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イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
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by tototitta
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増田誓志、背番号8。
(記/なるほ堂)
[U-21中国 0-2U-21日本]

満男以外の選手が日本代表の「背番号8」をまとう事への、漠然とした寂寥の日々。
しかし、そんな満男ファンを慰めるかの様に、増田誓志が「背番号8」を。
・・・例え下の世代とはいえ、嬉しい。もう大丈夫、気持ちは晴れた。
僕が見続けてきた「8番」の物語は終わらないんだ。

どういう経緯で誓志がこの背番号になったのかは判らない。
でも、どうか彼にはこの背番号にこだわって欲しい。
誓志になら委ねられる。それくらい素晴らしい出来だった。
周りのレベルは兎も角、鹿の中盤の底で身に付けたその強さと上手さは群を抜いていたと思う。

そんな誓志を敢えて前線に置いた反町監督の手腕は見事。
ただ、まだ始まったばかりの反町ジャパン、上々の船出にも即断は出来ない。
今日見た限りでは、個人的にはジーコ以前の「せわしないサッカー」に回帰する気がして正直ウンザリな思いもあるが、それのみではないことを期待したい。


気になった選手、本田圭佑。
左利きの司令塔型の彼が、守備に気を使わねばならぬ3-5-2の左翼を担わされた中で、よく健闘したと思う。
以前、似たような選手が某フランス人監督にそこへコンバートされ、結局能力的(精神的?)にフィット出来なかった事があったが、賢明に左サイドを駆け抜ける本田に、その二の舞の影は無い。
身体の強さもあるが、彼にはかつての天才レフティには無かった「精神的な逞しさ」を感じる。

ただ正直、彼ほどの左足を持っていてもサイドに配される、そしてそれを本人も受け入れざるを得ない、、、それほどに現代サッカーが変容している事を改めて思い知る。
「世界に勝つ為」という命題においては、監督の考えが正しい事は重々承知。いかに本田とて、トップ下で安穏としていては延びしろは無い。

でも、カントナやトッティの様な
「生まれながらの王様」
を求む僕には、昨今の「マルチポジション」的育成アプローチは面白みが欠けて映る。
塩選手を量産する安直なスペシャリスト養成も困りものだが、消極的なコンバートもまた「本物」の育成を妨げてしまうのではないか?
例えそれでプレーの幅が広がっても、それでは所詮システムの一部でしかない。
個人の自己判断力に基づいた臨機応変の能力は、それで身に付くのだろうか?

いずれにせよ、
昨今のサッカー界にある「選手はチームの一部」って思想は、どうにも好きになれない。僕の考えが時代遅れなのだろうけれど。
半端な王様はいらないが、とはいえ「11分の1」で収まるような男には魅力を感じないのだ。
by tototitta | 2006-08-08 18:12 | サッカー全般 | ▲ TOP
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