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イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
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『Bad Education』〜ああ、メロドラマここにあり。
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アントニオ・バンデラスがハリウッドに去って以来、なかなかそれに代わる男優が見つからなかったように見えるアルモドバル。やっと巡り合ったのはメキシコのガエル・ガルシア・ベルナル だった。

前の2作品で世界的な名声を確立し一般的にも巨匠の扱いをされ始めたアルモドバルだが、私の一番好きなのは『欲望の法則』('8 7)。現在メロドラマを描けるのはベルトルッチとアルモドバルくらいだと思っている。
今回の映画も、まさにメロ。決してお安い意味で言ってるんじゃない。生身の人間の愛と憎しみ、欲望と運命、濃いい関係の機敏をガチで見せるドラマに飢えた映画ファンには堪らないご馳走なのである。

まずはタイトルシークエンスのデザインでもう、お腹いっぱい。大仰ともいえるサスペンスフルな音楽、引き締まった色彩のインパクトが刺激的。
なんでもない室内にも原色が溢れ、鮮やかなブルーや赤を身にまとう登場人物たち。下品なのかキッチュなのか'80年代という設定のせいなのか。いや、スペインっていつだって原色のイメージだが、『オール・アバウト・マイ・マザー』や『トーク・トゥ・ハー』ではもっと洗練された感覚だった。今回は遠慮なくぶち込まれた色、色、色。

「悪しき教育」という題名のとおり、ドラマは少年時代の寄宿制神学校で体験したトラウマが最後まで登場人物達に付きまとう(少年時代の子役がエロい)。禁じられた愛と復讐、因果応報、運命のファムファタル…それが男と女ではなく男同士なのがアルモドバル映画な訳だけど。
実は私自身、クラシックな映画女優やミュージカルや白いブリーフにそそられるタチであり、ひょっとしたら趣味的にはゲイなのかしらと思ったりする。♀だけど。

女装のガエルは本当にキュートだった。その仕草がいやらしくもなく、わざとらしくもなく、チャーミングだった。彼はかなり小柄だが、役のためにもっと痩せたようだった。
普段でかい男に弱い私にちび好きな子が以前こう言っていた。「身体が小さい分、顔に魅力が凝縮されてるんですよ!」・・・そうかな、確かに映画スターは小柄で顔がでかい方が映えるけれど。とにかくガエルくんは私も大好きだ。

スペイン人 のバンデラスはハリウッドに渡ってメキシカン・ヒーローとなり、メキシコ人のガエルはスペインで新たなラテン・ラヴァーとなるとは、これもまた不思議な運命ではあるなあ。

[お知らせ]
本作のシネマスケッチをホームページにアップしました。興味ある方はどうぞ。

(記&絵/minaco.)
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by tototitta | 2005-08-21 17:24 | 映画 | ▲ TOP
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