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イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
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浦和×ミラン、セルジオ口調で
(記/なるほ堂)


注/以下、本エントリーは皆様同様に、浦和がここまで勝ち上がりました健闘を称えつつも、しかしいつもの「同じ事を書くのも……」という生来のネタ師(?)の性分が災いして、敢えて「セルジオ風」にて「ツッコミ目線」より記したものです。当方の配慮が至らぬ故に、氏同様(?)の不遜な印象を与え兼ねない内容ですが、どうか単なるドリフの「もしもシリーズ」のセルジオ版とお読み頂ければ、と──。
なお、最後は長さんの顔で「だめだこりゃ」とご斉唱下されば幸いです。【12/15/10:00】


<CWC/浦和×ミラン>

別に誰かから口調バトンが回ってきた訳ではなく、単にこういう試合を書く時は「セルジオ口調」が便利なので、使うことにしたね。

「何か射ってるんじゃない?」
そう思うくらい、ミ「ラ↑」ン選手の反応速度が半端じゃなかったね。殊にアンブロジーニ選手には、驚いたよ。勿論忘れちゃいけないのは、これが彼らにとっては当たり前の「本番スピード」であって、またウ「ラ↑」ワの選手たちとの「比較」がそう見せたのだという事。

ミランの選手個々の戦闘能力が、浦和とかけ離れていた事は認めなくいちゃいけない。カカは決して「何処にでもいる選手」じゃないからね。だけど気になったのは、浦和の「引き過ぎの守備」ではなく「引き過ぎの腰」

アジア王者は終止、腰が引けていたね。何よりもピッポが全然オフサイドにならないのが、それを表していたんじゃないかな。「アジア王者対欧州王者」の戦いのはずが、正直一番見応えがあったのは「ジダ対ガットゥーゾ」。浦和に本当に勝とうという気持ち……無かったとは言わないけれど、残念ながら僕の目には見えなかったね。ミラン選手がボールを持つ間、懸命にブーイングを送るサポーターが、あんまり長時間持たれてるもんだから最後には疲れちゃってたのが可哀想だったよ。

あの戦い様が勝利を得る為の「作戦」として皆が理解できるならば、僕も認めるよ。
でも思い出して欲しい、失点の場面。あの横浜FC戦と同じサイドを、同じ守備選手が、同じ崩され方で喫した失点じゃ無かったかな。攻撃も然り、「どうやってワーシントンに預けるか」以外に何があったのだろう。ただただ同じ戦い方、負け方を繰り返しただけではないか。まさか、オジェックは横浜FCよりもミランが弱いとでも思っていたのかな? 僕には何のリスクマネージメントもなく、ただ刀を抜かないまま90分を終えた様に見えたよ。

勿論、改めて言うけどミランは強かった。
でも、「ならば」という闘い方が浦和に見られなかった事こそ、残念でならなんだ。
決して精神論を言っているんじゃない。選手はよく頑張ったと思う。「戦ってない」んじゃなくて、「戦えない」のが本当の所だろうね。この場に見合う様な「技術」や「発想」の無い選手、
自分で絵を描けない選手、その限界を見た気がしたね。

何よりこの戦いぶりが「日本サッカーの現状」と思われる事が辛いよ。
「日本のサッカーを見せられた」(オジェック)
勘弁して欲しいね。

勿論、この場に辿り着いた事は認めるよ。立派だ。だけど少なくとも現在の、J2愛媛にも通用しなかった頃と変わってない浦和が「日本のサッカー」と世界に思われたら、僕は溜ったもんじゃないよ。比べるもんじゃないだろうけど、正直愛媛や甲府、横浜FC辺りの方が、同じく敗れたとしても「日本のサッカー」を見せられたんじゃないかな。

メディアの雰囲気やアンチェロッティ監督のお世辞に騙されてちゃいけない。
日本人は「何かを学んだ」とか口では言うけど、「じゃあどうするの?」という答えを、そう言う彼らが持っている様には思えないね。
戦術や走力以前に、ちゃんとボールを持てない選手は世界じゃ通用しない。例え戦う気持ちがあったとしても、自分で考える頭が無いと何も出来ないまま終わってしまう。そういう事だったんじゃないかな?

という事で、ちゃんとサッカーしなさい。
by tototitta | 2007-12-14 16:33 | サッカー全般 | ▲ TOP
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