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イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
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カテゴリ:サッカー全般( 57 )
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この先自分は、日本代表にどの位の思いを傾けられるだろう
(記/なるほ堂)

オーストラリア相手に為す術なくとも、ホームにてバーレーン相手に幸運に拠る1点しか取れなくとも、あと残り3試合で一勝すればW杯への出場が決まってしまう日本代表チーム。彼らへ傾く、この何とも言えぬ複雑な思い──判っている、選手のせいでは無い。監督のせいでもない。決して低くもないがしかし「それなりの山」を登る者に、エベレスト登頂の情熱やドラマを求めるのは間違いだろう。逆の意味で難しい心境の中、結果を残した彼らを素直に讃えねば──。

されど、我の鹿者としての思いはこちらへと飛ぶ。
『代表チームよりもJリーグ』海老沢 泰久

昨夜、機を見て敏たるべき場面、他を飛び越えて誰よりも速くゴール前に迫ったのは内田であった。若干21歳の、故障を抱えた身でありながら(中澤の背後の好フォローも忘れてはならないが)。その姿に鹿者として誇りを覚えると共に、やはりこの代表チームに隠せぬ、物足りなさ。

いや──人それぞれではあるが──彼らを「代表チーム」と看做す事を、僕のひねた心は未だ納得し得ないでいる。かのオシム時代、サッカー日本代表は五輪代表も併せて「日本を代表する11人」ではなく、身の丈志向の監督の要求に合わせて「選抜された11人」の様に映った。それは世界的な風潮でもあり、一概にその様な人選、彼ら選手たちの能力を否定するつもりはないが、しかしそれではピッチに表出するサッカーは「監督の脳内に収まるサッカー」でしかない、そこに夢や憧れなど持てない……僕個人にはそう思えた(加えて、それが真に日本サッカーの身の丈なのかという疑問も併せて)。

その当時に比べれば、現在の人選はある程度理解し得る物にはなった。身の丈に合わせたのに結果を残せない──そんなかつての身蓋無き思いも、少なくともこのW杯予選に於いて抱えずに済むだろう(内容は兎も角)。されど、未だに過去に縛られたかの様に、ピッチを支配するのは監督。そして相変わらず、己の判断でそれを越える事が出来ない選手の姿──。

試合終了間際。勝負の怖さを察知し、何とか1対0で試合を終わらせようと周囲に注意を喚起しながら、決して強くない身体を自ら張ってボールキープする中村俊輔の姿にも──その心意気に嘗ての代表の面影が浮かび、心打たれる物は確かにあれど──されど、その山が決して高くない山である事を思えば、やはりそこには寂しさを禁じ得ない。

身の丈、身の程を越えた「夢」や「野心」が日本を牽引する、いずれ何処かで鼻柱を折られる事があっても……そんな姿にはもう二度と巡り会えないのだろうか。今思うに、ジョホールバルを経て黄金世代の成長に僕らが伴走していた季節──あれは「日本サッカーの青春」だった。

誰も青春を越える事は出来ない。初恋に破れた苦い記憶も美しく。それぞ、青春の輝き。だけど日本サッカーは「大人」になった。心に棘の様に青春が刺さったままの、僕らを残して。



Every Sha-la-la-la every Wo-o-wo-o still shines
あのカズダンス、ドイツ行きを決めた満男のゴール
──今も心に輝く
It's yesterday once more

こちらもお勧め↓
【ニコニコ動画】内山田洋とクールファイブ『イエスタディワンスモア』




<付記>

昨日のTV音声から響いた「撃て、撃て」の連呼──時節柄、何処ぞの独裁者かと(コラコラ)。されど、彼ら解説者とて拙ブログ前エントリーにて紹介した、日本サッカーを覆う「見えなくする力」の被害者なのかも知れぬ。かねがね日本サッカー中継に於ける「窮屈さ」は、そこに携わりし各種方面より漏れ聞こえるが、あれだけが今回の放送にて唯一許可された「駄目出しポイント」だったのかもしれない。そこに浮かぶのは戦時中、特高警察の監視下にて国威発揚の絵画楽曲を強いられた、国家権力の前には余りにも無力な人々の姿。テレビを離れればタガが外れるセルジオ氏のコラムも、その反動と思えば納得も行く。

鹿島ブロガーのオピニオンリーダーの一翼を担う『中原の鹿』さんも紹介されていたが、サポーターズミーティングにて、我らが日本最強GM(?)鈴木満氏より以下の発言があった。

審判の問題に関しては、Jリーグなどからメディアを使ってのやりとりは色々な誤解を招くので、できるだけ避けてくれという要請もあります。そういう風に規制をされていて公にできないことがあります。しかし私もそうですが、サポーターの皆様も納得いかない時があると思います。ですので、Jリーグに規制されている以外の部分に関して、公表できることはオフィシャルサイトなどを通じて公表したいと思います。ただ重ねて申し上げますが、規制があることは理解していただきたいと思います。

自由な発言の規制──目を逸らす無かれ、代表不人気への拍車、日本サッカーの副事に過ぎぬサッカーくじへの波及、協会機構の無能さへの追求……それらを避けようと、放送局と結託した彼らが装う「地上の楽園」の見窄らしき姿から。ああ、だからこそ時節柄「撃て、撃て」は許されるのやもしれぬ。

先日有り得ぬPKにて沈んだガンバ大阪も、審判を取り囲んで抗議した事への制裁として罰金百万円が下され、問題の本質であるジャッジに対しては沙汰無しとか。これはパナソニック製品を買って援助せねばとも思ったが、社長からして、

「ルールがある以上は仕方がない。勉強になったと思えば」

とあっさり白旗恭順の態、馬鹿馬鹿しくて止めた。物言えぬ零細下請け町工場とて、国民全体の利益の為に勇気を出して「内部告発者」として立ち上がる時代──されど彼らが「戦わない側」を選ぶならば放っておこう。構う事は無い。我々は「戦わない奴ら」に笑われても、冷たい水の中を震えながら登っていくのだ──如何に規制があっても容易には屈しない気概を示す、勝時に会見拒否する名将と日本最強GM(?)と共に、ファイト。

そして時が満ち、やがてこの「疑問」を皆も共有する時が来たならば、かの「戦わぬ彼ら」へも言葉を手向けよう──例え犬飼の飼犬であっても、鋭牙ある土佐犬「嵐」であれ、と。

ドカベン。
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by tototitta | 2009-03-29 20:01 | サッカー全般 | ▲ TOP
敵に勝つ
(記/なるほ堂)

「見事だな・・・。しかし小僧、自分の力で勝ったのではないぞ。
そのモビルスーツの性能のおかげだという事を忘れるな!」
(ランバ・ラル)
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勝 自分に勝つ 敵に勝つ──彼らに満男が号令した言葉。相変わらずのその書き文字のとぼけ塩梅は兎も角、流石はジーコ魂、齋藤先生のじょっぱり魂、そして江戸時代に最も百姓一揆が多かった南部藩領民の「抵抗者」の遺伝子、それらを継ぐ者である。さすればその大会の頂点に、終止に渡り「勝つ事」を第一とした広島皆実が立ったのは必然であろう。その意を知る、鹿所縁の鹿島学園、鹿児島城西の活躍と共に。

常在戦場。対戦相手は己より歓喜を略奪する敵なのだ。昨今の、強敵の読みを「とも」へと、敗北を「良き経験」へと置き換える風潮は、人間の原初の欲望を歪曲する所行だ。むしろ試合とは「死合」である。例え世が平和でも、いざ「競いの場」となれば別話。敵を敵として見据え、己を律してその敵に勝り、勝たねば成らぬ……そう、奴らを血の海へ。お昼時に何気なくラーメン屋の暖簾を潜っても、その折既に我々は「ラーメン戦争」に巻き込まれている。鬼気迫る調理場に、いかに「ラーメンは戦いの道具ではないはずだ」と宣うても。また、道すがらの野良猫に「可愛いね〜」と撫手を差し伸べても、逆襲されて手傷を負う──それが世の現実なのだ。いつだって 生きる事は戦いさ(『家なき子』)。


さて、かつて神はかく語りき「ロナウドが日本にいれば」。当時は我ら仔羊とて、その言葉には身も蓋もなき思いを覚えたもの。だが、いやはや神の隻眼には畏れ入る。その深慮、五臓六腑に染み渡る。今日、それは非現実なお伽噺ではない。大迫勇也。かつての神の言葉は、かの怪物に比較しても差し支え無き才がいずれ日本に……しかも鹿の地に現れるとの予言だったのだ。顔はフンテラール似だが。

連邦のモビルスーツは……もとい、城西の9番は化け物か? 今大会にて幾度、その思いを抱いた事か。決勝に至る途上にて、敗れた敵将がその才に握手を求めたともこぼれ聞く。その心情、感激たるや理解するに余り在る。あの脚こそが日本サッカー界の育成者たちが長年求めていた物だ。

さすれど、未だ彼は最高になりうる「素材」に過ぎない。冒頭のランバ・ラル大尉の言葉は、決勝までの道程に於いて、その戦いにぶりに想起した言葉。決勝には、彼とその仲間たちの所謂「若さ故の過ち」が見て取れた。勝者は広島皆実。三年前、我らが盛岡商の前に8強で涙を飲んだ折は、未だ1年生たちだった彼らが今、容作る歓喜の輪──大迫が連邦のガンダムならば、さしずめ広島の将はシャア・アズナブルであろう。

「戦いとは常に2手3手先を行うものだ」「当たらなければどうということはない」
「モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差では無いという事を教えてやる」

その戦いたるや、実に見事だった。

しかし、思いは大迫勇也から離れない。愚者は優れた才、素材を見れば、すわ海外でと口にする。一足飛びの海外移籍が原石の未来を損なう事を既に歴史が証明しているに関わらず。その点、大迫の選択は正しい。中田の平塚に於ける、朴智星の京都に於ける日々が後を作ったのだ。彼は将来自力で家を建て、家族祖父母と一緒に暮らす夢を持っていると聞く。今はその土台作りの時。甘言に惑わされる事無く、先ず今は鹿の地で大人の戦士としての心を養わねば成らぬ。FWに最も大切なもの、あらゆる天賦に勝るもの、それは足に魂を込めることだ。そしてその魂が、その才の伸び代が鹿の枠を越えたならば、その時は快く相応しい地へと送り出そう。話はそれからだ。

今、我々は鹿の地で君を待つ。「チームが勝たなかったんで意味はない」という君、準優勝メダルを途中から外した君──その美しい姿に言葉を贈ろう、振り向くなよ、振り向くなよ、と。それこそが高校サッカーのテーマ。敗北は心に刻んでも、もう振り返ってはならない。歌おう。

振り向くなよ 振り向くな 振り向くな大迫 
男は涙を見せぬもの
ただ明日へと 明日へと 永遠に──

(途中で曲が変わってしまったが、気にしない気にしない)。

─────────────────────────────

さて、次世代の息吹に関し、もう一題。岩手のサッカーの物語は、いよいよ次のターンが始まる。
師への恩返しとは、その期待に応える立派なプレイヤーに成長する事で終わりではない。師の生き様をなぞり、自身も師となり弟子を育て、師の思いを次に継いでこそ真の恩返しになるという。良いこと言うな、マギー審司。満男もその道を行く。オガサFCがいよいよ始動した。

その新年の初蹴り、子供らを見守る満男、その傍らには師・齋藤先生の姿。更には、目ざとい県内サッカーオタの情報に拠ると、そこにかの某天才中学生が参加していたとか。我らの周囲、俄に騒然である。ワクワクが止まらない。

なお本日、現在彼を擁するSSCヴェローチェ盛岡JYは、全日本ジュニアユースフットサル大会にて準優勝を果たした。【岩手日報

勝つ──その思いは続いて行く。
我ら、それを見守る者たちの思いも、また。
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by tototitta | 2009-01-13 19:44 | サッカー全般 | ▲ TOP
まあEURO
(画/minaco.)

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LIVE STRONG

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by tototitta | 2008-06-12 22:31 | サッカー全般 | ▲ TOP
もうEURO
(画/minaco.)


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LIVE STRONG

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by tototitta | 2008-06-11 22:53 | サッカー全般 | ▲ TOP
サッカー日本代表とか、近況とか。
(記/なるほ堂)


東アジア大会初戦、ドロー。
親善試合なら兎も角、歴とした国際大会。にも関わらず、Jクラブの選手供出への難色を容認するならば、これはそもそも日本サッカー界自身が「全力で戦う気の無い大会」と見るべきだろう。言い換えたくば、「全力で戦えない様な日程の大会」でもいい。何れにせよ、ならばピッチに立った彼らに、気持ちは兎も角、パフォーマンス的な「全力」を望むのは酷というものだ。彼らはさながら「棄民」の様。補給もままならぬまま、敵地に放り込まれた片道部隊の如し。辞退者や怪我人の穴を補充したくとも、休止中のJリーグには満足にそれは望めない。加えて、シェフも帯同させず食事は現地ホテルにて。サッカーで勝利するよりも、彼らの使命はかの地で餃子を食してみせる事か、と協会を皮肉りたくもなる。

「クラブと協会のパワーバランス」や「行きたくない人たち、行かせたくない人たちの言い分」等については皆さん各々の立場で判断すれば良いと思うが、その判断がどうあれ、そんな状況に於いても「行った人」が「一番偉い」という思いは、どうか共有願いたい。

彼らには、僕がサッカーを見始めた頃の風景が重なる。「恵まれない日本サッカーの状況を打破しよう」という思いを背負った選手たち。それに心を揺り動かされて、知らぬ間に僕らは日本代表にエールを送っていた。それがいつしか、必然的に生じる「余計な物」によって、僕ら自身の応援する気持ちにも翳りがあった様に思う。でも、今は違う。単なる判官贔屓かもしれないが、ともあれ久々に「これが我々の代表、日本代表なのだ!」と応援せずにはいられない、そんな気持ちが甦ってきた。そして、そんな気持ちの中で田代の代表デビューを見届けられた事は、とても嬉しい。

なお、そんな状況下故に岡田監督への評価は難しい。
交替策が当たってのドローというまずまずの結果はあれど、彼自身が思う様な招集の出来なかった試合故、肝心のその方向性が未だ見えない。監督としての存在感も、協会に対する姿勢も、悪く言えば「あやふや」だ。ただ、浪人中の解説者時代に「会長様に対しては常に揉み手で迎える低姿勢ながら、しかしピッチ上では徹底して結果を残す」というカペッロに触れていたのをよく聞いていたので、何処か今の「第二次岡田監督」自身、カペッロに倣った二面的な「したたかさ」を腹に秘めている気もする。故に、もう暫く観察が必要だろう。奇しくも同時期に代表監督となった岡田とカペッロ。僕は声高にスタイルを掲げるよりも結果を求める監督(例え結果が出なくとも)が好きなので、そこがブレなければ支持する。



さて、間を空けてのエントリーになってしまったが、実は先日より「身辺整理」に忙しかった。
正に人生の岐路である。これまで執拗に避けてきた事、どうか生涯こんな目に遭わぬ様にと思っていた事態が、いよいよ避けられなくなった。来月、遂に飛行機に乗る羽目になったのだ。笑わないで…怖いのよ。だって、何で飛ぶんだよ鉄の塊が…。過剰にエモーショナルな人間性に加え、物事を理屈(屁理屈?)で考える僕にとって、それは笑い事ではないのだ。

行く先は九州である。
それも僕の決心の一因になった。ちょっと前、丁度かの地の空港で、キャンプ地到着の挨拶をする満男の映像を見たばかり。加えてプロレス中継では博多スターレーンのリング上、復帰第三戦目の小橋建太が「皆さんも頑張っていきましょう!」とマイクにて。
これは僕もいい加減腹を括らねば、と思ったわけだ。

また昨日、NHKスペシャル「謎の海洋民族モーケン」を見て、その決意は更に固まった。彼らの顔が、うちの親戚一同にそっくりなのだ(笑)。多分よんどころない事情に拠り、何千年も前に僕の先祖は彼らと別れ、この岩手の地に参ったのだろう。つまり、僕のDNAの中にも「勇気を持って未知の世界に飛び出すぞ!」的な何かがあるはずなのだ。
──よし、飛行機に乗る事への「理論武装」は整った。

思えば最近は近所にて火事が相次ぎ、冷凍餃子問題にしてもそうだけど、何も飛行機に限らず今の世の中危険は身近にある。本当は九州まで電車で、とも思ったけど、遊園地のジェットコースターにすら乗れない僕にとっては、近年とみに高速化された、地上を走る新幹線ですら最早恐怖の乗り物だ。そう、飛行機ばかりにビクビクしてはいられないのだ。

勿論それでも怖い物は怖い。だが、幸い僕の心にも「氷点」がある。
今まで幾多の危機的場面(個々の詳細は恥ずかしいので言わない)にて、心を意図的に凍らせる事で、なんとかやり過ごしてきた。よし、機上では感情を停止していよう。そして、もし無事に帰還を果たした時……この体験が、テレビ桟敷に於ける「あの国に行ってみたいねえ」「そうだねえ」的な閉塞した日常を打破するきっかけになっている事を祈ろう。

ともあれ今は、例え不測の事態になっても大丈夫な様に、身辺整理(といっても部屋の片付けぐらいだけど)をしたり、服を新調したりと忙しい日々。その一番は気持ちを紛らわす事が目的なのだけれど。勿論現在、飛行機モノの映画はシャットダウン中。改めて思うが、乗り物事故の映画って多すぎるよね。
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by tototitta | 2008-02-18 19:29 | サッカー全般 | ▲ TOP
日本代表 - チリ戦、雑感。
(記/なるほ堂)
───────────────────────────
2008年01月26日(土) キリンチャレンジカップ2008
日本代表 0 - 0 チリ代表
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こんなに「退屈」な日本代表を見たのは久しぶり。
実況に競技場の気温を聞いても、氷点下二桁まで行かぬ限り寒いとは言わない我々としては、やはり画面から伝わる「寒さ」の原因はピッチ内のサッカーそのものに求めてしまう。

ただ、それを岡田さんのせいにする気もないし、選手のせいにする気もなし。
「少タッチで叩く以外に、何故“キープして溜める”という事が出来ないの?」
「中盤でボールを奪えないと全く攻撃にならないのに、何故ボランチが一枚?」
「何故相手の出方に対応して、ゲーム中に守備ゾーンを修正できないの?」
という疑問は数々あれど、何よりもやはり、

「一度リセットしてしまうと、未だ『根無し草』みたいな我らが日本サッカーは、
『最低限の共通認識』すら失われてしまうのだなあ」


という現実を再認識するのみ。しみじみと。

+++

高校サッカー選手権の最中にも思ったが、未だ日本のサッカーは一体「何に根ざしているのか」がさっぱり判らない。それはJクラブも同様だ。南米や欧州への「憧れ」や「流行」を追いながら指導者が試行錯誤し、それぞれに理想のスタイルを具現しようとしている。ショーケースに並ぶ色とりどりのそれらを眺めるのは楽しい。だが、未だそこから肝心の「日本サッカーのベース」となるものが見えてこない事への危惧も。人種のるつぼの様な国でさえ感じられる「共通認識」がこの国で出来ないのは、雑多な建築様式の乱立する町並みを見るたび、それはやはり国民性なのかなあとも思ってしまう。

ただし、これは飽くまで個人的意見だけど、優れた戦術で「かさ上げ」された実力に拠り勝利するサッカーばかりしていても、しかしあまり本番での結果に結びつかない印象があるので、今日のチリ戦の様にこうやって個人の力量が露になる機会を得た事は評価したい。

この試合で露になった、選手の構成力やキープ力の無さ(決定力は今更なので言わない)。もう一度サッカーの原点である「日本サッカーの個の現在」を検証するには良い機会だったろう。試合勘など多少のエクスキューズは差し引いても、やはり僕的には「戦術以前に解消しなければならない欠点」を感じた。これらを放置して「何か」で補った所で、所詮本番では容易に実態が露呈する、言わば「付け焼き刃」に思う。さあ、岡田さんはどうするのか? 見もの。

+++

最初に「退屈」とは言ったけれど、でも最後まで目の離せなかった要因が2つ。
勿論第一は、代表デビューとなった鹿の篤姫=内田篤人
トイ面の選手が手強かったのと、1枚ボランチでは前に駆け上がった時に一体誰がカバーするのかが不明だった事もあって、結果「鮮烈デビュー」とは行かなかったけど、まあボチボチでしょう。鹿でなら容易にできるオーバーラップが、連携の未完成とタメの効かぬ中盤故容易には果たせず、しかし「ならば」とゴール前まで自分でビジョンを持って駆け上がったシーンには頼もしさも。正直ピッチ上の「お兄さん」たちには、代表デビュー戦に臨んだこの若武者に対し、もう少し気遣いが欲しかったが、まあ彼らは自分の事で精一杯だったようで……。

さてさて、彼の今後は。個人的には未だどうにも「岡田監督、サイドバック大抜擢、市◯」というキーワードに不穏な思いは拭えないが、3バックへの方針転換でもせぬ限り代表定着は大丈夫と信じたい。ただし、予選で使えるレベルでは未だ無いね。

それと、もう1つこの試合で楽しませてくれたのが、この日対戦した「チリ3軍」。何処ぞの局と違って、彼らを強豪と「偽装」しなかった実況には好感。されど彼らチリ代表は、これまでテストマッチの度に何度も我々をガッカリさせた、過去の「噛ませ犬」たちとは違っていた。

南米弱小国の若手が披露したサッカーは、恐らく岡田さんが掲げる「接近、展開、連続」と同種だったと思う。だからこそ、我々はそこに歴然とした「差」を見る事が出来た。同じ志し乍ら、しかしそのスタイルをピッチに顕したチリの所以は、

「チリも積もれば山となる」

の喩え宜しく、「しっかりしたボールキープ」と「的確なプレス」の「積み重ね」にある。単に駄洒落を使いたいだけだろうというご指摘はさておき……。

ともあれ、ちょっとした当たりで足下がおぼつかなくなり、結果いつ破裂するか判らない水風船を押し付けあうかの様な日本選手には、例え今後「意識」を植え付けたとしても、それのみでは決して追いつけない「差」を見て取れた。正直、畏れ入った。

+++

で、何が言いたいかというと、やはり日本の環境は選手にはヌルいという事。南米の弱国に身を置く彼らの方が、余程厳しい環境で揉まれているのだという事の再確認──しかしそれを補う為に知恵を絞る役目は岡田さんに任せよう。僕が言いたいのはつまり、それ故に鹿島アントラーズの今季の補強策=「逆輸入」は、非常に魅力的だという事だ。強引な展開、御容赦。

南米ファンには既に馴染みのあった笠井の獲得、そして澤と交渉中の報せには、思わず

キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !

と大喜び。来季のフラメンゴそっくりの新ユニフォームに、鹿の「原点回帰」を見て取った僕としては、これはセレソンの代表クラス獲得よりも嬉しい報せだ。

鹿島のサッカーの根底に揺るぎなく流れるのは「南米サッカーの厳しさ」である。その伝統を絶やさぬ為にも、大物ブラジル人獲得の厳しくなった現在にこの補強策は正しいし、こうやって「鹿島だからこそ出来る入団ルート」を確保するのは、今回のみならず将来に渡って優秀な選手を獲得し続ける道筋にもなるはずだ。高卒エリートにも魅力はあるが、本場で揉まれた奴らの方が鹿には相応しい。いや、この日に見た若きチリ代表──あんな連中と競い、結果を残してきた奴らこそ鹿の求める「サッカーエリート」だ。

+++

最後に。
先に僕は「日本のサッカーは一体何に根ざしているのかがさっぱり判らない」と書いた。それが日本の弱みであると。だが、ならば手前味噌だが、

「いっそのこと鹿島が、その『根っこ』になればいいのでは?」

と思う(……というか、そう願う)。その為にも、今までの様に一貫したクラブ姿勢と強さを今後も顕し続け、そしてやがては、

「鹿島の選手で、鹿島のサッカーをそのまま代表でやれば良いんじゃないの?」

みたいな声が、このような一鹿サポの「妄言」としてではなく、もっと代表サポや、あまつさえ他サポからも上がる様な努力を続けて欲しい。鹿島はそれが可能なクラブだ。



余談。
ここの所、色々残念なニュースがあるのだけど、その中の一つ。
山本脩斗選手の契約についてのお知らせ [ 磐田 ]

ジュビロ磐田は、昨年10月、山本脩斗選手の2008年からの加入が内定したことをご案内いたしましたが、その後のメディカルチェックにて、山本選手が原発性左鎖骨下静脈血栓症であると判明いたしました。チームドクター・本人と協議した結果、当面選手契約はせず、2月1日付でジュビロとの業務委託契約を締結し治療に専念させ、完治後に正式に選手契約を締結することで合意いたしましたのでお知らせいたします。
山本脩斗(盛岡商→早稲田)の磐田入団は「先送り」に。
されど、何よりもメディカルチェックで血栓症を発見して下さったジュビロ磐田に感謝。完治までの「業務委託契約」という配慮にも併せて。

なお、高原選手の例もあって磐田ではこのような検査が積極的に行われたとの話も聞くが、海外のピッチ上よりサッカー選手の悲報相次ぐ昨今ならばなおさら、このような命にも関わる病気はもっと速い段階で発見されるシステム作りを願いたい。もし彼が磐田に入団していなかったら、そのまま何処かのピッチで倒れていたかもしれない……そう思うと背筋が寒くなる。

思えば昨年末、鹿島に「早稲田のシュートが入団」の報を聞き、「来たか!」と思ったら「鈴木修人」の方だったというオチにガッカリした事があったが(←ここら辺は一岩手県民&鹿サポのエゴとしてご容赦下され。勿論、修人も大歓迎!)、こうして思えば磐田入団は正解だったのかもしれない。良いクラブ、良い人たちの居る所に行けたのだと。どうか磐田サポの皆様、必ずや完治の折にはピッチにてご恩返しをしますんで、それまでは「契約社員・山本脩斗」への暖かい支援をよろしくお願いします。
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by tototitta | 2008-01-28 17:15 | サッカー全般 | ▲ TOP
ここが変だよ、Jリーグアウォーズ
(記/なるほ堂)

……と、またまた刺激的なタイトル(?)のエントリー。どうか誤解無き様。
別に選ばれた選手の顔ぶれがどうとか、プレゼンターが「ボストンレッドソックスの……」と言われて来たのが松坂でなく岡島だったりとか(岡島選手ファンの方ご免なさい)、そういう事を申すつもりは有りません。MVPも妥当で、むしろ「会場に来ない人にはあげない」的な某音楽大賞みたいな事にならず、良かったかと。

で、何を申したいのかといいますと、<ベストイレブン>の「選出の方法」に関して。
先ずは、Jリーグ公式サイトにある表彰概要をご覧下さい。


要約しますと<ベストイレブン>選考はこのような流れになります。

【選者(投票者)】
J1 18クラブの監督および選手

【優秀選手賞 (32名)】
選者による<ベストイレブン>投票結果を基に
各ポジションの投票数の上位から選出する。
※対象選手:出場試合数 2007JリーグJ1リーグ戦17試合以上

【ベストイレブン】
<優秀選手賞>の中から活躍が顕著だった選手11名
(GKは1名、外国籍選手は3名以内)
を選考委員会にて決定する。


──という事で、あくまで監督選手の投票により選ばれた<優秀選手>がベースとなり、<ベストイレブン>が決まっている訳です。なお、最終的な選考委員会による11人の選手選考も、タイトルを獲ったクラブにも関わらず選考が「0人」になるような、過度な不具合などを「調整」する為で、基本的には投票数が尊重されるようです(この部分に確定ソースは有りませんが)。

さて、ここまで聞くと、
「じゃあ、多少偏って映った<ベストイレブン>だけど、現場の声に即した、理にかなっている選考なんだ!」
と思われる方も多いかもしれません。
ある部分、それは頷けるのですが、肝心なのは以降です。

『投票締め切りは12月1日の今季最終節より前。その時点では浦和1位、鹿島2位だったため、優勝した鹿島勢の選出が少なかったとみられる。』──サンスポ.COM(12/18)


……つまりそういう事です。
ロスタイムどころか、試合終了の笛が鳴る前に「勝敗」を決める──その様なおよそスポーツにはそぐわないアンフェアな投票形式という「裏」があったのです。しかも、そのような「裏」は、先程のJリーグ公式サイト表彰概要の頁からは伺い知る事は出来ませんでした。

確かに、今年の流行語大賞、清水寺の時勢を表す漢字、本ブログに於ける塩大賞、ガチ大賞(後日発表)も、この一年を経ずして決められるもので、その点に於いてこれは世の通例なのかもしれません。最高権威とされるバロンドールも、雑誌のクリスマス号発売に併せたのか、サッカーカレンダーに照らすと随分と半端な時期に行われるものです。

ですので、つまりは何を申したいかと言うと、
「今回の<ベストイレブン>選定は、まあそういうものです」
という事です。陰謀(?)とか、そういう事ではない、と。

あくまでも協会が作った、少し疑問の残る──最終節で決まる事の多い「リーグ優勝の行方」を軽視していると取られかねないルールに則った<ベストイレブン>。勿論選ばれた顔ぶれはその栄誉に値する選手たちと思いますが、その様な「結果的に、特定クラブにはそもそも不利な選考方法であった」という「引っかかり」が残るのは残念な事です。また、実際に選ばれた選手にとっても、それは残念な事かも知れません。

ともあれ、この様に経緯をまとめました事が、今回の選定結果に関し「なぜ優勝クラブから、たった一人?」という疑問を抱かれた方の「謎解き」のお助けになればと思います。


++++++
ついでに、もう一つ。
<優秀選手賞>選定の監督選手らの投票は、
「選手のどの場面に於ける活躍を対象にしているのか?」
が不透明である点について。先程の公式頁を見ても、それは明示されておりません。

ただし、対象選手につきましては、
「出場試合数 2007JリーグJ1リーグ戦17試合以上」
とありますので(ちなみに、これ故に満男は対象となりませんでした)、対象を「J1リーグ」での活躍と捉えるのが普通だと思います。その他フェアプレー賞等の表彰にも「J1リーグ戦において……」という範囲が指定されていますし(除/功労賞)、そもそも「Jリーグアウォーズ」という名前ですからね。

しかし、現実はそうではない様に伺えます。また、むしろそうでは無い方が判り易い気もします。
上記の対象で絞り、結果ナビスコ杯、天皇杯、アジアクラブ杯や日本代表での活躍を一切無視して「今年活躍した選手」を考えるのは、かえって難しいのではないでしょうか。<優秀選手賞>に、それらの活躍を込みで投票された選手監督がいても、現状仕方ないと思います。


ともあれ、協会にはそこら辺を我々に判るよう明文化し、線引きをしっかりとして欲しいと思います。折角、「監督選手による投票」という、我々に大変納得できる選考手段をとっている「Jリーグアウォーズ」。しかし、最終節を前にした投票など、選手の評価に「結果的に優勝したか否か」の視点がハナから抜け落ちている様では、協会のサッカーに対する姿勢も問われると思います。改善すべき点は改善し、僕を含め皆様がスッキリとした祭典となる事を期待したいものです。


++++++
最後に鹿サポとして。
何の活躍に比重を置くかの曖昧さに拠る、結果的な「J1リーグ優勝軽視」。また投票締め切りのアンフェアが伺える<ベストイレブン>への無念……何か肩すかしでしたね。オリヴェイラが最優秀監督として名を呼ばれても、「原則として年間優勝チームの監督」というルールが有るので当たり前でしたし。でも、スピーチは格好良かったですな! 去り際に何を言ったのか、イマイチ落ちが判りませんでしたが(笑)。

それと、岩政も男前でした!
フラッグを持って入場した若鹿たちも、良い顔をしてました!
満男は普通でした!
それで十分です!
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by tototitta | 2007-12-19 19:32 | サッカー全般 | ▲ TOP
カカ、か、、加速装置!!! CWC決勝ミラン対ボカ
(記/なるほ堂)

「ええい!連邦軍のモビルスーツは化け物か!!」
シャアならば、あの「白い怪物」にこう叫んだだろうか。ガンダム……古いな。

昨日のカカ’、僕らにはロナウドに見えた。
勿論、昨日横浜のスタンドで試合を眺めていた「置物」ではなく……全盛期のロナウド。
そして、テレビの中の彼がボールを持つたびに、僕は叫んだ──
「加速装置!」
サイボーグ009……どんどん古いな。ともあれ、ここ二年ほどのカカ’を眺めて思うのは、
「ボールタッチのシンプルさに拠るスピード」
よりも、
「反応スピードそのもの」
の向上。ミランの選手全員にその「反応スピードの速さ(殊に、ボールを奪われた後)」は伺えたけれど、シュートが敵に当たった後、一点目のアシストに繋がった次のプレイへのスピードは「異常」としか思えなかった。「気合い」とか「訓練の賜物」というよりも、何か人間を越えたもの。
ゲーム中に2タッチしかしていない様に見えながらも、それぞれちゃんとゴールに流し込んだピッポにも「異常」な物を感じたけれど(笑)、カカ’のそれは──明らかに人間を越えていたPSVやバルサ時代の怪物ロナウドと、遜色無くも思えた。

ここ最近、アンチェロッテイ監督のカカの使い方(与えるポジション、役割)には、カカ’自身も快く思っていない風にも聞くけれど、少なくとも「怪物カカ’」の使い方としては正しいのかもしれない。

「ポジションを奪ったカカ’を恨んではいない。今、僕のポジションをやっている選手はいずれバロンドールを獲る選手だからね」

かつてルイ・コスタが清々しくそういった時、しかし僕はサンパウロ時代のアイドルイメージが抜けなかったせいもあり、それは天才と呼ばれながらもバロンドールの機を逃した彼の「謙虚さ」に拠る所も大きいと思っていた。だがやはり、天才は天才を見抜くのだろう。あのカカ’に、ここまでの「怪物」の素養が潜んでいたとは──。

試合後、健闘を称える主審と談笑するカカ。
カカ’とロドリゲス主審(メヒコ)、今を代表する世界二大眉毛の邂逅にも感慨。
ロナウドと違い、生活面でも不安の無いカカ’。この先暫くは彼の時代が続くのかもしれない。
二度と現れないと思われた二人の合体──
「怪物ロナウド+宇宙人ジダン=神の下僕(しもべ)、カカ’」
として。


++++++
さて、
ここまでセリエAでは全く振るわない今季のミラン。
だが彼らの目標は、あくまでこの大会であったとも聞く。準決勝で今イチだった二人を外した所にも、この大会をどうしても勝つという意思が伺えた。そして、これで区切りがついた。マルディーニの花道も飾った。

これで新しいミランが動き出す。ミランファンとしても、実はそっちの方に安堵が有るのかもしれない。それがどういう「グランデ・ミラン」なのか──今から楽しみです。


++++++
一方のボカ。

ここ最近、若い選手はチャンスを求め、またベテラン選手はお金を求め──欧州やメキシコリーグへ活躍の場を移すのが実情。老獪且つ完成されたミランの攻撃は、今残された若いボカDFたちには荷が重く映った。この無惨な結果に「欧州クラブが早く来日して調整すれば、これ位差が有る」というのも一つの見方だけれど、しかし「どんどん進むアルヘンの選手供給国化」という背景も隠せない。

ボカのホームスタジアム「ボンボネーラ」の通路はホコリっぽいと聞く。
それは死してなおこのクラブと共に有ろうと、ボケンセたちが遺灰を撒くからとか。そういうクラブが、為す術無く欧州のクラブパワーに飲み込まれる様は、南米サッカーを愛する者として正直切なくなる。強いボカをもう一度──
「ボカがボカであるために 勝ち続けなきゃならない」

尾崎豊……これもまた、古い。





<お断り>
愛するものへは極めて偏愛的に──。
また特にそうではないものへは、根が「全方位興味型のサッカー(スポーツ)ファン」なので、折に連れて触れ乍ら、それなりに──。

これまでもその様に行って参った所存ですが、殊に後者の場合では「皆様に楽しんで頂こう」と、自己流の分析や独自の表現を逸るあまり、時によっては斜めからの穿った見方、ネタ的な切り口が先立ち、そこに特段の意図はなくとも結果、僕の本意として前提に示すべき「選手たちへの敬意」といったものを表現内に欠いて映る場合も有ろうかと思います。

そのような意図せぬ印象を与えぬよう、こちらとしても今後十分に注意を働かせたい所存ですが、どうか僕のエントリー内の表現表記について御不快に映られる方々には、勝手な我侭ですが僕の立ち位置も含め、そこら辺も加味してお読み頂けましたらば幸いです。また、そのような折がございましたら、どうか変わらぬご指導の程よろしくお願いします。



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by tototitta | 2007-12-17 18:36 | サッカー全般 | ▲ TOP
浦和×ミラン、セルジオ口調で
(記/なるほ堂)


注/以下、本エントリーは皆様同様に、浦和がここまで勝ち上がりました健闘を称えつつも、しかしいつもの「同じ事を書くのも……」という生来のネタ師(?)の性分が災いして、敢えて「セルジオ風」にて「ツッコミ目線」より記したものです。当方の配慮が至らぬ故に、氏同様(?)の不遜な印象を与え兼ねない内容ですが、どうか単なるドリフの「もしもシリーズ」のセルジオ版とお読み頂ければ、と──。
なお、最後は長さんの顔で「だめだこりゃ」とご斉唱下されば幸いです。【12/15/10:00】


<CWC/浦和×ミラン>

別に誰かから口調バトンが回ってきた訳ではなく、単にこういう試合を書く時は「セルジオ口調」が便利なので、使うことにしたね。

「何か射ってるんじゃない?」
そう思うくらい、ミ「ラ↑」ン選手の反応速度が半端じゃなかったね。殊にアンブロジーニ選手には、驚いたよ。勿論忘れちゃいけないのは、これが彼らにとっては当たり前の「本番スピード」であって、またウ「ラ↑」ワの選手たちとの「比較」がそう見せたのだという事。

ミランの選手個々の戦闘能力が、浦和とかけ離れていた事は認めなくいちゃいけない。カカは決して「何処にでもいる選手」じゃないからね。だけど気になったのは、浦和の「引き過ぎの守備」ではなく「引き過ぎの腰」

アジア王者は終止、腰が引けていたね。何よりもピッポが全然オフサイドにならないのが、それを表していたんじゃないかな。「アジア王者対欧州王者」の戦いのはずが、正直一番見応えがあったのは「ジダ対ガットゥーゾ」。浦和に本当に勝とうという気持ち……無かったとは言わないけれど、残念ながら僕の目には見えなかったね。ミラン選手がボールを持つ間、懸命にブーイングを送るサポーターが、あんまり長時間持たれてるもんだから最後には疲れちゃってたのが可哀想だったよ。

あの戦い様が勝利を得る為の「作戦」として皆が理解できるならば、僕も認めるよ。
でも思い出して欲しい、失点の場面。あの横浜FC戦と同じサイドを、同じ守備選手が、同じ崩され方で喫した失点じゃ無かったかな。攻撃も然り、「どうやってワーシントンに預けるか」以外に何があったのだろう。ただただ同じ戦い方、負け方を繰り返しただけではないか。まさか、オジェックは横浜FCよりもミランが弱いとでも思っていたのかな? 僕には何のリスクマネージメントもなく、ただ刀を抜かないまま90分を終えた様に見えたよ。

勿論、改めて言うけどミランは強かった。
でも、「ならば」という闘い方が浦和に見られなかった事こそ、残念でならなんだ。
決して精神論を言っているんじゃない。選手はよく頑張ったと思う。「戦ってない」んじゃなくて、「戦えない」のが本当の所だろうね。この場に見合う様な「技術」や「発想」の無い選手、
自分で絵を描けない選手、その限界を見た気がしたね。

何よりこの戦いぶりが「日本サッカーの現状」と思われる事が辛いよ。
「日本のサッカーを見せられた」(オジェック)
勘弁して欲しいね。

勿論、この場に辿り着いた事は認めるよ。立派だ。だけど少なくとも現在の、J2愛媛にも通用しなかった頃と変わってない浦和が「日本のサッカー」と世界に思われたら、僕は溜ったもんじゃないよ。比べるもんじゃないだろうけど、正直愛媛や甲府、横浜FC辺りの方が、同じく敗れたとしても「日本のサッカー」を見せられたんじゃないかな。

メディアの雰囲気やアンチェロッティ監督のお世辞に騙されてちゃいけない。
日本人は「何かを学んだ」とか口では言うけど、「じゃあどうするの?」という答えを、そう言う彼らが持っている様には思えないね。
戦術や走力以前に、ちゃんとボールを持てない選手は世界じゃ通用しない。例え戦う気持ちがあったとしても、自分で考える頭が無いと何も出来ないまま終わってしまう。そういう事だったんじゃないかな?

という事で、ちゃんとサッカーしなさい。
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by tototitta | 2007-12-14 16:33 | サッカー全般 | ▲ TOP
クラブW杯2007、開幕戦
(記/なるほ堂)

どうにも失礼だけど「ワライタケ」に聞こえてしまうワイタケレ、浦和に敗れたはずなのに開催国枠(前年度のJ王者の無条件出場)のおこぼれで出場しているセパハン。加えて、主審もW杯の時に見たヒロミ・ゴー。役者が揃った開幕戦──あまりのレベルの低さに笑う笑う。最近泣き通しの日々で、昼間もNHKみんなの歌で遊佐三森の『クロ』を聞いて涙々だったので、それはそれで嬉しい。

しかし開幕戦って、大抵開催国とか優勝国とか盛り上がるカードが組まれるのだけど、この両チーム──これじゃあ大会自体もヤバい気が。ああ、ソルトマニアの心が疼く。まあ本来ならば開催国枠で浦和がここに入り、開幕戦を盛り上げるっていう算段だったのだろうけど。

それにしても今さらだけど、
J王者として来年は鹿島がこの大会に出場するの?

実際「浦和がアジア初制覇、クラブW杯出場へ!」といわれても、とっくにJ王者として出場が担保されていたんですよね。その「黒事実」にあまり触れない様にしてる気もするけど、セパハンがここにいる時点でバレバレ。だから肩書きが変わっただけで、「日本のクラブ=浦和がクラブW杯に出場する事」自体には、あまり嬉しさが無いなあ。まあそれ抜きでも、この作為的な「浦和、頑張れ!」って空気には乗れないし、逆に協会と御用メディアあげての「浦和レッズ」の連呼は正直うざったい。ただでさえ、チト胡散臭く映る協会と浦和の関係もあるしね(鹿サポとしては扇谷主審問題以来、それを指摘するのは差し支えないと思う)。

更に申せば、浦和偏向気味のメディアにも。彼らについて思う所は色々あるが、取りあえずこんなインタビューをして、恥ずかしくないのかね。この世は浦和の話題以外、ニュース価値はないのか。1時間に20回とか浦和レッズと言わなきゃ無い決まりでもあるのか。勿論チーム、選手には何の罪も無いけれど、協会諸々は自分らで興ざめの材料を作っちゃってるね。

で、肝心の鹿が来年出場するのか、なんかあまり話題になっていないのですけど……誰か教えて下さい。

それと解説者の城クン。
どうにもアナの「城さん!」という呼称が聞き慣れない。近所の飲み屋を思い出すのよね。
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こっち、正しくは姉妹らしいけど。
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by tototitta | 2007-12-08 16:01 | サッカー全般 | ▲ TOP
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