S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
XML | ATOM

skin by なるほ堂
ABOUT CONTACT BLOG LINK
ワールドカップTV桟敷画報 その15
6/30 GERMANY × ARGENTINA
d0031385_18294435.gif

試合終了後のドタバタ劇。
取り押さえられるガビー。
「アルヘンは腐ったミカンなんかじゃねえ!」
中島みゆきの『世情』がBGMに聴こえるようだった。。。

今大会でのアルヘンは他人も羨むいいチームだった。華麗な攻撃ばかりではない、DF陣の身を粉にした奮闘がまた観る者を熱くする。
アボンさん、不運。アジャラさん、天国と地獄。ガビー、最後まで義侠心に燃える。ブルディッソ、ホントにスマヌ
それでも一度どん底を味わったアルヘン国民にとって、今回のチームは誇りだろう。そして、元気で幸せそうなマラドーナを拝める事が何よりの希望なのかも。
イケイケのドイツなんて我々が観たいドイツじゃない。でも強くて尊敬される一歩手前で一言余計なのがドイツらしい、というか・・・。
d0031385_18331413.gif


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

6/30 ITALIA × UKLAINE
d0031385_18304464.gif

ここまで何故か評価されないのが可哀想だったトニが2発。いい働きしてたし、何よりチームは彼を認めてたと思う。報われて良かった。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

7/1 ENGLAND × PORTUGAL
d0031385_18314787.gif

ルー坊、退場す。
その光景をベンチで見ていたベッカムは、他人事とは思えなかっただろう。この国でも歴史は繰り返される。とはいえ特に驚きもしなかったし、今回のW杯でルー坊が出来る事に期待はしていなかった。
大体、骨折から復帰を急がせてまでルー坊にイングランドの命運を背負わせるのに同意できなかった。

試合には不条理がつきものである。
ルー坊が何かを言ってロンをどついたが、そんなに酷いシーンには見えなかった(レッドカードはカルバーニョを踏んだのとロンへの行為の合わせ技に思える)。
ユナイテッドで一緒に過ごしてきた2人。だからこそルー坊にしてみれば「いつもの」ように振舞っただけじゃないかな。ルー坊の悪態ボキャブラリーの中でどれが最上級なのか知らないが、相手がロンなら日常行為、むしろ紳士的な方かもしれない。
笑顔でじゃれてたかと思うと、突然悪魔のような顔で小突いてくる、それがルーニー=ワッザの(普通の)コミュニケーション。笑顔のままだとイングランドの『キャプテン翼』なんだけどね。

で、問題は何でかそこにいたロンなんである。最後にはPKも決めて歓喜に包まれてたが、これではイングランドに帰れないんじゃないか。
これまでも充分ブーイングを受けてたけど、下手すりゃユナイテッド・ファンからもブーイングされるのでは。
ロンが悪いのではない。彼は愛されようと必死だ。何故自分がブーイングされるのか理解できないだろう。
不条理だ。ロンの居る場には何か磁場でも発生するのか。ミステリー・サークル。
それとも彼の含有する塩分が辺りを侵食してしまうのか。スティーヴン・キング。
何かもう、ロンの存在自体が不条理に思えてくる。
ユナイテッドの7番というより、もはやユナイテッドの7不思議。

しかし、イングランドは学ばないな。またしてもフェリポンにやられる。昔と違ってプレミアにはラテン系の選手も多いというのに。
イングランドにはマリーシアがない、とよく言われるが、ギャリーを観れば決してそうではないはずだ(あのいやらしい小技!)。
なのにユナイテッドもCLでベンフィカやポルトに苦戦してきた。ポルトガルは鬼門だ。

以前はポルトガルこそ神経戦や消耗戦に弱いと思ってたが、フェリポンやモウリーニョによって自信を与えられた今はそれが強み。
あの繊細で大人しかった文学少女が、夏休み明けに魔性の女に豹変したのを見るかのようで、ちょっと寂しい。
まるで「けものみち」by松本清張。
ブラジルのワルい男と手を組んだ時から「頂点に立つ為にはどんな女の武器をも使ってみせるわ、もう以前のウブなアタシじゃないのよ」と。
デコが置屋の遣り手婆、フィーゴがかつての売れっ子芸者にすら見えてくる。オランダやイングランドの単純男を踏み台にするくらい、容易い事だろう。オンナは怖いっす(男だってば)。

でもきっとイングランドのファンは、審判や愚か者をなじり、ただ悲しみを早く忘れようとするだけなんだと思う。
ポルトガルと違って、外国人監督を受け入れても自国のスタイルは変わりようがなかったし。頑なに貞節を守るイングランド。
それはそれで、フットボールの母国としての有り様なんだろうね。

リオ姐さん、また泣いちゃった・・・。
どうも私にはリオと中田ヒデのキャラクターが被るのだが。乙女にキャプテンは向いてないのよね。
d0031385_18322831.gif


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

7/1 BRAZIL × FRANCE
d0031385_18341485.gif

ずっとナイキのCM "JOGA BONITO"に違和感を感じている。美しいフットボール、楽しいフットボール・・・ってアナタ、今大会のセレソンのどこが"JOGA BONITO"なんだ!カウンターで効率よく点獲って勝負に徹してるじゃないか(日本戦以外)。契約選手のロナウジーニョもズラタンもルー坊も不発だし。このCMと現実のギャップがイタイ。(我がカントナはいい。だって彼はギミックに徹した俳優だ)
そもそも今どきW杯で美しいフットボールなんて絵空事。偉そうにお題目を振りかざしてると、足元掬われるよ。この日のセレソンのように。

チームへの献身、団結、それは素晴らしい。確かな技術、それも絶対必要充分条件だ。何より誇りと情熱、それに感動する。
でも相手の嫌な所を突く、用意周到に選手を駒として動かす、そんな戦術のチームが技術に勝るチームをこれまで何度も倒してきた。
その現実を踏まえた上で「覚悟」を持って信念を謳うのなら、それでもいい。むしろそれには価値がある。

でもナイキは単に表層的なフットボールしか語ってない。これまでのCMで得たイメージに乗っかって、つい出すぎた感がする。フットボール文化が根付かない米国の企業がフットボールを説教するには早すぎた。たかがCMだけど、どうしてもヤオが透けてしまうんだ。
「フットボールは素晴らしい」なら賛成だが「素晴らしいのがフットボール」と言われると白々しい。同じように「セレソンのフットボールは素晴らしい」と言われるのはいいとして、「素晴らしいのはセレソンのフットボール」と言われると鼻白んでしまう私はセレソン・コンプレックス。

ところでフランス。決勝Tからジダンの憑き物が落ちたような笑顔が印象的だ。この立ち直り、また神のお告げでもあったんだろうか。
今、フットボールを楽しんでいるJOGA BONITOはジダンだけだ(アディダスだけど)。
d0031385_1834519.gif



(記&絵/minaco.)
[PR]
by tototitta | 2006-07-06 18:37 | W杯2006 | ▲ TOP
LINKS
・ Mercedes's Diary
・ おかず横町
・ デジカメのいろいろ
・ 今さらながらの○○修行
・ 春巻雑記帳
・ 塔とゆりかご

映画
・ NAWOWOW
  NAWOKO KAWAMURA'S PORTFOLIO

 Football
 ・ CALCIO馬鹿のたわ言。
 ・ 【別館】Black Swan of Ukraine
 ・ ファーポコ
 ・ A.C.MILANを斜め読み

 鹿島アントラーズ
 ・ オフィシャルサイト
 ・ Red-Deer's Diary
 ・ My Soccer Diary
 ・ やわらかな風に包まれて
 ・ はいっ、おばさんは遠隔地鹿島サポです!

 レノヴェンスオガサFC
 ・ オフィシャルサイト


OTHER ROOMS
WEBSITE SPIN-OFF

・ ABOUT US
・ CONTACT