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イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
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何しろ天然ですから

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大きな出来事が相次いで、やはりマンチェスターは"NOVEMBER SPAWNED A MONSTER"(by Morrissey)なのか。

キーンの後釜のキャプテンは誰か? という話題は今、ユナイテッド・ファンの間ではなかなか悩ましく語られているようで。
ここ最近ルートが務めさせてもらってはいるけれど、到底ルートはキャプテンの器ではない訳で。私もそれは以前からわきまえてます。
そもそもガチな人はリーダーにはなっちゃいけない。エースは我が道だけを行けばいい。それしか出来ない。その道を他人にまで押し付けちゃみんな引くよ。

ユナイテッド・サポーター・クラブのある代表が言うことには、「ルートはよくやってるし、キャプテンシーもあるだろう。でも彼はカントナやキーンではない」そうだ。ごもっとも。つまりは

”カリスマ性がない”

これに尽きる。その通りでございます。所詮農民出は襟を立てたキングにも、兵を率いる将軍にも遠い。貧乏性のカリスマなんておりません。
ルートは天然過ぎます。

クラブに強い情熱と愛着は持っているけれど、それはどうやら…単にフットボールおたくかもしれない。

何しろユナイテッド・マガジンとMUTVをまめにチェックしてる選手などいるだろうか。
ビデオやインターネットでユナイテッドの歴史をすべて覚えこみ、自分のゴール記録を即答できる選手などいるだろうか。
ユナイテッドの広報がデニス・ローの娘さんであると後から知って「ど、どうしよう」と慌てふためく選手がいるか。アンタはファンか。しかもマニアか。

今回キャプテンを任せてもらってるのも、内心嬉々として引き受けたに違いない。そんな人にこの先も託すのはやばいだろう。もっと冷静に周りを見て空気を読んで、ギミックを演じられる人の方がいい。

では、誰がふさわしいか。 ・・カリスマ性があるのはルー坊しかいないでしょう。私はギャリーかギグスでいいと思うが、試合に常時出られる保証はない。ルー坊は若すぎるが、ユナイテッドのキャプテンには第一にカリスマ性が求められるのなら他にはいない。でも、今すぐには心配なので、来季までの繋ぎと してルートなりギャリーなりギグスが務めればいいのではないかと。


ところで、改めてジョージ・ベストの他界を思う。彼がユナイテッドの選手で本当に良かった。彼がいなければ現在のユナイテッドはなかった。私もこうしてファンであることはなかっただろう。有難う、ベスト。Oh you handsome devil....

亡くなった病院の前で御家族が会見しているのを見たら、そこに デニス・ローもいた。現役時代ベストの数少ない理解者で、決して彼を見放さず世話を焼いたデニス・ローは本当に気のいい人のようだ。

おこがましいが、私には現在ルー坊を溺愛(?)し見守るルートがローに重なって見える。ベストとは全く違うけれど天才児の姿に自分にはない特別な何かを感じ取って、それを大切に守ろうとする苦労人の性が。
(対戦相手として初めてルー坊にピッチで会った時、周りから挑発されるルー坊に歩み寄って、 敵チームにも関わらず「心配するな。自分のプレイをしろ」と声を掛けたというルート。本能的に「助けてあげなくては」と感じたのだそうな…恐るべし、長男体質の嗅覚!)

当時の試合映像を見ると、ゴール前で狂ったようにボールを競り合うローがいた。ルートがローに大変可愛がってもらってるのは、ローにもルートが自分に重なるからだろうか。やはり7番だけでなく10番もちゃんと継承されているのなら嬉しいことだ。

ルー坊がユナイテッドの王様として頂点に立つ時、そこにルートも居てほしい。ベスト・パートナーとして。

(記&絵/minaco.)
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by tototitta | 2005-11-30 21:31 | Manchester United | Comments(12) | ▲ TOP
ジョージ・ベスト氏の逝去に寄せて

最近あまり景気の良い話が聞こえてこないユナイテッドですが、とうとう哀しすぎる訃報が。ジョージ・ベスト。背番号7。心より御冥福をお祈りします。

ベストの事は、私なんかより当時を知る金子勝彦さんのような方がきっときちんと語ってくれることでしょう。
ただ、今回の訃報を知らせるユナイテッドの公式サイトで彼の写真を見た時、改めてその絵になるカッコよさに溜息が出た。
中でも、若かりし頃のボビー・チャールトンとベストが2人並んだ絵ヅラの良さよ。長髪のハンサムなアイドル風ベストと頭頂部にうっすら横分けの髪が漂う苦労人風チャールトン。ポップとトラッド。選手としても人間としても、これ程対照的な2人は滅多にない。相反するこの2つの個性を共有しているのがユナイテッドというクラブの特徴だと思う。どちらが欠けていてもクラブの魅力は半減するに違いない。

レアルやバルサ、ミランが外国から連れて来た最高の選手で歴史を作ってきたのとは違って、 ユナイテッドは'60年代以降、英連邦で最高の選手を擁してきたのが自慢だ。
故にルーニーがユナイテッドに来るのは当然の摂理(と、入団前になるほ堂に言われた)。しかしそれ以前のベッカムにしろ、カントナ(フランス人だけどイングランド人化)にしろ、ベストがいなければ彼らもなかっただろう。
偉大な選手の系譜はチャールトンのような聖人だけでなく、ベストによって悪魔の系譜もちゃんとあるのがユナイテッドだ。

このクラブで活躍するには、過去の名選手と常に比較されることを受け入れなければならない。言い換えれば、現在の選手は過去を継承する為に存在すると言ってもいい。そりゃあ大変だ。

でもロンはベストになれるのか、ルートはデニス・ローに双肩するか、ルー坊はカントナ程のカリスマになれるのか、ファンは過去の伝説になぞらえて語る愉しみがある。ユナイテッドの選手はいつだって歴史の上でのポジショニングを見極めなくちゃならないのだ。その辺、7番の継承者はどう思っているんだか。
ベストはギグスよりロンの方が自分に似てると言っていたのだよ。

(記/minaco.)

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

王貞治が生まれながらに王家の出であるように、Gベストは最初からベストだった。選ばれし人間なのだ。
彼の出現こそが、スポーツに新たなる客層=ミーハーを呼び込み、スポーツの範疇を超えて人々を魅了する今日のスポーツビジネス隆盛の発端を作った。その点からいえばむしろ彼は長嶋に近いかもしれない。長嶋がいなければ日本に野球のみならず「大衆スポーツ」の今日は無かった。少なくとも「Number」の様なスポーツ専門誌など無かっただろう。
だから、この訃報に触れて「どういう人が亡くなったの?」と思われた方は、日本でいえば長嶋が亡くなったと同じと考えればいい。ちなみに王貞治はボビー・チャールトンである。人間国宝=サー。 (なお、プオタは馬場猪木になぞらえて、猪木が死んだと考えるとベター)

ピッチ上ではベストはどういう選手だったのか。本来ならばマンチェスターUの七番を継ぐロナウドを例に挙げたい所だが、全く違う。ロナウドは長身、腰高に加えて、腋を締めて走る癖があり、必然的にバランスが悪い。ベストは常に肘を外に突き出し、大きく腕を拡げて走るのでバランスが良かった。ゆえに、敢えて似ていると言えばフィーゴか。

ベストについては、とかく自堕落、酒乱、パーティー好きという一面が語られる。だが果たしてそれは本当だろうか。
「よく言われるように、彼が練習場で酒臭かったなんてことは無かった」と、かつてのチームメイトは言っていた。確かに型破りで派手好きな面もあったし、酒に溺れた時期もあったが、大半の彼の人間性にまつわる評判はタブロイドが創ったものであり、面白おかしく語られ過ぎていると思う。
「彼は寂しがり屋で、その反面人付き合いが苦手だった。」という声も聞く。むしろそっちが本当のベストだと思う。
過度の名声が、逆に彼を孤独に追いやった。ヴィクトリアというガイドを得てショービジネスの世界を満喫しているベッカムとは違うのだ。
寂しがり屋は、とみにサービス精神旺盛に振る舞ってしまう。愛されたいから。だから彼は自身の「パブリックイメージ」の方に大衆が喜ぶのを知って、敢えてそれに応えようとし過ぎたのでは無いか。変われるチャンスはあった。事実、自殺未遂までしたゲルト=ミューラーは真人間に生まれ変わって今バイエルンの若手を育てている。ガスコインや、あのマラドーナにしても近年は人生を良い方へ舵を取り直していると聞く。
だがベストには出来なかった。残念な事に彼は大衆の道化を演じ続けた。昨今、体調を崩しがちな頃のインタビューでも「keep drinking!」と笑顔で答えた。彼はそうする事で愛をつなぎ止めたかったのだ。サーカスを退いた像が、それでも人を見ると鼻を振って愛想を振りまくような、、、そんな哀しみを覚えた。「もう無理をしなくてもいいんだよ」と言ってあげたかった。

最後に、彼が今現役だったらどの位出来たかを考える。僕にしても勿論現役時代の彼のプレーを生で見たことが無いのでおいそれとは言えないが、C・ロナウドやロベン、ホアキン程度の選手が優れたウィングと言われる今、彼ならば容易にそれ以上のプレーを見せてくれただろう事は想像に難く無い。それに何より、ベストの登場が無かったら現在に繋がる「良きウィングプレーヤー」の雛形すらも無かっただろうし、サッカー界そのものの形が今とは大分違ったものだったろうから、仮に今のプレーヤーがベストよりもベターだったとしても意味の無い話だ。
ベストこそがベスト。永遠に。

御冥福をお祈りします。

(記/なるほ堂)
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by tototitta | 2005-11-27 23:04 | Manchester United | Comments(2) | ▲ TOP
George Best
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George Best[1946〜2005]

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by tototitta | 2005-11-26 20:27 | サッカー全般 | Comments(0) | ▲ TOP
足下を見つめる。
なーんかお祓いでもしたい気分。
ユナイテッドにしても鹿にしても、どうも上手くいかない。こんな時は「強いチームが勝つとは限らない」って度合いが最も高い競技であるサッカーファンな事が恨めしい。

でも、不思議な事にライバルチームもお付き合いいただいて、まだ望みがあるってのが不思議。
ある意味、真綿で首を絞められて、、、「もうひと思いに“THE END”って言ってくれ!」っていう弱気も無いわけではない。が、やはり微かながらも希望があることに喜びを覚えるべきだろう。
ユナイテッドは自力での決勝T進出があるわけだし、鹿だって満王の復活がどうやら早まりそう。
そう、、、お楽しみはこれからだ!

さて、忘れてしまいたい事やどうしようもない苦々しさに包まれた時は、棚を作るというリフレッシュ法を実践してきた我が家だが、遂に棚が飽和状態になってしまった。邪魔だ。それに、応援するチームが負ける度に棚を作って、哀しみを「棚上げ」ばかりしていても埒が空かないのも事実だ。鹿にしても、ユナイテッドにしてもネガティブな現実の中に思いを巡らせ、そこに肯定的側面や希望的観測を見い出す行為も疲れたし、、、 そのネタも尽きつつある。やはり、ここは足下を見直すべき時期では無いのか。

足下、、、そう思った時、実家の廊下の床を思い出した。築ウン十年、傷んで所々きしんだ床、、、 そうだ、フローリングを張り替えよう!
「棚が床に変わっただけで、結局現実から逃避しているのに変わり無いじゃん」
と言われればそれまでだが、サッカーの勝敗とはサッカー選手にとっての第一の現実問題。だがサポの僕には来月あたり兄が嫁を連れて里帰りするまでに、ちょっと実家の補修をせねば、、、という現実だってあるのだ。
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元の傷んだ床(写真↑/僕ら兄弟の幼少時のプロレスごっこ&スリッパバトミントンのせいでかなりすり減っている)の上にアウトレットで購入したフローリングを敷き、上がり框(かまち)と幅木は自作で作った。凄い安上がり。はっきり言って考えうる限りの手間を省いた作りだが、作業は丁寧ゆえパッと見は美しい。母も大喜びだ。親戚に「まあ、どこの工務店さんが作ったのかしら?お高かったでしょう」と言われるに違い無い。フフフ(写真↓)。
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強度はA設計士並みに適当な計算で、、、まあ体重100キロくらいの人間が上でサンバを踊りでもしなければ大丈夫だろう。うん、適当だ。

これで足下は固まった。さあ来いエスパルス、ベンフィカ、、、そして、浦和ファンの兄嫁。
(なるほ堂)
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by tototitta | 2005-11-24 20:56 | 鹿島アントラーズ | Comments(4) | ▲ TOP
AFTER YOU'VE GONE 君去りし後
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キーン、退団。
フリーパスで他クラブからのオファーが受けられるように、ユナイテッドはキーンとの契約を打ち切った。キーンが宣言していた通り、キャリアは続けるけど他リーグでの経験を積んで、いずれ監督になる日に備えるのだろう。またいつか会える時まで、しばしのお別れ。

実感がまだないけど、クラブに彼がいないと思うと正直凄く寂しい。でもキーンが自分で決めた事だ。それがキーンの道なら誰にも何も言えないさ。最後までチームを怒鳴りつけて、サヨナラを言う間もなく、残された若い子達を振り返りもせず、そして去って行くんだ。キーンらしいじゃないか。頑固で孤高の人だもの。カントナのように辞めたい、と以前言っていた気がするが、カントナもある日風のようにやって来て、風のように去って行った。

シーズン途中の退団を、プレスは”MUTVチームメイト批判騒動”と結び付けたりファーギーと喧嘩別れなどと書き立てるが、騒動の前からキーンは自ら口にしていた。
チームの方針や仲間との考え方の違いは無きにしもあらずだが、むしろ決意が先にあってのあの批判だと考えた方が納得がいく。12年間自分を捧げてきたからこそ、最後は自分で道を決めたかったのかと思う。
いずれにしろキーンの心は犬にしか解るまい 。それでもいい。

これまでもどんな偉大な選手だってクラブを去る日が来た。そして新しい選手がやって来る。
その繰り返しが歴史だった。 「クラブより偉大な選手はいない」ことを選手自身が思い知っている。そういう意味ではこれ程シビアなクラブもない。

ユナイテッドは何らかの節目にある。キーン去りし後ますますどうなってしまうのかと心配するファンも多いだろう(私はむしろ、キーンこそ他のクラブでやっていけるのかと・・)。チェルシーのようなクラブと比べれば「隣の芝生は青い」と見えるだろう。
折角応援しているのだから、いつも結果を求めたい気持ちは解る。でも、戦術が乏しいとか監督を替えろとか答えを急ぐのは、ちょっと短絡的すぎるんじゃないかと思うのだ。

今月号のWorld Soccer Graphicでえのきどいちろう氏のコラムを読んだ時、そういうことかと気が付いたのだが、近頃はまるでプレステのサッカー・ゲーム(したことないけど「ウイイレ」とか「サカつく」とか)のような見方が、当たり前にされている気がする。あらかじめ選手の能力を数値化したデータがあって、システムを選んで、それに応じた選手を集めるのがクラブ、みたいなインスタントな思考に陥ってやしないか。確かにチェルシーはそんなゲームのようなクラブだけど。

選手の能力とは決められた役割を遂行するだけのものなのか。選手やチームは生産性だけで簡単に計ってしまえるものなのか。メディアもファンも(えのきど氏曰く)「リアリティを消失」している。監督の仕事や選手の能力はそんなモンじゃないだろう。
フットボールとは、不合理かつ不条理なものがあるからこそ面白いのではないか。ああ、今のフットボール界は目に見える数字ばかり追うような、世知辛いものなのか。

そういう常識では、例えばスミシーは単に「短気なアタッカー」であり、彼がセンターMFでプレイするのはあり得ない事だろう。ルートは「点を獲ってナンボの馬」であり、とっととレアルやバルサに移籍すればいいのにこんな時にキャプテンマークを巻く事はないのだろう。ロンはポルトガル代表の「フィーゴを継ぐ7番」であって、「ユナイテッドの7番」ではないだろう。それは不合理だ。ユナイテッドは不合理だらけだ。

「今は種を撒く時期。そこからまだどんな芽が出て、どんなふうに成長して、どんな花を咲かせ実をつけるか解らないうちにビニールハウスで囲ってしまうのはいかがなものか」
と、なるほ堂は言う。
「これからビニールハウスを突き破るほど大きな木に成長するかもしれないじゃないか。それなのに初めから戦術や狭い常識という囲いを作ってしまったら、それなりのスケールの小さい選手しか育たない」

と。

ピッチでのプレイは、いわば禅問答みたいなもの。ルールはあるが、正解はない。ならば、一番面白い答えを導こうとすればいい。約束事がないのが悪いんじゃなくて、約束事がないとプレイ出来ないのが問題なのでは。

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ユナイテッドの時代は終わった、昔は良かったのに今は変わってしまった……そんなふうに嘆き、呆れ、怒るファンもいることだろう。けれど思うんだ。変わったのはユナイテッドじゃなくて、ファンの見方なんではないか。

Glazerが買収しても、キーンが去っても、トレブル世代が過去になっても、これまでと変わってしまった訳ではない。今も若くて可能性を秘めた選手を10代から一緒に育て、ローンで経験を積ませ、やがて成長した彼らをトップチームに上げようとしてるじゃないか。それがユナイテッドの変わらぬプライオリティだ。

ユナイテッドにはユナイテッドのフットボールがある。ファンはそれを愛してる。だからチームの可能性を信じよう。それが応援する楽しみでもあるのだから。
ああ、何だか。ユナイテッドの広報か私は。


(記&絵/minaco.)
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by tototitta | 2005-11-22 23:10 | Manchester United | Comments(10) | ▲ TOP
サッカーJ+
d0031385_19371941.jpgエンターブレイン社発行のJリーグ専門誌 『サッカーJ+』vol.2にて当ブログが紹介されました!
「サッカーのおもちゃ箱」というページの、 <Jリーグブログ100選>というコーナーに掲載されています。本屋さんで是非見つけて下さいね。

先月取材を受けた時、ご覧の通り鹿島に限らずユナイテッド他の諸々を好きに書いてるこのブログでいいんだろうか、鹿島のファンブログ紹介ならもっと相応しいサイトが沢山あるのに、、、という気もしたんですが、100選もあるならまあこんなのが一つ紛れててもいいかなと。。。
ところが掲載誌を見ると、あれ?!  100選といいながら3つしかないっ! きっと今後小出しで紹介されるのでしょう。。。(そうだよね、一度に100も探してくるのは大変だよ)

という訳で、栄えあるNO.002に選ばれました。本当にありがたい事です。これでより広く世間の皆様に読んでいただけると嬉しいです。なんつって、いやはやお恥ずかしい。
皆様、これからもどうぞよろしくお願いします。

(記/minaco.&なるほ堂)


<おしらせ>
ホームページの[Football sketch]に マンチェスターU/ チェルシー戦(プレミアリーグ#11) をアップしました。ぜひ御覧下さい。
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by tototitta | 2005-11-19 19:41 | サッカー全般 | Comments(7) | ▲ TOP
『ブラザース・グリム』は面白い
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テリー・ギリアムとティム・バートン。奇しくもファンタジー・・というより、奇想譚を得意とする2大鬼才監督の新作を相次いで観た訳ですが、あえて比べれば私ゃ『チョコレート工場』より『ブラザース・グリム』の方が面白かった。別に、比べられる筋合いはないでしょうが。(『チョコレート工場』も楽しかったけど、何か食い足りなさは拭えなくてね)

『ブラザース・グリム』の予告編を観た時には、まるでCG満載の大冒険『ハリー・ポッター』かよ、と思っちゃった。
ところがどっこい、観ればこりゃあかつての『モンティ・パイソン』じゃないの。『エリック・ザ・バイキング』とか『ライフ・オブ・ブライアン』とか史実や古典を下敷きにした大風呂敷のバカ映画があったけど、それを思い出す。いきなり”グリム兄弟はヤオだった!”というツカミで始まって、勢いのまま笑っちゃう。

とにかく良く出来た映画である。
19世紀フランス占領下のドイツという舞台設定でフランス将軍(ジョナサン・”ブラジル”・プライス!)、拷問好きのイタリア人(ピーター・ストーメアとは気付かなかった!)、農民の土着文化を守るドイツ人のキャラクターが配置される。それぞれを誇張しつつ絡ませるバランスがいい。フランス人は当時のドイツ人を野蛮で非文明的な田舎者と蔑んでいる。支配下にあるドイツ人は、勿論フランス人の貴族階級の悪趣味を揶揄してあざ笑う。パルマから来た自称・拷問の芸術家のイタリア人は、節操なく両者にもウザがられる。典型的欧州民族の構図。こういう風刺が利いているのは『モンティ・パイソン』もそうだったし、ウケるよね。
更に、土着文化や民話を信じるドイツ農民に対して、森を焼き払い村の画一化を推し進めるフランス軍は、現代のグローバリズム対ローカリズムを皮肉ってもいるようで。
結局、森の魔力には敵わないんだけど。

リアリストで手八丁口八丁のグリム兄がマット・デイモンで、ファンタジーを信じるナイーブなグリム弟がヒース・レジャーという、イメージと逆のキャスティングも良い。
マット・デイモン(バラックに見える…)生き生きとして面白かった。2人がバディ・ムービーのノリでヘタレ珍道中。
森に棲む魔女はベルッチ様しかあり得ないでしょ。ああ、お美しい。誘惑されたら私も抗えません。

奥の深い風刺の利いた、それでいてバカ満載の大変楽しい映画でした。さすがギリアムのギミックだ。

(記&絵/minaco.)
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by tototitta | 2005-11-16 21:53 | 映画 | Comments(4) | ▲ TOP
残念二題。
d0031385_1885493.gif小笠原今季絶望・・・。
正直、もう一杯一杯なのは解っていたので驚きはしなかった。むしろ全治3—4週間という、最悪の怪我で無い事が判り、ちょっと安心。
ただ、満男が今期絶望だからといって鹿の今期優勝までもが絶望な訳では無いはず! チカシやコロ助はやれば出来る子だ! 頼む。
(←絵は、4年前の年賀状用に書いた満男。線画/minaco、彩色/なるほ堂)


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d0031385_189871.gif【訃報 】 昨夜、WWE所属のプロレスラー、エディ=ゲレロ選手(38)が急逝されました。
小柄な体格ながらルチャ一家仕込みのテクニックと軽妙なメキシカントークで、人気実力ともに現在アメリカンプロレスの最高峰に位置したレスラーなだけに残念でなりません。一時期はドラッグ中毒で苦しんだ時期もありましたが、それも克服。最近斜陽ぎみのWWEにあって今後ますますの活躍が期待されていた矢先でした。

“ ラティーノ・ヒート”ことエディ=ゲレロはまるでロドリゲス監督映画の登場人物の様でした。
ローライダーで颯爽と現われ、嘘をつき、騙し、金持ちからお宝を頂いちまう、、、陽気で素敵な悪人スタイル。どんなにズルいことをしても、あのハンサムな笑顔で許してしまう、誰もが愛さずにはいられないラテンプレイボーイ。彼のような、そこにいるだけで周囲を明るくする人物が急に死んでしまうと、まるで世界を照らす太陽を失ってしまったかのような気になります。
JBLやバティスタなど、エディとの抗争のおかげでスターダムに伸し上がったレスラーたち、そしてWWEという団体そのものまで、今後はどうなってしまうのでしょうか?

エディ=ゲレロ、、、まさに不世出のプロレスラーでした。 御冥福をお祈りします。
(でも、あの入場曲ととも「嘘だつーの! 騙されてんだつーの!」ってローライダーに乗ってやってくる気がする。。。そうならどんなに嬉しいか。)


それにしても急逝したエディといい、志半ばで身体を壊し引退を余儀無く去れたダイナマイト・キッドといい、大男揃いのプロレス界の中、ジュビアヘビー体格でトップを張るのは実に大変な事なのでしょう。恐らくこの二人に続いていくであろう天才、丸藤正道選手に期待したいです。これからは彼の活躍にエディの姿を重ねて見る事になると思います。

PS/実はエディは日本の某団体でも一時期活躍していました。しかし、団体の意向でマスクマンとして。。。あんなに素敵な笑顔を見れなかった当時の日本のプロレスファンは不幸と言えるでしょう。彼を二代目ブラックタイガーなんていうどーでもいいマスクに覆い隠してしまった某団体には改めて「バカ!」と言わせていただきます。

(絵/minaco 文/なるほ堂)
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by tototitta | 2005-11-14 18:21 | 鹿島アントラーズ | Comments(3) | ▲ TOP
『シン・シティ』とR指定
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『シン・シティ』を一緒に観終えたなるほ堂は、 「…やっぱり恐いじゃん〜〜!!」と 泣きそうな顔になっていた。

確かにこの映画、バイオレンスがキツい。もう勘弁して〜と気の弱いなるほ堂がいくらスクリーンから目を背けても、イライジャ・ウッドが、ベニチオ・デル・トロが、ニック・スタール(『ターミネーター3』にエドワード・ファーロングの代わりに出てた男の子)が、血みどろになってあんな目やこんな目に……!
私はと言えば、モノトーンにパートカラーのCG処理された映像のおかげで、エグいシーンも完全にコミックであり虚構の世界と割り切れたから大丈夫。もっとリアルなバイオレンス描写なら目をつぶってしまうけど。

突然ですが、映画のバイオレンス描写におけるあなたのR指定はどこがボーダーラインでしょうか。

最近は細かくR指定で分けられてるけど、許容範囲は個人的なもの。『ゴッドファーザー』でもダメな人がいれば、どんなスプラッター・ホラーも平気な人がいる。まあ、ホラーは笑いと同義になってる事が多いけど。

私は『シン・シティ』はOKでも、『キル・ビルVOL.1』はアウトだ。ロドリゲスはいいけど、タランティーノのバイオレンスは苦手だ。デビッド・クローネンバーグはいいけど、デビッド・リンチはちょっと苦手。サム・ペキンパーはぎりぎりOK。映画としての面白さとはまた違う話である。銃をこめかみに突きつけて、そこでカットが変わって死体があるのは許せるけど、ブチ抜かれるところは遠慮したい。 基本的には寸止めがベター。

アクション系バイオレンスじゃなくても、アート系(?)でもバイオレンスはある。
私はピーター・グリーナウェイの映画が好きだけど、とても他人には薦められない。
ついでに言えば、これまで観た中で一番恐かったのは『サスぺリア(2)』と『ベイビー・オブ・マコン』だな。トラウマです。

薄っぺらな描写でお茶を濁されるのもつまらないし、作品によっては観る方の我慢も致し方ない。でも 最近の映画はCGが進歩したせいか、露悪的にエグいシーンを入れることが多いんで困る。だって、ツクリモノと解ってても心臓に悪いじゃないか。

ところで、ロドリゲス映画はルチャ・リブレ(メキシカン・プロレス)と同じだ。役者のポテンシャルを最大限生かしたキャラクターがどれも立っているし、恐いものなし、アイディアと情熱を惜しみなく注ぎ込んでるのが観ていて楽しい。
テクニコ(善玉)はテクニコらしく、ルード(悪玉)はルードらしく、ベタはとことんベタでいい。迷いがない。『スパイ・キッズ』シリーズを評価しないファンはヤオだと思う。あれこそロドリゲスにしか撮れない傑作ではないか!

『シン・シティ』はロドリゲスが”バーリトゥード” 、または”電流爆破デスマッチ” に参戦した映画だ。 ”黒ロドリゲス”ともいえる。

出てくるのは相変わらず私好みの顔ばかり。しかも、今回はイアン・ハート(アイルランド代表のフットボーラーではない、念のため)まで使うとは!さすがにいい顔、いい役者が解ってるなあと嬉しいぜ。
パート2も作るらしいが、もうロドリゲスなら今更何をやっても構わない。心のアミーゴなんである。ついて行くぜ。

(記&絵/minaco.)
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by tototitta | 2005-11-11 22:22 | 映画 | Comments(2) | ▲ TOP
THIS IS THE ONE.
#11 UTD 1-0 CHELSEA

リール戦に続き、この試合もルートがキャプテンを務めた。てっきり消去法で急遽代役を務めただけだと思っていたが、嵐にさまようこの船のスキッパーをルートは自ら志願したらしい。って、それはちょっとカッコよすぎか。ただ若い子を見てると「放っとけん!」性分が抑えられなかったんでしょう。

試合前ルートはチェルシー相手に、「ポイントを奪うのも大事だけど、 うちのスタイルで勝つ」とビッグマウス。でもそれは本当になった。

先の事は今はいい。この試合は勝敗よりプライドの問題だ。
自分達のフットボールを見せなくては話にならない。たとえ負けてもユナイテッドのスタイルを見せればいい。前半から彼らはそれを見せてくれた。

今季ダメダメなフレッチの 超能力(としか思えない)ゴール。その時ゴール前でルー坊が戻したボールを、スコールズは自分がショートを打てるのに左のロンに出した。その選択。また、ある時は自陣の密集からカウンターを狙うパスコースを見つけだし、そこへ通す。そのプライド。
まるでゴルファーがOBぎりぎりの林の真ん中に打ち込んだのに、アンプレアブルせずにほんのわずかな隙間を抜いてグリーンを狙うかのようだ。誰もがセーフティにプレイする場面でも、そんな選択肢は頭にない。でも、それが大事なゴールを呼ぶ事にもなる。 今日のスコールズは神々しかった!

エッシェンもマケレレもいい選手だ。けれど、うちにはスミシーがいる。それを見せてやったことが嬉しい。グラハム・ポールさんもグッジョブ。今日は皆がガチになった。これがユナイテッドだ。決して完璧な試合じゃないけど、バカみたいなミスもあったけど、我々は間違ってない。量より質、合理性より創造性。生産性より可能性に賭けるのだ。これしかない。そして層の厚さと体力に優るチェルシーに勝った。

キャプテンマークは途中で外すことになったけれど、ルートはキャプテンの仕事は果たしたと思う。それはこのチームを信じる事。思いは通じた。

This is ths one
Oh This is ths one
Oh This is ths one
This is ths one
I've waited for...
(The Stone Roses『This is ths one 』 )


それにしても途中から私の瞳孔は開きっ放し、なるほ堂はユナイテッド・ファンでもないのに泣いてる始末。ああプレミアは疲れる…。

(記/minaco.)
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by tototitta | 2005-11-08 22:02 | Manchester United | Comments(5) | ▲ TOP
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