DVDのハードディスクが満杯になって、消去したり整理したりとお忙しい夜をお過ごしの皆様、こんばんは(って、家だけか)。
では早速。
【グループD】ポルトガル 2-1 メキシコ
【グループD】イラン 1-1 アンゴラ
匂い立つような
漢気(おとこぎ)が交錯したグループD。
表裏とも、目を離せない試合展開・・・。
NHK地上波でメキシコを、FIFAオフィシャルサイトのWEB速報でイランを、
・・・という
ホルヘ・カンポス並のマルチポジションで観戦。
疲れたけれど、一人少ない中でも攻め続けたメヒコの選手に比べりゃ屁でもないさ!
イラン対アンゴラの試合速報掲示。
同点のまま
「・・・<試合終了>・・・」の文字が出た時は、もう涙。
試合を見て泣いたのは、この大会二度目だ。
メキシコはボロボロになりながらの決勝T進出だけど、そんな姿もまたメヒコの漢にゃ、似合うぜ。
試合。
・・・恐るべし
黒魔術。
前節にアンゴラの吸血ゾンビに咬まれたメヒコの選手たちは、今日もそれを引きずるかの様の出来だった。
これまで、
グループリーグの向こうにある「自由な世界」へ、仲間たちを導こうと奮闘していた怪傑ゾロ=マルケスまでも。
こんなに不出来なマルケスは初めて見た。やる事成す事が、呪われていた。
更に試合の入り方を誤ったのも墓穴だった。
ポルトガルの二軍登場に、メヒコの
「舐めんなよ、欧州人!」という抵抗者魂が疼いたのだろうか。
開始の笛を合図に総員蜂起、突撃、、、しかし狡猾な欧州人に敢えなく掃討され、いきなりの二失点だ。
自由な世界は遠い彼方へ消え行くかに思えた。
だが、ゾロが倒れてもメヒコには
パンチョ・ビジャが居る!
FWフォンセカ・・・かの革命の英雄を思わす、
漢の中の漢。
彼の不屈闘志が革命の狼煙を上げ、呪いが解けずに苦しむ仲間をその義侠心で先導しながら、遂にはグループリーグの向こうの「自由な世界」へ導いた。
『革命万歳!』
それと、希望は消えていても男の誇りを失わず闘ったイラン選手。あんたたちも最高だぜ!
・・・って、試合は見ていないけど。
他に気付いた点。
・メキシコサポ、いわゆる
『老若男女メヒコ合唱団』最高! 日本のサポも日本の曲を歌って欲しいな〜。
・NHKの放送だとシモンは「サブローサ」がデフォルトなの?
・アンゴラの呪術師! マルケスにかけた呪い、ちゃんと解いてから国に帰ってね!
・解説の「メキシコは日本と似ているから、是非・・・云々」っての、もう止そうよ。
何を生きる、何を戦う、何を愛する、、、そういった物が彼らとは全く違うんだから。
・
メヒコ・ラボルペ監督、マフィア。
(記/なるほ堂)