや、そんなにナイスガイだと思われてないよw)。

以下、当時のルートの言い分。
(あの時は)本当に最悪な気分だった。PKを外した自分が嫌で堪らなかった。レフリーが最後の笛を吹いても、そのイメージがずっと付きまとってた。ピッチを離れてロッカールームに戻りたかった。誰かが俺を押した気がしたけど、そのまま行ったんだ。後で家に帰ってTVを観る時まで、何が起こったか解ってなかった。目を疑ったよ。

(試合後ヴィエラとは)彼はレッドカードの直後で落ち込んでた。でも俺は話をして俺達の間にあった出来事をチャラにしたかったんだ。“試合は終わった、俺はPKを外したetc…”って。もし俺が不正をしたり、彼を退場させる為に騙したなら、試合後彼に会いたいと思うか?まさか。目を合わせられなかっただろうよ。でも彼の困惑も当然だ。俺自身PKを外した事に殆ど対処出来ない。翌日はまだ機嫌が悪くて、周りの人達に迷惑かけたし。とにかく、これはスポーツなんだ。俺は彼とまた会う時に期待するよ。俺らの人生を狂わせるには、フットボールは偉大すぎる。(2003年 L'equipe)

TVで観るんだ…ってのはさて置き。ちっとは空気読めよ、ってのはさて置き。

ガナーズ事務所のガナーさんことヴェンゲルは、わざと倒れたとしてルートを「cheater」と呼び公然と批判したものだった。当然ファーギーも参戦して、しばらくは新聞上で激しく舌戦し合う。更にはキーノとヴィエラが試合前のトンネルで一戦を交え、ギャリーも握手を拒否するなど、両者の対戦には殺伐とした空気とプロレス的煽り合いが付き物であった。

当時ハイバリーで一番の嫌われ者だったルート自身はこの抗争のスケープゴートとも言われたが、ただ受けて立つのみ、次第にそれをノリノリで愉しんでいた向きもあった。ガナーズやチェルシーとの対戦では「試合後ユニ交換なんざする気はねえ」とも言い放ったし、もし無人島に誰かと行くなら「フランス人監督と(ギャリー)だけは嫌だ」とネタにもしてた。
ここ数年色んな事が沢山あった。アーセナルの監督がプレスに例の事を言ったり。悪い雰囲気を作ったのはあっちの連中だったさ。それが険悪な試合の原因だよ。今は少しは和らいだけど、それでも俺はアーセナルを倒すのが大好きだ。それは否定できない。(2006年)

勿論今ではルートもキーノもヴィエラも去り、少年アイドル事務所と化したガナーズとかつて程の敵対関係はない。“売られた喧嘩は買う(または買ってくれなくとも売る)伝統は現在フレッチに人一倍濃く受け継がれているものの、すべては懐かしい思い出となる。

この日、オールドトラッフォードのVIP席でギャリーと共に観戦していたベックス。格好を崩すユナイテッドの主将の傍らに永遠の恋女房が居て、ある意味天覧試合みたいで、グッとくる。奇しくも14年のユナイテッド生活を一旦終え母国へ帰還するオーレへの、ちょっとした餞別のようで良い光景だった。

あの頃は良かった、などとオーレの思い出まで語り出すと長くなるけど、我らが20LEGEND、ベビー・フェイス・アサシンは本当に強い選手だったと思う。オーレはあのThe Goalの映像を自分で観ていない、と話してたっけ。彼の言葉にはいつも含蓄がある。盟友キーノと同じように、監督姿を遠くで見守るのも悪くないでしょう。
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by tototitta | 2010-12-17 00:48 | Ruud van Nistelrooy | ▲ TOP
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