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イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
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初めてのPK
(記/minaco.)

【#27 / HSV × FC Schalke 04 】

いつしか6位まで降りちゃったHSV。第27節は2位シャルケ04をホームに迎え、重要な試合が続きます。今では3位どころか、これ以上順位を下げてEL出場権さえも失わない為の…。


美しい屋根に囲まれ、白い紙吹雪が舞う満員のノルトバンク・アレナ。ルートはこの日もペトリッチと2トップで先発した。無精髭が更に濃くなり相当気合も入るらしく、のっけからいちいちリアクション激しい。こっちに寄こせ、あっちへ出せと始終味方に命令する。

しかし、くれーー!と叫んでも通じないんである。縦一本ロングボール任せなHSVにこれといった連携は無く、守備もファウルでしか止められず。試合の流れはブツ切れ、ロゼナールは自陣でボールを失い、不安すぎる展開だ。

そんな中サイドで敵を削り、何故かスローインまでするのがルート。ボールの無い所で倒され、或いは自分がやられた振りしてカードを出させ、オーバーヘッドシュートは失敗したけれど、地道なガツガツぶりがやがて40分にゴールを生む。

FKからGKが弾いたのを、すかさず右足ボレーで合わせた先制点。駆け寄るチームメイトに人指し指を立て、「よっしゃ1点獲ったぞ!」と激を入れる。ああ頼むから今日は守りきってくれ。

するとチームは急に積極的となり、ルートにも若干余裕が生まれ、前でボールを繋げるようになる。惜しむらくは、前半が残り少ない事。このままの流れで追加点が欲しかった。

後半にもゼ・ホベルトから絶好のカウンターでルートが持ち込み、シュートするが枠を外す。ルートが決められないとチームはまた元通り、中途半端な攻撃からカウンター喰らう。挙句クリアミスを突かれ、クラニーに同点とされてしまった。

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さて、問題なのはこの後。左サイドでルートがボールを奪われてから。自分が奪われたものは必ず自分で取り返しに行く。追いかけてスライディングタックルをお見舞い。それがいつものルート。

ところが、この時はフォローが誰もなく敵にパスを繋がれ、サイドを猛然と追う羽目になる。最終ラインまで追い続け、ペナルティボックスまで来てやっとマタイセンが参加するが、構わずなおもルートは相手に足を引っ掛けて倒す。ホイッスルが鳴り、当然PKである。
    何故、自陣のペナルティボックスで
    センターFWが
    PKを献上するのか。
初めて観たよ、こんなシーン。まず有り得ないだろ。ルートのキャリアにおいてもPKは何度ももらったが、与えるのは初めてだろう。ドイツに来てまさかPKを蹴るより先に、与えるとは。彼は「ああやっちまった…」と頭を抱え、ワタシも同じく頭を抱えた。オーマイガッ!

ラキティッチによるPKは一度やり直しがあったものの、虚しく逆転される。自分で自分の得点をフイにしちゃった。その後ピトロイパのゴールで追いつき、決定的ピンチも寸での所で助かり、2−2のドローに終わるHSV。

負けなくて幸い…なのかしら、このドタバタ劇。ルートの無謀なディフェンスは、やはり1週間に8失点もする守備陣が不安なのかもしれんが裏目に出た。とはいえ、例えばリスクも構わぬタックルかますポール師匠に「もっとベテランらしく」などと諭してもナンセンスなように、ルートにも「そんな事までしなくても」と言ったって無理だ。

だって、すべては勝ちたいからだし、その勝者のメンタリティをチームに見せるのもまたルートの役目じゃないか。
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by tototitta | 2010-03-28 20:01 | Ruud van Nistelrooy | ▲ TOP
今週のやや凹むHSV
(記/minaco.)


【#26 / Leverkusen × HSV 4-2 アウェイに散る】

勝てば上位へ近付き、負ければ一気に遠のいちまうとゆう、HSVにとって大きな試合でした。3位レヴァークーゼンとの直接対決。ええ、ブンデスで来季CL出場権を掴むには、最低でも3位(予備予選から)が条件なので。

ところが、現実は厳しかった。ワタシにとって初TV観戦なのに…ああ結果は4-2の完敗。最近まで無敗を続けてた相手はさすがに型を持っていて、力の差を見せ付けられる。今のHSVは優勝争いに参加できるチームじゃない、とゆう事実を直視するのは辛かった。

HSVは立ち上がりこそ敵陣でボールを繋げたものの、やがてキースリンクに得点されると、後はずっとレヴァークーゼンのペース。先発してペトリッチと2トップを組んだルートは、殆どの時間中盤に下がって攻撃の起点を作ろうとする。前に全くボールが入らないので致し方なし。

少しでもパスを繋げ、マイボールにする為DFと競り合った。敵のCBには元宿敵ヒーピアがいて、お互いエルボー撃ち合ってFKを得たり(こぼれ球をゼ・ホベルトが同点)。実況解説は「得意なペナルティボックスにルートが居なくてどうする」などと言うけど、これもまた彼のプレイスタイルなんだよ。

但し、他にフィニッシャーがいなかった。後ろから自分で攻撃を即しゴール前へ走るのを観ると、ルートが2人いればいいのにと歯痒い。結局シュートすらないまま、70分でベンチに下げられる。

まだ2-1の時点でルートを下げるとは、ラッバディア監督は自ら「参りました」と降参したようなものだった。どうせ負けるなら深手を負わないように、とゆう事か。その後、更に得点と失点を繰り返したが、もう観てらんない。スコア以上にチームの格の差を感じる。

とはいえ、ワタシは決して不甲斐無いとか怒る立場でなく。ただ、頼りにしてくれるHSVサポをガッカリさせたくない。小心者なので、ボールを持つ度聞こえてきた「ruuuuuuuuud!」の声(あれはブーイングじゃないよぅ)に向かって、「お役に立てず申し訳ございません」とワタシがひたすら謝りたくなるんであった。

さて、ドルトムントが勝利した事により、これでHSVは5位へ転落しちまった。今季、目指すはELタイトルだけか。EL優勝クラブにも来季CL出場権くれればいいのにねえ。

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【EL 2nd leg / RSC Anderlecht × HSV 4-3 やばかった】

ギリギリだったけど、アウェイゴールの差で何とか勝ち抜け。何ですか、また4失点て…。ハイライト映像で知るのみだが、フル出場できたんで良かった。お次の対戦相手は、スタンダール・リエージュに決定。願わくば、決勝でリバポーと当たりたいな。

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【付記】

ヒーピアさんと過去の対戦、ちょうど2003年のリバポー戦の映像がユナイテッド公式 で観られます。明日もこのくらい気持ち良く勝てますように!
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by tototitta | 2010-03-20 19:05 | Ruud van Nistelrooy | ▲ TOP
トマトケチャップ皇帝
(記/minaco.)

やりましたよー。EL決勝トーナメントにてRSC アンデルレヒトを迎え、3−1の勝利。ルートはノルトバンクアレナで初先発&フル出場&ゴール!

この日は1トップを務め、人一倍ユニを汚してた。CKからマタイセンが先制し、40分エリアくんの折り返しからルートが追加点。出てきたGKに強引に突っ込み、角度の無い所から決めた。ゴールするには、相手より一瞬だけ早くボールに触ればいいんだ。

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さて、先週の話だけど、レアル・マドリーのゴンサロ・イグアイン君がスペインの番組「La Sexta」に語ったエピソードがちょっとした話題になってた件。それによると加入当時、彼はルートにこんな事を言われたそうで。
ゴールってのは、ケチャップのボトルみたいなもんだ。どんなに押してもちっとも出て来ない時もある。でもやがて、叩いただけで一気に出て来るんだよ。

3カ国得点王の実績を持つストライカーからアルヘンの若きストライカーへのアドバイスとは、「ゴールはケチャップ」だと。
    『マスコミはトロール漁船に集まるカモメだ』
    『翼よ、あれがパリの灯だ』
    『芸術は爆発だ』
    『山椒魚は悲しんだ』
    『サラリーマンは気楽な家業ときたもんだ』
    『だるまさんがころんだ』
    『これでいいのだ』
    『ゴールはケチャップだ』
こうして様々な名言と並べてみると、いささか寺山修司的前衛か?
まあさすが、フリットにケチャップたっぷり付けて食すのが大好きなオランダ人。あるよね〜。粉チーズもそうだけど、なかなか出てこないと思ったら急にドバっと出ちゃうんだよね〜。

──いや、そんな生活感丸出しの「あるあるネタ」じゃなくて。もしかしたらケチャップのCMコピーに…使われる訳もなくて。もうちょっとキレイな例えはできんのか…。

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偉そうに言ってるけど、少なくともユナイテッド時代のルートは試合に負けた日、自分を責めノイローゼで眠れなくなる人である。
とてもじゃないが「こんな日もある」などと割り切れない人である。
むしろ周りに当り散らし相当迷惑な人である。
あの因縁のガナーズ戦でPKを失敗した時だって、その後PK練習ばっかして悶々と悩み続けた挙句、やっと「…なんだい、ちゃんと蹴れるじゃん自分」と気付くまでしばらく掛かったという話。

きっと彼は、イグアイン君にかつての自分を見てたんだろう。大きなお世話だが。
つまり、右も左も解らぬ若い頃の自分(イグアインの年頃、彼はまだ大学生で2部のセミプロ選手だったけど)に言ってやりたかったんじゃなかろうか。

そういや、以前は「ゴールはメインディッシュ」とも言ってたルート。どうしていつも食い物に結び付くのか。それはきっと貧乏性だから。眼の前に料理があれば全部平らげなきゃ気が済まない。ブラバント農民は飢えてるから貪欲に執着し、喰う為に働く。

要するに、底の方にへばり付いたケチャップを「出ない」と諦めず、意地汚く「出るまで無理矢理押してみた」のはルート自身である。ケチだねえ。すると、意外にも「ヤケクソで叩いたら出ちゃった」…そんな実体験に基づいて彼はこの論理を導き出したと思われる。いつもその繰り返し。

今喰えなくてもいつかは喰える、と最初から思えたら気が楽なのに。イグアイン君に言ったのはそうゆう意味だろうけど、でもそこまでケチャップに執着してるのはルートなのだ。

昔、ギグスがこう評した事がある。
    「あいつのメンタルは特別で、もしチャンスを逃しても引きずる事はないだろう。次のチャンスを狙い、ゴールする自信があるんだ。その自信が周りの選手にチャンスを作ろうと思わせる」
実は引きずってるんだけど、だからこそ「ケチャップ」だと言い聞かせる。そうやって恐れを信念で武装し続けると、やがて妙に説得力を持ち、人には自信に映るのかもしれない。

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ああ、ケチャップだけでこんなに語ってしまった。
今夜は3位レヴァークーゼンと直接対決。これに勝って勝ち点差を縮めたい、いや縮めねばならぬ大大大一番でございます。やっとTVで観られるよぅ(泣)
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by tototitta | 2010-03-14 18:35 | Ruud van Nistelrooy | ▲ TOP
待っててね南アフリカ
(記/minaco.)


先週のPSV×HSVのEL2nd legはやや荒れた試合となったらしいが、アウェイゴールの差(H1-0、A3-2)で何とかHSVが勝ち抜け。
続いて日曜はブンデスでも大一番、アウェイでのバイエルン戦。上位に少しでも星を拾うチャンスだったが、良い所なく1-0で敗れる。

ルートは太腿の筋肉を負傷してて、そのどちらにも間に合わなかった。せっかくHSVサポに期待してもらってるのに、この大事な時にお役に立てないとは本当に申し訳なく胸が痛む。

なお、今年のEL決勝の地はハンブルクである。ブンデスリーガ3位内確保と共に、この特別なタイトルもHSVサポの願いであろう。勝ち進めば、かつての宿敵リバポーと対戦するかもしれない。その為にはルートのゴールが必要とされるはず。

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ところで、オランニェはワールドカップで彼を必要とするだろうか。
もう一度代表を目指すと宣言したものの、そう簡単には行かないとも承知してる。

俺の残りの時間すべてをオランニェに捧げるつもりだ。そりゃあマルワイク監督がすぐ連絡をくれると期待してる訳じゃない。現在のオランニェのオプションですらないのも解ってるよ。俺にはW杯でプレイする前に、まずHSVでやらねばならん事がある。(Sportweekにて)

一旦代表引退を決めたのは、ユーロ08で敗退した後だった。無念ではあったけれど、最後の試合ロシアとの延長戦を思えばギリギリの所でプレイしてたのも解るし、自分で自分と相談して決めたなら仕方ないと納得した。

だが、ルートは今その決断を後悔してると明かす。
2年前に引退した理由はただ、マドリーで他の選手に負けないよう闘ってたから。その時は自分の目標をすべてマドリーに向ける必要があったんだ。今はもう一度試合に100%フィットして、代表復帰を目標にしてる。

振り返ってみると、ユーロ08の後で代表引退すべきじゃなかった。でも俺は、こんなに自分の決断に後悔する事になるとは知らなかったんだ。

つまり、そうゆうこと。あの後、膝の怪我を負い手術して、リハビリして、復帰して、当時とは状況も心境も変わった。大怪我を経てモチベーションが落ちるどころか、改めて強くなってるらしい。恐らく、自分の膝に問いかけたら「まだ出来る。てゆうか、やらねば」と答えたんだろう。ガチの動機はいつもmustだから。

すると先日、マルワイク監督がルートと電話で話し合ったと言うではないか。曰く、「我々はとても建設的なディスカッションをした」

以前こんな事を言っていた監督だが、どちらから電話したんだろ。ともあれ、まずは前向きな第一歩。ちなみにオランダ国内では、「復帰は当然。議論の余地無し」との意見が大多数だとか。勿論、ワールドカップまで何が起こるか解らない。ただ────

南アフリカで日本とオランダが対戦する時、ルートと小笠原満男がチームにいてほしいな。待っててね南アフリカ。
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by tototitta | 2010-03-03 22:15 | Ruud van Nistelrooy | ▲ TOP
HSV通信#22〜23&EL
(記/minaco.)

【ブンデス第23節】

週末はホームでのフランクフルト戦。
ひょっとしたらベルグに代えてルート先発か?!などとゆう情報を得たので驚いた。この日ゼ・ホベルトが復帰し更にルート先発となれば、心強いベテランと共に苦手フランクフルト相手でも勝利できるはず…とHSVファンの期待は高まる。

ところが、スタメンにはやはりベルグ。どうやら足首の軽い怪我でベンチすら外れたと知ったのは、前半を終了してからだった。(ジャージ姿で立って観戦してたので、直前まで出る予定だったんじゃないかな)

結果は0−0。ホームとはいえヨーロッパリーグ(旧UEFA CUP)から中2日のHSV、ターンオーバーなど叶わないしさすがに疲労してたか。尽く決定機を逃しちまったのを観て、HSVサポは「ルートがいれば」と嘆いたかもしれない。すまぬ。それでも3位シャルケ04がヴォルフスブルグに負けたので、勝ち点差は5へ縮まった。ああツイてる。

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【ブンデス第22節】

ところで、ご挨拶と言うには余りに衝撃的なインパクトを残したシュトゥットガルト戦のこと。

同点に追いつかれると、ベンチのルートは時計を気にしつつ今か今かと出番を待ちわびていたそうである。曰く、監督に対し
「オイ、俺はここにいるぞ!サブなんだぞ!」
と叫んだとか。生憎、離れた所にいた監督には届かなかったらしいが。うわあ扱いづらい選手…。

その通り結果を出したルートに、HSVサポの夢は一気に盛り上がる。
HSVファンに素晴らしい幸福をもたらすのに、2分で充分だった。ルートは嵐のようにファンの心を鷲掴みにした。まだ100%でないとしても、既にチームを勝利させ、ルートの加入がHSVの武器となる事に疑いはない。(ブンデス公式サイトより)

ラッバディア監督も「やると思ってた」(ホントか)と喜び、チームメイトのペトリッチは「彼のいないチームは考えられない」とまで言う。はええよ…順応早すぎ。つうか、そんなに頼られても。

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【EL 1st leg】

その後、ミッドウィークにはELで、古巣PSVとの対戦があった。きっとユナイテッドでプレシーズンに対戦して以来だと思う(ちなみに、その際はファーギーの計らいでキャプテンを務めさせてもらった)。

PSV時代の仲間とは未だに連絡を取り合う仲とのこと。正に地元とゆう事で、PSVファンは今でも大変好意的。彼らにとってはずっと「おらほのRuudje」なのだ。
PSVはすべてが始まった場所。あの街から30分も離れてない所で俺は生まれた。とても特別な日になると思う。

また、これがHSH ノルトバンク・アレーナのデビュウ戦でもある。65分から出場したルートは、ブンデス名物・男声合唱団によるコール&レスポンスで迎えられた。場内アナウンスが「Ruuuud!」と告げれば「van nistelrooy!!!」と返す×3。これぞドイツ、完璧な統率力。

試合の方はヤンセンによるPKで得た1点を何とか守り切り、無事勝利。ルートはHSV TVとPSV TV両方に独語蘭語でその感激を語った。
鳥肌が立った。俺にとっては信じられないくらいの歓迎だったし、すべての観客に感謝したい。

そしていよいよ明日、2nd legでアイントフォーヘンへ。ベックスがオールドトラッフォードに帰るCLと同じように、ルートにもこれが初めての「帰還」となる。きっと一族総出で観に来るに違いない。勿論、ハンブルクで熱い拍手と歓声を贈ったPSVファンも彼を待っている。だから、どうしてもこの試合には間に合ってほしいのよ。
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by tototitta | 2010-02-24 19:50 | Ruud van Nistelrooy | ▲ TOP
ドイツでも暴れ馬
(記&画/minaco.)
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ワタシが観始めてから2試合連続ドローのHSVです。でもせっかく順位が上がった事だし、この辺で勝利を…と臨んだ週末アウェイのVfB シュトゥットガルト戦。(ブンデス公式サイト にダイジェスト映像があります)

先発はまだ無理だが、何せ1年半もガチ試合から離れてたんだもの仕方ない。今は試合勘を取り戻す為、少しずつ実戦を積みたいところである。まあ前回よりは時間をもらえるだろう、と観戦体勢は準備OK。

ルートの出番が来るまでチラ見してると、前半23分でHSVが先制した。得点したマルクス・ベルグとゆう選手は、かわいくてイキの良いスウェーデン人。対するシュトゥットガルトのGKはレーマンである。ああ昔を思い出すねえ。

しかし、リードしても主導権を握れないHSV。何度も危ない場面が続く。右SBの特攻野郎Aチームみたいなデメルから長いフィードを繰り出し、カウンターを狙うも押され気味。深いタックル、骨と骨をぶつけるよな肉弾戦の中、負傷者が出てHSVは早くも交替枠を使う羽目に。

レフリーに助けられた面もあり何とかしのいでたものの、やはり後半に同点を許してしまった。10番ペトリッチも痛み、やな雲行きだ。

やがて、65分。今日は早めに手を打つラッバディア監督が、ペトリッチに代えルートを投入する。果たして流れは変わるのか。ピッチにストライカーが用有りとすれば、ゴールしに行くだけ。

まずベルグと2トップの右に入ったルート。後ろ向きにボールを受ければ、するりとターンしてDFをかわしパスを繋げる。う、巧い。これまでに無い効果的なリズムをチームにもたらす。

ざっと観る限りだが、HSVはボールを奪ったら即縦一発でFWを走らせる、といった単純な攻撃しかなかった。そこへルートが入るとシンプルだが確実なパスで局面を変える。ボールが収まり余裕が生まれ、流れるように連動して人も動く。まるで別チームじゃないか。

ボールを奪いに詰め、またはDFの裏を狙いながら、後ろの選手に指示とゆうか、ダメ出しする。まるでオレに寄こせば何とかしてやる、と言わんばかり。

それは本当だった。やがて、ロゼナールのFKから前線が頭で落としたところ、ルートがそれを左足ダイレクトで叩き込む。えっそれ繋がるの?あっそれシュートすんの?と思うや否や、電光石火で逆転ゴールが生まれてた。

唖然とした。ブンデスリーガ初シュートがこんなゴールになるなんて、信じられない。ナニそれ。少しずつ新しい環境に慣らせば良いと思ってたのに、まさかこんな早く。試合勘?ってナニそれ。

ルートが入ってHSVが勢いづいたとゆうより、シュトゥットガルトがびびってパニクった。初めて対峙する暴れ馬に恐れをなし、縄を掛ける事ができない。

手綱を放れた馬は更に暴れる。ベルグとポジションを換え、左へ。2分後、右足で駄目押しの追加点は、レーマンの腕をすり抜けてネットへ。もうベンチも総出でルートを囲み大団子状態となる。駆けつけたHSVサポも、この馬を買って良かったとさぞや安堵した事だろう。
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とゆうか、ワタシはPCの前で呆然として、うわーうわーうわーと口を開けるばかり。25分間でダブル。あわやハットトリックすらあり得た。そりゃあこれまでも各所デビュウ戦でゴールしてきたけれど、解ってはいたけど、凄すぎて涙腺が緩む。

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あっとゆう間の逆転劇で貴重なアウェイ勝利をもぎ取ったHSV。最も喜んだのは若き監督かもしれない。怪我上がりの新参者を出すのは半信半疑だったろう。ホイッスル後、ルートに「ホラな、俺を使って良かっただろ」とでも言うように肩を叩かれた監督の嬉しそうなこと。

ハードな当たり合い、ファウルも流されるブンデスのストロングスタイルを心配されたが、本当に巧い選手なら簡単に削られやしないものだとも解った。つまり、きっと大丈夫。ゴールもいななきも、これまで通り。「何をすればいいか解ってる」とルート。

独語実況は何度も「スーパースター」と呼ぶけれど、彼はただ“Van The Man”の異名を取る競走馬。ブンデス特有(Jリーグも真似てる)の儀式であるサポへの挨拶を皆で終え、ニコニコと引き上げる暴れ馬であった。

次はヨーロッパリーグ、古巣PSVとの対戦が待っている。
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by tototitta | 2010-02-16 18:12 | Ruud van Nistelrooy | ▲ TOP
いざ、ブンデス
(記&画/minaco.)
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本人は「今80%」と言うが、監督は「まだ60%」と判断し、出場を急かすつもりはないと直前まで慎重だった。けれど、2月6日(ユナイテッドにとって特別な日)アウェイのFCケルン戦で、ルートはブンデスリーガにデビュウした。ほんの数分(数秒?)だけ。

ベンチ前には大量のカメラが向けられ、こんなに注目されるのはまるで05/06シーズンの今頃以来かもしれない。ケルンには、ユナイテッドからローン移籍中のトシちゃんことトシッチも出場。ハイライト映像で観た限りブンデスはやはり当たりが強く、殆ど肉弾戦と言ってもいい。


開始2分で先制したのは、HSVのマルセル・ヤンセン。31分に1点を失ったものの、すぐさまムラデン・ペトリッチの得点で逆転し前半を折り返す。後半またもペトリッチで3-1へとリードを広げるが、75分に直接FKで失点。撃ち合いの様相に。

勝利まで僅かな時間を残し、ルートともう1人が交代を告げられる。ところが、サイドラインで待つ目の前でまさかのオウンゴール(記録上はアディル・シヒの得点)献上。嘘だろ…と頭を抱えて激しく動揺するルート。もう少し早く交代させていれば上手く時間を使えたのにもったいない。とゆうか、3点も獲って守り切れないとは。

急いでピッチに入り、ファーストタッチはキックオフ。すかさず追加点を狙うが時既に遅し、さすがにロスタイムからでは何も出来ないだろう。試合後ルートは「クレバーさが足りない」と分析し、「その辺を俺が助けられれば」とコメント。チーム事情は何も知らないが、いわゆる勝者のメンタリティとは言えず、先が思いやられる…。

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それでも、やはりガチモードで試合してるのを観るのはすこぶる嬉しいものである。怪我を経て、殆ど1年半振りのこと。

HSVのベンチはとても良い雰囲気に見えた。ルートは味方の得点チャンスで真っ先にベンチを飛び出し、一際大きくガッツポーズで吠える。どこかで何度も観た光景。そして「これまでで最も短い出場時間」と言う余りの物足りなさに、審判に「もっとやらせろ」と迫ったそうだ(無茶なw)。

そんな風に、フィジカルが100%じゃなくとも精神的には伸び伸びとして非常に元気そうである。何だろう、まるで20代に戻ったような、どこか懐かしくデジャヴみたいにも感じる。
どうやらここが、ガチがガチとして闘える居場所。

無念のドローにも拘らず、運良くHSVは4位に浮上した。最終的に何とか2位(最低でも3位)まで引き上げる事、それがHSVサポの為ルートの使命であろう。てゆうか、ワタシの為に来季CL出場権を!

さて、今夜もアウェイでシュトゥットガルトとの対戦です。観られればいいけど…。
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by tototitta | 2010-02-13 22:44 | Ruud van Nistelrooy | ▲ TOP
ここはハンブルク
(記/minaco.)


契約は1年半。背番号は22。
お別れセレモニーの翌日、ハンブルガーSVでプレゼンテーションを行ったルートは、集まった報道陣との質疑応答を(所々確認しながら)普通にドイツ語でこなした。

HSVは早速22番のユニを発売し、クラブ史上最高の売り上げを期待しているという。ちなみに、これまでの記録はラフィの25,000枚だそう。何だかケタ違い(に少ない)の気もするが、ルートはこの規模のクラブにとって、きっと物凄い経済効果をもたらす予定なのだなあ。

よって、HSVの気合の入り方は半端じゃない。ハンブルクからの迎えにクラブが用意したのはプライベートジェット(小さめだけど)。案内されたのは高級ホテル。まるでセレヴみたいな扱いに、ルートも「ベッドさえあれば充分だよ」と漏らしたとか。サポもまたHSHノルトバンク・アレーナにバナーを準備し、クラブ史上最大のビッグネーム(?)を歓迎してくれた模様。


さて、ハンブルクの事をワタシはまだ良く知らない。とりあえずドイツ北西部の歴史あるハンザ都市であり、ドイツ最大の商業都市。沢山の運河やアルスター湖もあって、あのモンブランやニベアの本拠地なんだとか、日本企業も多数支店を置くとか、プロテスタントが多いとか(オランダ同様ドイツも北部はプロテスタント、南部はカトリック)、かのカール・ゴッチさんの出身地だとか。気候は厳しく、住人気質は割とクールらしい。まあそんな感じとしか。日本で言えば、姉妹都市である大阪みたいな所かな。

そして、とにかく寒そう。トレーニングは寒風吹きすさぶ海辺だか川辺みたいな所で、練習場にも雪が積もってて、スペインとはまるで正反対の風景。とはいえルートにすれば、言語も生活環境もこれまでよりずっと故郷に近いのは確か。チームにはマタイセンやカステレンとゆう同胞も居る。馴染むのに苦労しないはず。

早ければデビュウ戦は2月6日、アウェイのFCケルン戦になるかもしれない。

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「プレミアに行く事も出来たけど、イングランドでは既に素晴らしい5年間を経験した」
ので、ルートはブンデスでの新しい挑戦を選んだと語った。なるほど、つまり
“イングランドで価値あるクラブはユナイテッドだけ”
とゆう事ね。そう解釈しておこう。

ワタシはずっとユナイテッド…もとい、オールドトラッフォードからの距離で測っているのだと思う。物理的距離よりも心理的距離のこと。マドリーとO.T.では相当離れるが、CLで対戦する可能性があった。最も距離が近付いたのはスパーズが噂された時で、それならO.T.はすぐ手の届く所にあった。ワタシにとってすべては(どんな形でも)O.T.に帰れるか否か、なのだ。

ところが、その意味でHSVはかつてない距離にある。来季CL出場権を獲得しない限り、O.T.へ行くチャンスはない。'80年代欧州制覇の栄光も今は昔、現在5位に甘んじるHSVにそれが可能なのか、いささか懐疑的である。ああ、何と遠くまで来てしまったんだろう。

決してドイツが嫌なのではない。ブンデスリーガは男の世界、熱いサポで埋まるスタジアム、ゴールした時あの野太い声でコールされる儀式。魅力的だし4年前なら喜んでた。但し、それが観られればの話…。

そんな訳で、ますます需要が無くなりそうな気もするけど、引き続きどうかよろしくお願いします。何とか追いかけていきますとも。
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by tototitta | 2010-02-04 21:39 | Ruud van Nistelrooy | ▲ TOP
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