[鹿 2-1 緑]
六日のこのブログでCLのミラン対PSV戦(カカ対パク☆チー)を評して「超えられない壁」という拙文を書いたけど、今日もそれと同じ思いを覚えた。
フルタイムをファイトし続けたパク☆チーを讃える一方、その一瞬の“時”を待ち続けたカカのプレーに、王国と他国との「超えられない壁」を感じた、と書いたのだけど、今日の満王のプレーも、いかにも王国直系の超一流選手こそが為せる技。無論、そこにパスを出した師匠も。(解説の野々村さん、グッジョブ)
さあ、これで中断まであと一試合!
にしても今期は師匠、深井、野沢、フェル、峰太郎、コロ助、石川ドラゴン・・・。活躍すれば病院送りという悪循環は、何なんでしょうね。
そういえば今期のバルセロナやマンチェスターUTDもケガ人だらけでした。 これってもしや、ココロザシの高いサッカーを目指す者たちに神様が与えた試練かも・・・まるで昔、太陽目指して飛んだギリシャのイカロスが、その鑞で固めた羽根を太陽熱で溶かされ墜落死したという伝説みたいな。
でも、ハナから接触や削られるリスクを負わずに闘いを避けるサッカー、ただ効率的にスペースを突くサッカーなんぞが幅をきかせ、そういうチームがタイトルをとってしまう現実、しかもそういうサッカーが優れているモノとして認知されている現実なんて・・・ウンザリ。
だからこそ鹿島が勝ち続けてくれることを祈る。
例え神様が味方をしなくても・・・そう、
勇気一つを友にして。
良かった鹿選手
満王/キング。
悪かった鹿選手
蟻/彼を見る度に『蟻よ、さらば』という昔のドラマタイトルを思い出してしまうのは何故?
(絵/minaco・記/なるほ堂)