人気ブログランキング | 話題のタグを見る
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
XML | ATOM

skin by なるほ堂

by tototitta
ABOUT CONTACT BLOG LINK
ストライカーはベンチでは死ねない。
(記/なるほ堂)

ストライカーは、いつもゴールを見ている。
後方からチーム全体を見る視点ではなく。
──それは自然な事。

この鹿の街で育ち、老若男女全ての人たちに愛されたガンマン。
だが、バーの椅子で銃を磨き、若者たちに決闘の所作を手ほどきし乍ら、
街の平和を見守る日々では、彼の心が満たされる事は無いだろう。
そんな気はしていた。

「13」という死神のナンバーを背中に負った男。
平穏は、むしろ背負う物が多すぎる。

ストライカー=ガンマンの身体の中には、
常に「次の獲物」を求める血が流れているのだ。
それを求め、彷徨(さすら)う時が来たのかい? ヤナギ。


田代の代表入りがきっかけだろうか。
明確に「追い越された」という気持ち。
今ベンチに居ては、再びそこに立つ事は叶わぬとの思い。

カズとのミーティングがきっかけだろうか。(実際あったか知らないが)
あれこそがストライカーの生き方と、感じる物があっただろうか?

本当の彼の心の中を探る事は出来ない。
ただ、「代表>鹿」ではなく、「ゴール>鹿」なのだろうと思いたい。
よしんば、「ゴール>鹿のアジア制覇」でも構わない。
ヤナギはストライカーだもんね。

今の気持ち、僕は許す。
もしそうなったとしても、「シェーン、カムバック!」なんて、言わない。
街を去るタイミングとしては、新しい街で居場所を求めるにも今しかなかったのだろう。
鹿が替わりのガンマンを捜すにも、決意が固まっているならば早いに越した事は無い。

ヤナギが前を向いて出した答えならば、僕も前を向こう。
ルートの時の様に、全てが上手く行く場合も在る。
若い力で鹿が優勝し、ヤナギがもう一度代表のエースストライカーに返り咲く。
──それならば、それでよし。

ストライカーはベンチでは死なず、ただ消え去るのみ。
(気が早いかもしれないけれど、心の準備だけは……)
by tototitta | 2007-12-21 17:13 | 鹿島アントラーズ | ▲ TOP
LINKS
・ Mercedes's Diary
・ おかず横町
・ デジカメのいろいろ
・ 今さらながらの○○修行
・ 春巻雑記帳
・ 塔とゆりかご

映画
・ NAWOWOW
  NAWOKO KAWAMURA'S PORTFOLIO

 Football
 ・ CALCIO馬鹿のたわ言。
 ・ 【別館】Black Swan of Ukraine
 ・ ファーポコ
 ・ A.C.MILANを斜め読み

 鹿島アントラーズ
 ・ オフィシャルサイト
 ・ Red-Deer's Diary
 ・ My Soccer Diary
 ・ やわらかな風に包まれて
 ・ はいっ、おばさんは遠隔地鹿島サポです!

 レノヴェンスオガサFC
 ・ オフィシャルサイト


OTHER ROOMS
WEBSITE SPIN-OFF

・ ABOUT US
・ CONTACT