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イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
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『プラネット・テラー 』には泣いた(マジで)
(記&絵/minaco.)
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先日、ロバート・ロドリゲス監督の『シャーク・ボーイ&マグマ・ガール』('05)をビデオで観ながら、なるほ堂がうるうると泣いていた。
こんな少年少女向け3‐D映画(ビデオなので飛び出さないけど)で泣くか?!と、お思いの皆さん。
泣きはしませんでしたが、(既に2回観た)ワタシにも充分心に響くものがありました。「夢を見るのは自分だけの為じゃない」とか「誰にでも存在価値がある」とか、「家族を大切に」とか、子供達への大事なメッセージが伝わってくるのです。それも上から目線ではなく、本当に10歳以下のくそガキと同化してるのがスバラシイ(ガキには下ネタが一番でショ)。
ワタシがもし親なら、絶対子供にはディズニーなんかじゃなくてロドリゲス映画を観せるもんね!と固く誓うのでありました。


そして、ようやくコチラでも公開された『プラネット・テラー in グラインドハウス』
お友達だし、似た者同士として一括りに扱われるロドリゲスとタランティーノですが、両者は全く違います。
個人的にタランティーノ映画は唸るけど、ロドリゲス映画は、泣く。
今回の映画は『グラインドハウス』、つまり場末の劇場で上映されるエロ&グロ&ナンセンスな低俗映画を現代に再現したもの。タランティーノの『デス・プルーフ』はそれでも「おサレ」感が漂うけれど、ロドリゲスのはジョン・カーペンターさながら、ゾンビに血みどろの地獄絵巻である。女の子が1人で観に行くもんじゃない。いや、1人で観に行きましたけどワタシは(しかも初日)。

笑いのツボを押されながら、そのゾンビ・バトルを愉しんだワタシですが、結局のところ、最後の方は胸が詰まって泣けてきました。
真面目な話、何てイイ話なんだろうと心打たれてしまったのですよ。

ゾンビに片脚奪われたチェリー・ダーリン(ローズ・マッゴーワン)に、そこにあった机の脚をブチ折って渡すエル・レイ(フレディ・ロドリゲス)。この男、脚のない彼女に容赦なく「立て」と言うんですよ。でもって「オマエは強いままでいろ」とか、いちいち言う事が全部カッコ良すぎる。
このカップルの”Two against the world”※な闘いは、何てロマンティックなんだろう。何てイカす男だろうエル・レイ!
('36年作ボギー主演の同名映画がありました)

片脚にマシンガンを装着したチェリー。ゾンビ共を一掃して、わざわざサングラスを掛けて決めポーズするか!2丁拳銃を親指に掛けクルクル回すエル・レイ。アンタそれ回しすぎ!
──などと突っ込みながら笑ったけど、エル・レイがポケット・バイクに跨り疾走するのはギャグじゃない。ポケバイだって愛のためなら誰より速く走れるのだ。だって伝説の…(ここでフィルム消失)。

それにしても名前からしてグラマラスでビッチなローズ・マッゴーワン。この人もスバラシイ「腐りかけ肉」である。映画では「エヴァ・ガードナーに似てる」なんて言われてたけど、ワタシには時々ベティ・デイビスに見えた。
その他錚々たるメンツがみんな面白すぎるし、相変わらずネタは細かいし、何よりロドリゲス映画には欠かせない「微妙に可愛くないガキ」がいるのが嬉しかった(最後のオマケシーンも見逃すなかれ)。

今にして思えば『シン・シティ』は素晴らしかったけど、ロドリゲス映画というより、やはり原作者フランク・ミラーの映画だった。ガキが出てこないし、ラテン色もいつもより薄い。
でもこの『プラネット・テラー』は、正しくロドリゲスにしか撮れない映画。
結局最後は「信頼」「家族愛」「メヒコ魂」「無駄な才能」の大切さという、いつものテーマが心に響く。そして、泣く。
ファミリー向け映画だろうが、ゾンビ映画だろうが、キモは一緒なんである。ほんとイイ事言うなあ。これが惚れずにいられようか。ついてゆきますとも!

ロドリゲス映画を観た後はいつも、勇気を胸に少しだけ強くなった気持ちになる。健さんの仁侠映画を観た後、肩で風切る昭和の男みたいに。
真面目な話、真っ当に人生において大事な事を伝える映画だと思う。こんな映画で涙するのは我が家だけかもしれないが。
やはり、親なら絶対ロドリゲス映画を子供に観せるべきだ。但し、さすがに今回は15歳以上に限る。


~付記~

ところで東京ではどうだったか知りませんが、コチラでも『MACHETE』 の予告編は付いてきた(ビバ!トレホ兄貴!)。
コレも本当に製作中との事ですが、合言葉は「メヒコ人をなめるなよ」ですよ。ああ絶対燃える!
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by tototitta | 2007-11-20 20:12 | 映画 | ▲ TOP
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