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イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
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2010年 10月 14日 ( 1 )
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続・小◯ 桜山問題、その後の進展
(記/なるほ堂)

先ずは、今回の事業計画案に至った経緯を整理。

元々、盛岡市に存在していた複数の思惑──

  • 盛岡の「歴史を活かした街づくり」を推進したい市民団体
  • 盛岡への「観光客誘致」を促進したい市商工会議所
  • 市中心部の「空洞化対策」に、城址を「町づくりの拠点」としたい都市整備部
  • 借地契約がやがて切れる前に「桜山商店街の今後の在り方」を決めたい市担当課
  • 盛岡の「全国的注目度」を上げ、同時に「観光機能の向上」に意欲的な市長

などなど、それら複雑に絡み合う思惑を、文化庁から「史跡整備の為の予算」が舞い込んだのを好機として、拙速に役所がパッチワークしたら、

「現在の桜山商店街を新規改装し、盛岡城址の文化的価値の向上(勘定所の復元)及び、観光機能の向上(土産販売所、団体客対応の大型飲食施設の建設)を図る」

という事業計画案に至ったと。

で、所詮パッチワークだから、ある部分は各々の目的に合致し乍らも、しかし──

  • 歴史を活かす為に、歴史を壊す
  • 観光機能向上の為に、既存の観光資産を壊す

といった、「あからさまな矛盾」を抱えた、お些末な事業計画案に。

そういった経緯。



昨日の説明会(その模様はコチラを参照)では、市計画の杜撰さ(今計画遂行に拠る誘客効果、費用対効果の試算を全く行っていない事実が判明)や、桜山商店街側の意志(計画の白紙撤回及び、商店街の維持存続の要求)が明確になった。そこで、市井の一支持者としても「チータン食ってる場合じゃねえ(AA略)」という事で、以下、今後の商店街存続に向けて思った所を。

先ずは、皆も言うように「声明文」

今このような「桜山問題」が起きている現実、またそれに対する反対の声が沸き上がっている事実を、より広く市民に周知する為にも、「連名」を添えた声明文を広報しては如何かと。例えば、
戦後60年に渡って盛岡市民が育み、
また育まれてきた『桜山商店街』。
私たちは、その大切な価値を損なうような
現在の盛岡市の『観光開発計画』に反対します。
といったような。併せて、

  • 桜山商店街の新規改装は、その文化的、観光資源的価値に、大きなマイナスです
  • 観光機能向上の為の施設整備は、既存の建物も含めて周辺地域で賄えます
  • 殆ど資料の無い史跡を復元しても、盛岡城址の文化的価値の向上は見込めません

というメッセージも。

また、これまで市の諮問に参加する等、現在の「お城を中心にした街づくり」推進の一翼を担ってきた方々は、それら行為が意に反して、今回の商店街撤去計画の「大義」に利用されている事は理解されている筈。城跡保存管理計画策定委員会の方々なども、この事態に当惑しているとの話も聞くが、ならばその方々には是非とも「反対声明」に名を連ね、態度を明確にして欲しいところ。市側の一味として看做されぬ為にも。

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続いて、「桜山商店街の文化的価値」のアピール。

昨日の説明会に於ける反対派の猛抗議によって、「市構想はトーンダウン」と報じられている。だが、それは勘定所建設といった現計画案がトーンダウンしたに過ぎない。商店街の新規改装という方向性は、まだ堅持されたままだ。

よって、もっと多くの市民に「桜山商店街の文化的価値」を認識してもらう為に、斯様な文化に造詣の深い方々に寄稿を募り、発信していただく事も重要かと。言わば、お墨付きの付与。

中でも、この盛岡を舞台に「古いもの」を守る事の大切さを描いた『どんど晴れ』の脚本家さんに、今その様な「古いもの」を破壊して、再現とは名ばかりの、「新しい観光地づくり」を目指している盛岡市政を、どう思ってるのかご意見を給わりたいところ。

但し、過去の多くの市民運動、自然保護運動などが示すように、「貴重、大切」といった文化的な「抽象概念」は、本質的には非常に大切な事ではあるが、しかしそれを以て行政に対抗するのは難しい事も期しておくべきかと。

また、あくまでも文化人に助力を仰ぐのは、市民の理解を呼び込み、この反対運動に好意的な関心を呼び込むのが目的。誤ってオピニオンの先導を部外者に委ね、結果「市民不在の空中戦」の様相ともなれば、現実には今、市民の多くを占めるであろう

「このような騒動自体を嫌う人たち」

の嫌悪を招くだけで、そのような失敗事例は過去に枚挙の暇がない事も付記しておく。

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そして、「覚悟」

市役所は過去の市民アンケートの結果をメディアにリリースし、あたかも現商店街の撤去に「民意の後ろ盾」が存在するかの様にうそぶいている。

この問題に対する民意と看做すには、あまりにアンケートの実施が時期外れであるに加えて、新規改装(撤去)支持派の各論が不明瞭で、結果、現状維持を上回る具体的プランなど何処にも存在しないにも関わらず。

しかし、市民アンケートというのは、今後の桜山商店街の在り方を考える際に、避けては通れない道と考える。この問題を広く市民に関わるものとして、彼らの賛同を求めるならば、やはり「最終判断は市民の意志に委ねる」という覚悟を、敢えてこちらから示す必要があるのではないか。

勿論、安易なアンケートでは、「市民の様々なご意見を承った上で検討の結果、この様なプランに決めました」的に、市が後出しで好き勝手に事を為そうとするのは明白。更にヘンテコリンな箱モノを建てようとする危惧も。

依て、その様な蛮行を防ぐ為にも、市民の判断を仰ぐ際は、

  • 事前に市が一本化した「新規改装プラン」
  • 桜山商店街が提出する具体的な「現状維持プラン」

『二者択一の住民投票』とするよう、予め確約をとっておくというのは如何だろうか。その折は、盛岡市民は正しい判断をすると信じ、敢えて申し上げたい。

──以上、僭越乍ら。

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最後に、個人的な思いを。

亡き兄は生前、白龍のじゃじゃ麺をこよなく愛した。その魂は普段は九州の妻子と共にあるが、しかし時折はこの盛岡、桜山商店街に赴いているはずと感じている。子供の頃、学生時代、そして帰省の折、いつも足を運んでいた桜山商店街であるから。

桜山商店街は、そういう場所です。
あなたの街にもあるかもしれない、あったかもしれない場所。

そんな盛岡人の魂の故郷が、いつまでも故郷であり続けますよう、どうか皆様の御理解、ご助力をよろしくお願いします。
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by tototitta | 2010-10-14 15:05 | 日々日常 | Comments(0) | ▲ TOP
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