(記&絵/minaco.)
<CL #2 / UTD × AS ROMA 1-0>
「今季は大所帯を作るざんす」と宣言してたファーギーだが、またしても怪我人続出。どこのビッグクラブも、選手が多ればその分怪我人も比例する、という悩みを抱えてる。
じゃあ下から若手を起用できればいいけれど、先日のカーリングカップ敗退でピケやバーズ、マーティンらの肩身は狭い。うう、不吉な勘違いをしてたワタシの肩身も狭い。やっぱしローンレンジャーになるのかバーズよ・・・。
という訳でGKは宿直…じゃなくてクスチャク、右サイドにおシェイです。まあ前回おシェイはマンチーニを抑えたんだから大丈夫でしょう、と思ってみるが、スピードには何度も押し込められてしまった。
やはりメンツを見るとローマは強いはずだ。トッティを乗せた玉座を担ぐローマの僕たちは、皆手強い。しかし
ドニがゴールマウスに立つ限り、ウチに勝機はかなりある!と思ってたのに、えー何でドニじゃないのさ。もしかしてトラウマで出場拒否?
昨季の過ちを繰り返すまじ、と誓ったであろうローマだが、それでも
何となーくユナイテッドは負ける気がしなかった。数字的に前半はほぼ互角だったとはいえ、ローマの攻撃はなーんかユルい。
同じく、CKでマークすべきはリオじゃなくてヴィダ、とやっと気付いたメクセスが、新たに冷静で心強いフアンというパートナーを得てもなーんかちぐはぐ。ジュリとシシーニョもまだ噛みあってない様子だ。一方ウチのレジェンダリーCBコンビ、リオ&ヴィダは鉄壁だし、サハもルーたんを生かす為つぶれ役&スペース作り役となって頑張ってくれる。
後半、アクィラーニが負傷交代してローマが引き気味になり、スコールズが自由に捌き出すと、流れは一気にユナイテッドに。ロンのイカしたヒールがオフサイドになっても、ゴールの匂いがプンプンしてくるのが解る。
増殖したターバン軍団のカレーの匂いではない。
結局、ゴールを決めたのは待ちに待ったルーたんであった。
何となーく、な流れと根拠のない自信が、相応しい時に相応しいゴールを生んだ。
同じ1‐0でもこれまでとは違う、満足な1‐0である。
ローマの荒井注ことピサロが投入されても、放り込み要員ブチニッチが投入されても、また
何となーく安心して観られる展開。途中から出たのにギグスが何食わぬ顔でキャプテンバンドを巻いている。
鋭角エルボーで額を割られたロン(←流血ムーブはスミシーの持ちムーブでしょうが)が退いても、交代枠を使い切ったユナイテッドはそのまま10人で乗り切る。それでも全然平気、追いつかれる気などしないんであった。
ローマとユナイテッドの差が何なのか、解らない。ホームだから当然、と言ってしまえばそれまでか。
ローマの美学=トッティの美学。
ローマはセリエ前節でインテルにもあっさり逆転負けしてしまったのを観た。ひとつの型がはまれば美しい試合をするのに、それ以外の手がないのかもしれない(ちょっと、以前のアーセナルみたいでもある)。
それにしても何故、トッティが今年のバロンドール候補に挙がらないのか。選ばれてもいいはずだと思うよ。
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~きょうのビックリ~
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サンダーランドがベックスにローンでのオファー、との噂が。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
・どんだけ似てるのよ ↓満男と黒満男