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イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
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2012年に観た映画 #4~塩映画部門~
世にガチ映画あれば、塩映画もまたあるのが常。恐らく、以下に挙げる映画が良かった!と思う人もいるに違いない。というか、むしろ多いかも。そんな方には平にご容赦。


☆Salt of 監督
スザンネ・ビア@『未来を生きる君たちへ』(2010/デンマーク&スウェーデン)

スザンネ・ビア監督はやっぱり苦手。今回も身近にある家庭の話と遠くアフリカの過酷な世界をスケール大きく扱ってるんだが、そこが極端というか、一面的すぎてついてゆけない。

心に闇を抱えた少年といじめられっ子の少年がいて、ならば嫌な事件が起こるって解るから、観るのがしんどいばかり。アフリカの方も同様で、作為ありき、予め決められた方向性が観客を窮屈にさせる。設定や人物が正論を語る為の道具としか見えずゲンナリしちゃった。


☆Salt of リブート
『猿の惑星:創世記』(2011/米)

『猿の惑星』(1作目)が子供心にショッキングだった自分にすれば、これはしょっぱい。やはりオリジナルは戦中体験や60年代の時代背景が色濃く影響してるだけに、今どきの監督が今どきの観客に向けて作ると話がしょぼくなる。バイオレンスもエロスもない。せめてジェームズ・フランコが腰蓑一丁だったら…それでもチャールトン・ヘストンのインパクトには敵わないが。

旧作と切り離してみれば、むしろ「マッドサイエンティストとフランケンシュタイン」なのかとも思うけど、どうもドラマに一本筋が通ってないし、ヒトがバカすぎ弱すぎなんでどっちにしろ無理がある。


☆Salt of 大風呂敷
『カウボーイ&エイリアン』(2011/米)

ネタだけ聞くと荒唐無稽でバカらしくてイイ!と思ったが、興行はコケたらしく、観てみるとさもありなん。ジェームズ・ボンド&インディ・ジョーンズVSエイリアンといっても異種格闘技の妙味はなく、酷く退屈。ポール・ダノが面倒な役で出てたので、これが唯一面白い見せ場かなと期待したら、すぐ退場。

カウボーイが悪いのか、エイリアンが悪いのか…結局エイリアンさえなければ正統派西部劇なのに…もしかして、製作側は西部劇作りたいけどそれは鬼門ということで、エイリアン付きなら目新いはずと踏んだのかもしれんが。


☆Salt of 群像劇
『コンテイジョン』(2011/米)

やたらオールスターキャストで裏『オーシャンズ~』みたいなのが、ソダーバーグらしいっちゃあらしい。感染者、防疫担当者、研究者、無責任な扇動者などそれぞれのシーンを時間軸でサクサク切り分ける。グィネスのグロシーンが悪趣味だよ。淡々とした映画だけど、その割には音楽がベタに恐怖を煽ろうとして聞こえる。ドキュメントタッチというよりむしろ、単に豪華な再現ドラマみたい。


☆Salt of 完結編
『ダークナイト ライジング』(2012/米)

アメコミ世界をより現実的に置き換えると、“ブルース・ウェインが如何に痛い人か”を追求した意味で、『ダークナイト』は面白かった。ただそれもツッコミ役ジョーカーが大変ふるっていたからだよね、と再確認する完結編。舞台設定をリアルにすればするほど穴が見えてしまう。もはやゴッサム・シティじゃないし、あれキャットウーマンじゃないし。
やっぱ、わかってるようでわかってないなあノーラン。


☆Salt of 原作脚色
エリック・ロス@『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(2011/米)

原作を先に読んだ上で観ると、確かにこれは…何度も、え?え?ええ?!と目を疑ったよ…。(これに限らず)原作をどう解釈・咀嚼するかは自由として、何もその中の一番つまらない解釈で映画化するこたぁないだろと。ものすごく陳腐でありえないほど陳腐じゃん。

それがまた、悲劇を語る表現についてこの1年間感じた陳腐さと同質なもんだから、尚更がっくり。原作のエピソードを削ったり、新たに加えたりするのは別に問題じゃない。おかげで『エブリシング・イズ・イルミネイテッド』映画化の『僕の大事なコレクション』は、もう1つの傑作となった訳だし。

脚本のエリック・ロスといえば『ベンジャミン・バトン~』で『フォレスト・ガンプ』の二番煎じをやった人。あれも非常に勿体なかったし、今回のがっくり具合も同じ構造によるものだと思う。エリック・ロスめ!

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昨年も劇場で観逃した映画が多くて後悔先に立たず。それにしても、『マペッツ』も『アルゴ』もこちらでは上映されてないという…例年以上に地方格差に泣かされた年でもありました。もう「全国順次公開」なんて言葉は信じないっ。

さて、今年の新作で一番観たいのは、ウェス・アンダーソンの『ムーンライズ・キングダム』です。どうか盛岡でも上映されますように!
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by tototitta | 2013-01-13 00:57 | 映画 | ▲ TOP
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