S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
XML | ATOM

skin by なるほ堂
ABOUT CONTACT BLOG LINK
タグ:ワールドカップ ( 103 ) タグの人気記事
| ▲ TOP
思い出ワールドカップ(イングランド)
(記&画/minaco.)

d0031385_21475656.gif

[PR]
by tototitta | 2010-07-06 21:49 | ワールドカップ2010 | ▲ TOP
横目でワールドカップ(スロバキアとオランニェ)
(記/minaco.)

註*7月より、エキサイトブログが最新記事末尾に広告を表示する仕様になりました。本意ではございませんが、何か手を打つ訳にもいかないので、とりあえず当分はこのままにします。なお、表示される広告について当方は一切関知しません。


イングランド、メヒコ、スロバキアがあっさり敗退し、セレソン原理主義者なるほ堂もブラジル優勝の夢破れた今、我々はいよいよ開幕するツール・ド・フランスを愉しむ事にします…。(只今、なるほ堂はヤケ酒呑んでるところ)

そんな中、ワタシのささやかな愉しみであるメガネ男子ハムシクたん祭りは続行中。少しずつどうでもいい情報を得る。
    ・ブレッシャにて、17歳でセリエAデビュウ。憧れの選手はネドヴェドらしい。
    ・22歳で既に嫁持ち子持ち。やはりパンクスは生き急ぐのであろうか。
    ・あらゆる箇所にタトゥがあるが、左腕に刻まれてるのは生年月日(1987年7月27日)と獅子座のマーク。加えて「」「(または?)」「」の漢字まで。何それ…どうせなら「公」と書けば。
    ・あの髪はちゃんと持ちネタ化されている。ちなみに以前は丸坊主、モヒカン、脱色も有り。ピアスは背番号17を模っている。
    ・スロバキアには美しく心惹かれる雪山がある。
まあハムハムハムシクばっか言ってますけど。日頃セリエAをご覧の方には何を今更、かもしれません。でもホントかわいいなあ。特に口元。


さて、「ボメル仕掛けのオレンジ」と化したオランニェに、力負けしたスロバキア。ギャフンと言わせるチャンスはあったのに、若い選手達は勿体無い事をした。主将ハムシクは気合で刈ったモヒカンで臨んだけど、あちこち指示して動かそうとするも思うようにならず消耗するばかりで、若さが出たかな。途中交代してそのまま姿を消しちゃったのだった。でも、ロッベン爺ちゃんの手にわざと当ててファウルをもらったプレイは、バッジョを彷彿させたね。

久しぶりに観たら、非常につまらないスタイルになってたオランニェ。ファン・バステン監督当時は、トータルフットボール縛りがあってもそれを実現出来なかったけど、現在は縛りすらなく、はなからトータルフットする気もない。今頃クライフは何を思う。

勝ってるのはそのお蔭だし、ロッベン爺ちゃん、ペルシー、カイトのしょっぱさが目立たないのも、ザルDFが失点しないのもリスクを侵さないお蔭。エドさんもルートも居ないのにファン・ボメルが中心に居座るのも、何かのお蔭。ああルートにボメルの処世術があれば。とはいえ、今回内紛が無いのはルートが居ないお蔭…。

恐らく彼はCMのようにオランニェを応援してる事だろう。
    「代表発表を聞いた日はかなり腹が立ったけど、俺はこれまでプレイしてきた代表での大会すべてを幸せに思ってる。もはやオランニェの為にプレイしたくないとは言わないよ。けど、より一層遠くなるのは覚悟しなきゃ」(sport1にて)
そんな風に語るルートは、1日で34歳になりました。
Gelukkige verjaardag Ruudje.
[PR]
by tototitta | 2010-07-03 16:19 | ワールドカップ2010 | ▲ TOP
横目でワールドカップ(スロバキア)
(記&画/minaco.)


以前「ゴールはケチャップ」 の話をしたけれど、何故かロンまで同じ事を言い出したそうで、何それパ○リ?!と一瞬思ったが、きっとルートは行く先々で若い子に同じ事を説教してるに違いないとゆう結論に至ったのだった。W杯でハットトリックを達成したイグアインくんの記事にも、「ルートのアドバイスのお陰か」なんて書かれてたけれど、別に関係ないと思うお。


さて、ガチ不足もあって、新しい萌えとの出会いを求めつつ観るワールドカップ。スロバキアがまさかの決勝T進出とはラッキーだった。これでもうスロベニアと間違えないよ。奇しくも次の相手はオランニェ。何かなぁ。

ここまで追って来て、少しずつハムシクを知る事が出来た。

  • キャプテンとしてトンネルで号令を掛け、勝利したイタリア戦では意表を突いたパスで3点目を演出。
  • パラグアイ戦はサイドに置かれパッとしなかったけど、本来の位置では伸び伸びとプレイ。
  • 首も腕も腹も刺青だらけで、両耳にはピアス穴、なのに何故か昭和の女学生みたいな三つ折ソックスとゆう出でたち。
  • しかもピッチ外ではメガネ男子。髪型同様、メガネにも拘りがあると見た。

    スカパーでインタビュウを観ると、別に中指を立てるでもなく4文字言葉を吐くでもなく(当然か)、意外と普通の好青年である。勝利の後はキャプテンでも少々控えめに輪の中に居た。とはいえ、試合中あの立派な前歯でボールに噛み付き、カンナヴァロを上から目線でどやし、私服のジーンズに穴が開いてたのを確認した時、そうでなくちゃとワタシは小さく頷いたのだった。
    d0031385_2042286.gif

    それにしても、スロバキア国歌は何であんなに哀しいんだろう。チェコと分離した際、国歌も半分に分けられたそうだが、何故重苦しい後半担当になったんだろか。マイナーコードで反復する旋律が葬送行進曲のようで泣けてくる…。

    まあオランニェに勝てるとは思えないし、アズーリ撃破した以外印象が薄いかもしれんが、スロバキアはまだ若い。こうした新興勢力には夢や浪漫がある。なるほ堂曰く、「坂の上の雲を追いかける者達は美しい」。坂の下から見上げる景色を今は新鮮に感じるのだった。若いってイイね。
    [PR]
  • by tototitta | 2010-06-27 20:43 | ▲ TOP
    斜め見ワールドカップ
    (記/minaco.)


    皆さん盛り上がってますか。4年前にゃ毎試合ここで書き連ねてたのに、今回のワールドカップをスルーしててすみません。って誰に謝る訳でもないか。

    開幕して、只今予選リーグの2巡目なのだけど、そりゃあ当初はさっぱり心動かされなかった。お!と喰い付いたのは、NZが出場してたと知った時。オールブラックスならぬオールホワイツ(代表チームの愛称)が、このワールドカップでハカをやるのか?!と俄然注目したんである。

    何しろラグビーに限らずバスケ代表もアイスホッケー代表もソフトボール代表も、NZならもれなくハカが付いてくるが、どうもW杯では大っぴらにさせてもらえないのかな。もしかしてスロバキア戦もイタリア戦も、ロッカールームではコッソリとしてるかもしんないけど、今のところ目撃出来てない。がっかり。

    まあハカ以外でも、何か萌えられるものが欲しいのだ。勿論ルーたんも萌えるけど、イングランドにユナイテッド選手が2人(+1)だけでは、どうも感情移入しにくい。

    その時、まるで関心がなかったスロバキア代表の中に、ネタ的に訴える選手を見つけた。彼のアイデンティティは、その引っ張り立たせた黒髪。相当な拘りがあるらしく、日頃ゴールセレヴレイションで誰かにヘアスタイルを乱されると、すぐさま立て直すとも言われる。とうの昔にパンクは死んだと思っていたが、どうやら東欧にはまだパンクスが現存するらしい。いやむしろ、世界の片隅でパンクスは純粋培養されてるのかもしれない。

    マレク・ハムシク。スロバキアのうら若きキャプテン。でもワタシはまだ何も知らない。ただ、顔がガイ・ピアースに似てるんじゃね?とか、よく見るとワタシのストライクゾーンじゃね?とか、いや愛嬌あるだらしない口元こそ好物だし、などと萌えてきた。

    そう、心の隙間を埋める為に、ワタシはこのワールドカップでハムシクに萌える事にした。あろう事か、ユナイテッドが彼を狙ってるとゆう噂も耳に入って来る。確かにユナイテッドはいつも何かスペシャルなキャラを持つ人材を求める。それがパンクスか。そうだ、パンクスといえば英国か(あくまで噂に過ぎないだろうから、あまり本気にはしてない)。

    とりあえず、そんなワタシのワールドカップ。さすがに全試合は観ないけど、その他印象に残った事。

    【ドイツ】4年前と同様、レーヴ監督とフリッツ・コーチのペアルックが「ウホッ」にしか見えない。

    【イングランド】GKが「ポロリ」なのは想定済みとして、カペッロ監督の「つまんなくとも空気読まずに勝つ」スタイルはどこへ。解り易いのはヘスキーだけで、みんな試合を難しく考えすぎ。シンプリィ・ザ・ベスト。

    【ポルトガル】フェリポンとデコ、ワルいブラジル人のお陰で「けものみち」を歩んだはずのポルトガル。今じゃ塩キャプテン塩ケイロスの下、また初心な生娘のようなカマトトに逆戻りかしら。

    【イタリア】ガッツだけはガチ。変わらぬ彼に現代フットボール界の良心を見て救われる気持ち。さあ今回の救世主は誰だ?

    【スペイン】ユーロとW杯は全然違う。W杯で大事なのは、何でも有りの「対応力」だと思う。その点で言えば、ブラジルが一番でしょう。無敵艦隊って、つまり敵が見えてないのかも。

    【アルヘン】愛されるマラドーナ、その後継者として愛されようとするメッシ。でも愛しか無い。

    【フランス】せっかくの黒満男主将も、トゥラランの汗も台無し。ベンチで置物のように座るアンリを見れば、そりゃもうダメぽと。

    【メヒコ】多彩なネタを持ち、弱きを助け強きを挫く勇敢なルチャドールだった。『マチェーテ』 (@ロバート・ロドリゲス)も言っている。メ ヒ コ を 舐 め る な よ 。
    [PR]
    by tototitta | 2010-06-21 22:11 | ワールドカップ2010 | ▲ TOP
    I know it's over〜後編〜
    (記/minaco.)


    さて、発表から早半月余。一応それぞれの出来事を振り返っておきたい。

    【監督は語る】

    その際ファン・マルワイク監督は、恐らく最も通りの良い理由で説明した。
    君の事はちゃんと見て来たし、その実績やW杯への貢献にも感心していると、ルートには話した。私は彼がフィットすると信じるが、膝の怪我で長い間離れた後、元のレヴェルまで戻るには時間が足りないと思われる。

    その後、今度は「まだバカンスに行くなよ」とのお達しが。代表に何かアクシデントが起きた場合、ルートがその代役を務める可能性もあると言う。日本代表での満男と同じ扱いである。何を今更。

    *          *

    【エドさんは語る】

    「ルートを外したのは罪だ」
    と、voetbal internationalにてエドさんは言った。

    ルートはまだベストでやれると思うよ。でも幸運な事に俺は監督じゃない。俺が選べるなら、違う30人の選手を連れて行くかもしれない。

    何かコメントするだろうとは思ってたけど、ズバッっと言っちゃったな…。但し、エドさんは大人なんで別に代表に喧嘩売るつもりはなく、ただ相棒を思いやってくれたのだろう。こんな時、エドさんだけはいつも庇ってくれる。さすがGK、本当に心強い味方。エドさんの居ないオランニェも想像出来ないし、例えルートが復帰しても後見人無しでは心許ないかも。

    *          *

    【オランダのファンは行動する】

    一方、オランダ人はどう反応したかとゆうと、早速有志がサイトを立ち上げ、「ルートを代表に!」と嘆願する署名運動を始めた。コチラ

    現在のところ、20.909名の署名が集まっている。今更どうなる訳でもないが、気持だけで有り難い。中にはEdwinとかJaapなんて名前があって、もしかしてガチで本人じゃないのかと思ってしまう。

    そして先日、代表者のKeea Jansma君がこれら署名を携え、KNVB(オランダ・フットボール協会)と、ルート本人に直接手渡してきた。一応ここにはワタシの名前もある。




    すると翌日、サイトを通じてお礼のmailが届いたではないか。それによるとルートは大変感激したようで、我々1人1人に対し「君の声に感謝を伝えたい。多大なサポートをありがとう!」とのこと。うわわ、こちらこそ有難う。相変わらず何てマメな、何て律儀な!

    *          *

    【ルートは語る】

    代表発表から数日後。オランダNOS Studio Sportがルートに電話で直撃し、コメントを取った。(コチラ で蘭語音声が聞けます)

    2週間前にファン・マルワイク監督と話した時にもう、代表復帰するチャンスはかなり少ないって知ってたんだ。これでハッキリした。
    そりゃ個人的には、召集されるんじゃないかって期待する良い理由も僅かにあると思ってたよ。自分のフォームはどんどんシャープに良くなってた。HSVでかなり良い感じにシーズンを終えて、ワールドカップへの準備が整いつつあった。ホントに代表入りの希望を持ってたんだ。

    けど、残念ながら監督は違う考えだったらしい。俺がどんなに出たいと言っても叫んでも、決めるのは監督だけさ。俺がチームに何かしてやれるんだと彼は信じなきゃないが、これはそうゆうケースじゃない。
    先月俺のパフォーマンスは予想以上だったけど、運悪くワールドカップ本番は俺には早すぎる。

    勿論、物凄くガッカリしたよ。俺は自分がチームの助けになれると思ってるのに。
    でも今、ワールドカップの夢は閉ざされちまった。代表キャリアは終わったと思う。7月で34歳になるんだ。

    それにしても、このインタビュウ。電話口から子供の声がギャーギャーギャーギャー聞こえてくる。Moaちゃん(3つ)かLiam君(2つ)か、時折「パパ〜〜!」と叫んだりして。やがてルートも吹き出して笑う始末である。どんだけ狭い家に住んでんの、とゆうか、深刻な話なのにすっかり和んでしまうじゃないか。

    つまり、こうして元気な子供達に囲まれ、充分幸せそうな暮らしを垣間見ると、もうワールドカップなんかどうでもよくね?とゆう気もしてくるんだった。ねえ。
    [PR]
    by tototitta | 2010-05-28 14:15 | Ruud van Nistelrooy | ▲ TOP
    I know it's over〜前編〜
    (記/minaco.)


    その夜、激しい雨が降ったモリオカ。先に満男の件だけで充分なダメージだったけど、オランニェ発表でトドメを刺され……せめてどっちか良い知らせが欲しかった。ちょうどジロ・デ・イタリア真っ最中であり、自転車レースに例えれば鳩を轢いたり犬を轢いたり未舗装のぬかるみや水溜りで落車したりして、ワタシの心はリタイアです。

    それでも、もう落ち込んでる場合じゃございません。だって、
      ・何も知らずに宇宙に飛ばされたライカ犬よりはマシさ(@『マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ』)。
      ・ワールドカップなんてどうせ酸っぱい葡萄に違いない(@イソップ寓話)。
      ・6月はツールもウィンブルドンも全英ゴルフもある。プロレスリングNoahのKENTA選手の復帰も6月だ。楽しみだなあ6月!

    ─────────────────────────────

    さて、これにてルートの代表キャリアは完全に終しまい。オランニェでの通算得点は64試合で33点、クライファートに次ぐ歴代4位。けれど、輝かしい記録より辛い記憶の方が強く甦る。ご存じない方も多いと思うので、ざっと振り返ってみます。

    【2000年】PSVからユナイテッドへ移籍が決まった直後、彼は右膝十字靭帯断裂の大怪我を負い、移籍も地元開催のユーロも棒に振る。尤も当時はクライファートがエースだったので、代表入りしてもルートの出番は少なかったと思われる。

    【2002年】日韓W杯にはオランニェが出場を逃す。クライファートとルート、生年月日が同じでも全く対照的な2人のコンビネーションは機能しなかった模様。

    【2004年】ポルトガルで開催されたユーロには、堂々エースとして出場を果たす。オランニェの鬼門とされたPK戦で見事スウェーデンを破り、エドさんの神懸かりなセーブとルートのゴールによりベスト4へ進出。この大会では4得点を挙げる。準決勝でポルトガルに敗れたものの、公私共に最も充実した年。(ちなみに、多分この頃からエドさんと親密に)

    【2006年】ファーギーとやらかしした後ドン底のままドイツW杯に希望を託したが、やがて憧れのファン・バステン監督とも衝突。決勝Tではベンチに置かれたままプレイする事を許されず、オランニェはベスト16で敗退。ワールドカップでは通算1得点に終わる。

    【2008年】ファン・バステン監督との仲はこじれ、なかなか折り合いが付かなかったものの、ユーロ08本大会までには何とか和解。フランス、イタリアを撃破し期待は膨らむが、ベスト8でロシアとの延長戦に散る。チームで最初と最後のゴールを挙げたのは、ルートだった。この後一旦代表を引退し、また膝の手術を経て復帰を目指し……そんな訳で現在に至る。

    ☆オランニェの思い出ダイジェスト映像はこちらに。

    〜後編に続く〜
    [PR]
    by tototitta | 2010-05-26 13:01 | Ruud van Nistelrooy | ▲ TOP
    ギグス挙式記念~がんばれウェールズ
    (記&絵/minaco.)
    d0031385_21522458.gif

    ラグビー・ワールドカップを観ています。
    と言っても、長年オールブラックス至上主義を標榜するなるほ堂と違って、ワタシは門外漢です。
    これまでシックスネイションズや南半球の試合などをなるほ堂解説付きで観てきたけど、未だに選手と名前と国がおぼつかない。
    フットボールでは見かけない、ポリネシア系マッチョな戦士も好みではあるが、今のところ特にどこかを贔屓にする程でもない。

    ああ、でもシャバルさんを観てるとカントナとブルーザー・ブロディ(そっくり)を合わせたようで、つまりインテリジェント・モンスターと呼ばれるカリスマ性にうっとりしますね。
    あと敢えて近いとすれば、「タンタン」のハドック船長とか、ジャン・ヴィゴの映画「アタランタ号」の船長、またはアンソニー・クインとか、「宝島」のジョン・シルバーとか、そうゆうイメージが連想される(ナゼか船長ばっか)。
    巨の哀しみと可笑しみを湛えた、人間を超えた異形の美しさがシャバルさんにはある。ポエジー。

    しかし、開幕戦から数試合観てきて一番ウケたのがやはりウェールズ代表なのだった。世間がきっとラテンのムチムチ美形を眼の保養にしてる時に、よりによってウェールズだ。
    カナダ戦はいい喧嘩祭りでした。
    それまでの数試合とはまた別の、まるで御柱祭りのような、男衆の球の獲り合いに燃えた。

    カナダがどんなチームなのか知らなかったけど、ロッキー山脈のクマみたいな大男がいるし、主将はレッチリのアンソニー風だし、喧嘩なら決して弱くはなさそう。
    前半トライを決め優勢に立つカナダに守備の弱いウェールズはタジタジ。
    ところが後半になると一気に形勢逆転、結局はシックスネイションズ優勝経験もあるウェールズが大差で勝利を収めた。プロレスで言えば、血気盛んな若手レスラーの技を全部受けておいて、相手が勝てそうな気になった所一気に倍返しで思い知らせてやるみたいな試合。
    喧嘩では負けてなかったカナダだが、経験値とネタで負けた。

    何しろ、ワタシ的にウェールズ代表は欧州きってのネタの宝庫である。
    アダム&ダンカン・ジョーンズ(←我が家では黒アンドレ&白アンドレと呼ぶ)とチャービスのヴィジュアルだけでもお腹一杯なのに、スタムとダンカン・ファーガソンを合わせたようなサイコな強面ガレス・トーマスがいる。まるで脱獄囚とゴブリンが共演するシュールな映画を観てるようだ。
    更に若き男前マイケル・フィリップスは有りえない190cmのSHだし、「もう1人の」マイケル・オーウェンもいるし。途中でパンツのゴムは切れるし。観客席にはWジョーンズを模したアフロ・ヅラが増殖してるし。

    ところで、ふと映るサイドライン際に置かれたマスコットがゴン太くん(ⓒできるかな)に見えたのは気のせいか。ワラビーズは勿論カンガルーだけど、ウェールズは・・・・ゴ、ゴン太くん!?
    その瞬間、ワタシの脳内シナプスが速攻パスを繋ぎ、ゴールにトライを決めた。
    ゴン太くんとジョーンズ×2が、「できるかな」テーマソングとスタジアムの陽気なブラスバンドが、日本のジョン・クリーズことのっぽさん(と勝手に思う)のアナーキーさとガレス・トーマスがシンクロして、ひとつのイメージを結んだのだった。そういうことか!シュール!

    フットボールもラグビーも、単純に言えばルーツは「男衆の村祭り」であって、そのプリミティヴな衝動を観るのが愉しい。
    フットボールは複雑になりすぎてしまったけど、そういう意味でラグビーは男衆のメルヘンなのだな、と思うんであります。

    何はともあれ、ウェールズ代表はファンタジック。次から次へと繰り出すネタに殺伐とした心が和むワー。
    [PR]
    by tototitta | 2007-09-12 22:01 | Other Sports | ▲ TOP
    カテゴリー『W杯2006』ガイド
    <大会後のエントリー>
    ●特集/ガチ大賞、塩大賞
    ドイツW杯ガチ大賞選考を終えて [2006-07-16]
    2006・W杯ガチ大賞 [2006-07-15]
    2006・ワールドカップ「塩」大賞 [2006-07-12]

    ●大会後記
    ジダンを取り巻く現状への雑感 [2006-07-19]
    ヒデ・・・中田ヒデ。 [2006-06-29]
    <大会中のエントリー>
    ●特集/ワールドカップTV桟敷画報

    (MinacoがTV桟敷にて、日々綴った試合のイラストです。)
    d0031385_1914443.gif
    19: ITA×FRA [Final/2006-07-14]
    18: GER×POR [3rd Place/2006-07-12]
    17: POR×FRA [Semifinal/2006-07-09]
    16: GER×ITA [Semifinal/2006-07-08]
    15: GER×ARGITA×UKRENG×PORBRA×FRA [Quarter final/2006-07-06]
    14: ITA×AUSSUI×UKRBRA×GHAESP×FRA [1st round/2006-07-04]
    13: POR×NED [1st round/2006-06-29]
    12: GER×SWEARG×MEXENG×ECU [1st round/2006-06-29]
    11: NED×ARGPOR×MEXCZE×ITAJPN×BRA [2006-06-25]
    10: MEX×ANGITA×USAJPN×CROBRA×AUSFRA×KOR [2006-06-22]
    09: POR×IRNCZE×GHA [2006-06-20]
    08: NED×CIV [2006-06-19]
    07: ARG×SER [2006-06-18]
    06: GER×POLECU×CRCENG×TRISWE×PAR [2006-06-17]
    05: FRA×SUIBRA×CROESP×UKR [2006-06-16]
    04: ITA×GHAUSA×CZEKOR×TOG [2006-06-15]
    03: NED×SERMEX×IRAANG×POR [2006-06-13]
    02: TRI×SWEARG×CIV [2006-06-13]
    01: GER×CRCPOL×ECUENG×PAR [2006-06-12]

    ●特集/見たらすぐ書く・W杯観戦雑記
    (なるほ堂が大会中に記した各試合の観戦雑記です。)
    43:「マルセイユ・ヘッドパッド」(ITA×FRA)[2006-07-11]
    42:「美しい友情の始まり」(GER×POR)[2006-07-09]
    41:「フィー子の けものみち」(POR×FRA)[2006-07-06]
    40:「アメリカ人監督(?)クリンスマン」(GER×ITA)[2006-07-05]
    39:「サッカーには二種類ある。ブラジルと、それ以外だ。」(BRA×FRA)[2006-07-03]
    38:「塩(しょ)ナウドの『涙のtake a chance』」(ENG×POR)[2006-07-03]
    37:「いつも善人が犠牲になる。」(ITA×UKR)[2006-07-03]
    36:「6月24日にうまれて/泣いた赤鬼」(GER×ARG)[2006-07-01]
    35:「アフリカコンプレックス」(BRA×GHA)[2006-06-28]
    34:「勝敗を分けた“格上意識”」(ESP×FRA)[2006-06-28]
    33:「ミレフスキー『黒鳥』」(SUI×UKR)[2006-06-27]
    32:「トッティ」(ITA×AUS)[2006-06-27]
    31:「マデイラ島の岩塩」(POR×NED)[2006-06-26]
    30:「島国の外国人監督」(ENG×ECU)[2006-06-26]
    29:「ボールはドイツ製」(GER×SWE)、
      「22人タッグマッチ」(ARG×MEX)[2006-06-25]
    28:「ニュー・ロマンティックバンド=ウクライナ」(UKR×TUN)、
      「グダグダ」(ESP×SAU)、
      「引退を決めたら、もう土俵に上がる資格は無い」(FRA×TOG)、
      「監督選びの際は、使用上の用法を良く読んで」(SUI×KOR)[2006-06-24]
    27:「太ったロニーよりも、痩せたスーペル・ピッポ」(CZE×ITA)、
      「サモア人ケーヒル」(CRO×AUS)[2006-06-23]
    26:「ジーコは『ドラえもん』ではない」(JPN×BRA)[2006-06-23]
    25:「愛に目覚めたネリーちゃん」(NED×ARG)、
      「よろしく哀愁」(CIV×SER)[2006-06-22]
    24:「革命万歳!」(POR×MEX)[2006-06-22]
    23:「倉内の体重、69キロ」(SWE×ENG)[2006-06-21]
    22:「メルてdrザッpカ~」(GER×ECU)、
      「ルールとは、“利用するもの”」
    (POL×CRC)[2006-06-21]
    21:「セルヒオ・ラモスが一瞬、吉田日出子(女優)に見えた」(ESP×TUN)[2006-06-20]
    20:「シェバ、ピクピク」(UKR×SAU)[2006-06-20]
    19:「サッカー植民地」(SUI×TOG)[2006-06-20]
    18:「意思の乖離」(FRA×KOR)、
      「不調だろうがデブだろうが」
    (BRA×AUS)[2006-06-19]
    17:「ブリュックネル人形劇一座」(CZE×GHA)、
      「ガットゥーゾの、あるべきマチズモ」
    (ITA×USA)、
      「選手に感謝」
    (JPN×CRO)、
      「ゾンビに咬まれた人間はゾンビに」
    (MEX×ANG)[2006-06-19]
    16:「デコはジゴロだ」(POR×IRN)[2006-06-18]
    15:「○馬×象●」(NED×CIV)[2006-06-17]
    14:「明るく 楽しく 激しいアルヘン」(ARG×SER)[2006-06-17]
    13:「カリブの海賊、撃沈」(ENG×TRI)、
      「ヅラタン・・・」
    (SWE×PAR)[2006-06-16]
    12:『追悼・ウィルソンとテノリオ」(ECU×CRC)[2006-06-16]
    11:「ベビーターンして良いものと、悪いもの」(GER×POL)、
      「砂漠の国が、“草苅り場”に?」(TUN×SAU)[2006-06-15]
    10:「国家“内”国家、国家“外”国家」(ESP×UKR)[2006-06-15]
    09:「ロナウドという“生き物”の生態」(BRA×CRO)[2006-06-14]
    08:「彼らは“サーカスのライオン”ではない」(KOR×TOG)、
      「趣味の延長上のサッカー」
    (USA×CZE)、
      「気の抜けたシャンパン」
    (FRA×SUI)[2006-06-14]
    07:「ジャイアン的思想」(ITA×GHA)[2006-06-13]
    06:「“足を殺す”サッカー」(JPN×AUS)[2006-06-13]
    05:「飲めもしない古いワインを」(ANG×POR)[2006-06-12]
    04:「自由を力の拠り所とするサッカー」(MEX×IRN)[2006-06-12]
    03:「ガビーの“手”口」(ARG×CIV)、
      「“弱さ” さえも武器に」
    (TRI×SWE)[2006-06-11]
    02:「英国病」(ENG×PAR)[2006-06-11]
    01:「ネーナは?」(開会式)、
      「裸の王様」(GER×CRC)、
      「上川主審」(POL×ECU)[2006-06-11]
    <大会前のエントリー>
    ●特集/映画で語るW杯出場国

    各W杯出場国の特色を、その国に関係する映画から探ってみました。
    20:『アンダーグラウンド』で読み解くセルビア・モンテネグロ、クロアチア代表 [2006-06-10]
    19:『クリビアにおまかせ!』で読み解く、さまよえるオランダ代表 [2006-06-09]
    18:『シティ オブ ゴッド』で読み解くブラジル代表 [2006-06-08]
    17:『世界の始まりへの旅』で読み解くポルトガル代表 [2006-06-07]
    16:『渚にて』で読み解くオーストラリア代表 [2006-06-06]
    15:『エバースマイル・ニュージャージー』で読み解く”アルゼンチン代表は〜” [2006-06-02]
    14:『殺人の追憶』で読み解く韓国代表 [2006-05-31]
    13:『幸福の黄色いハンカチ』で読み解くジーコJAPAN [2006-05-28]
    12:『マリアッチ3部作』で読み解くメキシコ代表 [2006-05-27]
    11:『太陽は、ぼくの瞳』で読み解くイラン代表 [2006-05-24]
    10:『マイライフ アズ ア ドッグ』で読み解くスウェーデン代表 [2006-05-20]
    09:『奇人たちの晩餐会』で読み解くフランス代表 [2006-05-13]
    08:『手』から読み解くチェコ代表 [2006-05-10]
    07:『映画禁止』で読み解くサウジアラビア [2006-05-08]
    06:『自転車泥棒』『ゴッドファーザー』で読み解くイタリア代表 [2006-05-05]
    05:『明日に向かって撃て!』で読み解くアメリカ代表 [2006-05-03]
    04:『ケス』に見る自尊心と自虐の詩とイングランド代表 [2006-05-02]
    03:『スターウォーズ』から読み解くチュニジア代表 [2006-05-01]
    02:『地下水道』で読み解くポーランド代表 [2006-04-27]
    01:『ラン・ローラ・ラン』で読み解くドイツ代表 [2006-04-25]

    ●大会プレビュー
    ナイキ W杯向け新作発表会 [2006-02-15]
    やりやがったな、ドイツ。 [2005-12-10]

    ●日本代表、W杯出場決定
    信ずるものは、救われる [2005-06-09]

    ●特集/小笠原満男ローカル情報
    満男ローカル情報・3『聖地を行く』 [2006-06-04]
    満男ローカル情報・2 [2006-05-30]
    満男ローカル情報・1 [2006-05-22]

    ●小笠原満男
    満男、萌え~。 [2005-06-06]
    満男の魂、ドイツまで [2005-06-04]
    『Number』、買ったよね! [2006-03-17]
    W杯2006日本代表・小笠原満男 [2006-05-15]
    [PR]
    by tototitta | 2006-07-20 14:20 | W杯2006 | ▲ TOP
    ジダンを取り巻く現状への雑感
    中田ヒデが引退したら一斉に「中田氏」になったので、ジダンも「ジダン氏」とするべきかと迷ったが、別にペレもマラドーナも「ペレ氏、マラドーナ氏」とよばれている訳ではないので、「ジダン」のままで。

    さて、ジダンの頭突き問題に関連して。
    かのフランスのテレビでのインタビュー。
    大方の予想通り、ジダンは核心の「言葉」には触れなかった。それは良しとしよう。

    それよりも僕的には、この時のジダンのファッションが気になった。
    (こちらを参照↓
    <http://sports.nikkei.co.jp/soccer/topics/index.cfm?i=2006071302001t1>)
    ジャケットを肩に羽織る、、、寺尾聰か。
    いや寺尾聰がそんな格好をしていたかは定かではないが、
    ともあれジダンの発言よりも、その「70年代アウトローファッション」に眼が釘付け。
    「似合わない・・・」

    あのファッションが何を意図しているか判らないが、あれが似合うのはサッカー界ではデコぐらいだろう。
    あれはニヒルな男の着こなしだ。
    余談だが、寺尾聰とデコと、ついでにデヴィッド・カルーソは被る。

    ともあれ、大事な会見にどんなファッションで臨むかは、実は発言内容以上に訴えるものが大きかったりする。
    最近うんざりするほど企業や芸能人の謝罪会見、釈明会見を見かけるが、その衣装にはかなりの「戦略的配慮」を感じる。
    視覚は大事なポイントなのだ。
    犯罪者の逮捕前のインタビューでも、その黒いレーススカートや、ミキハウスのトレーナー、竹のマイクロフォンの方が記憶に残っていたりする。
    (ジダンを犯罪者と同列に語る意図は無い。あくまで会見とファッションの関連に於いての考察)

    実際、ジダンの普段のファッションってよく知らないから、あれがデフォルトなのか、何かの意図に基づいたのかは判らないが、まあ何にせよジダンは引退してからの方が「語り甲斐」がある人になったな。本人的には望んじゃいないだろうが。


    さて本論。
    個人的には、人種差別発言などに対しては頭突きしようが、殴ろうが全然問題ないと思う。
    多少廻りに迷惑がかかっても、むしろ周囲がそれを理解する方が健全。
    無論暴力のみが反抗の手段とは思わないが、ウルトラマンもアンパンマンも暴力を問題解決の「一手段」として用いている。

    ポルトガル対オランダ。
    オランダ選手のアンチフェアプレーに対して、デコはその選手の足を蹴り「報復」した。
    でも、それは正しいと思う。それに対するデコのみへの警告カードこそ、FIFAの過ち。

    「いかなる暴力も良くない」
    は、サッカーを奇麗事の世界に堕落させる。
    国家紛争の「先制攻撃論」の是非とは別問題として、サッカーは男と男の世界。
    多少の暴力も、要はそれが相互理解と問題解決に繋がるのであれば許されると考える。

    ただし、今回のジダンの問題に関する憂慮が一つ。
    「このジダンの問題が即、『人種差別論議』にすり替えられている現状は如何か?」
    と。

    僕の知る限りではこの「テロリスト」という言葉は、明確な検証以前にフランスの人権保護団体から一方的に出た疑惑と思う。
    そこに論点の「すり替え」「政治的思惑」を感じるのだ。

    あくまで真実を元に語らねば、事象を「利用する」勢力の「仕掛け」にまんまと踊らされてしまう。例え利用する側の目的が「人種差別反対」という正しい目的としても、プロパガンダ合戦は結局は互いの溝を深めるだけだ。

    現在の国家間、民族間の紛争も、その根っこには互いの「自分たちこそ正義」という思惑に則った意図的な「アナウンス」で、ナイーブな世論が誘導された結果とみられる事象は少なくない。(むしろ、殆どがそうとも言える)
    実際、この手の問題で暗躍する、政治的プロパガンダを生業とする広告代理店さえある。

    僕らは事実のみに於いて論じるべきだ。
    近年欧米の犯罪裁判では、なんでもかんでも「差別」に結びつける風潮があるが、むしろそれが一層差別問題解決の足かせになっている。
    いわれの無い事象まで「差別問題」として語られては、もはや、
    「差別解決が目的ではなく、非差別を逆利用した特権獲得の手段ではないか」
    と穿ってみられ、擁護派さえもうんざりしてしまう。
    それは互いにとって、とても不幸な事だ。

    ともあれ、
    僕的にはこのジダンの問題を人権問題に絡めるのは、「筋違い」と考える。
    少なくとも現時点に見聞きする事実に於いては、アンリやエトーに起きた問題のような、いわゆる「スタジアムに蔓延するレイシズム」とは全く別問題に思う。

    なのに、これが同一に報じられている現実。
    そこには、この問題を政治的に「利用」したり、ジダンという移民の英雄の「免責」に用いようとする意図がプンプンする。

    そんな、無用の対立を煽る連中の意図にまんまと乗るのは、まっぴらご免だぞ、である。



    (記/なるほ堂)
    [PR]
    by tototitta | 2006-07-19 17:18 | W杯2006 | ▲ TOP
    ドイツW杯ガチ大賞選考を終えて
    (記&絵/minaco.)

    世界遺産ガチ保存会会長のminacoです。ガチ不毛の今大会で大賞を受賞したガッツに心からの祝福をxxx。
    ルートを今回のガチ選考に入れなかったのは、不本意だったからだ。カーンやカヴィはレギュラーじゃなくてもその存在感を示したガチだった。
    実を言うと、ルートにもゴールよりそれを期待してた。チームが勝つ為の役割を果たし、ただのゴールマシンじゃない事を証明する機会だと。しょっぱいオレンジでも勝たせる事が出来るはずだと。ルートには今、それが必要に思えたからだ。
    でもチームには存在自体を否定された(ような気すらする)。役に立てなかったのは力不足でもある。何せ初めてのワールドカップなのだ。

    ふと思い出すのは、ユナイテッドで初めてキャプテンを任された時のこと(思えばそれがルートの試練の始まりだったかも)。あまりに気負いが先立ちすぎて、後で振り返るとルートも「こんなに大変だとは思わなかった。今ならもうちょっと上手く出来るのに・・・」なんて悔しがってたものだった。そう、いつだってこの男は初めての機会をしくじってしてしまう。最初から上手くいく程器用な器じゃない。
    年齢的には若い選手の手本となってチームを引っ張る役割なのに、そしてカーンやカヴィのように懐の大きさを示すべきなのに。
    だがガチとは融通が利かないものである。

    それでもドイツで最後に見たルートは顔に「リベンジ(怒)」と書いてあった。ここで敗北を悟り後進に道を譲るとか、やり方を変えようなんざ、ガチのする事ではない。単純に「もっと強くなって認めさせてやる」と尚更誓うのだ。10回がダメなら100回、同じ描線をなぞって太く黒く自画像を描く。だたのゴールマシンではない、もっと強力なゴールマシンになるだけだ。切ない。
    闘うガチの歌を闘わない者達が嘲笑うだろう(by中島みゆき)。

    本来チームにはガチも塩も共存し、お互いを引き立てあうものである。でも塩気ばかりがあまりに強すぎると、鉄のガチ魂をも錆びつかせてしまうから恐ろしい。日韓W杯で日本人のハートを最も掴んだのはドイツ対アイルランドの、ガチ同士対決だったらしい。イルハン、ベッカムのブームもあれば、こんな男気やトマソンのちょっといい話が大会を盛り上げた。それはFIFAの計算外だ。
    どうか南アフリカにガチの居場所がありますように。2度目のチャンスを掴めますように。
    d0031385_217403.gif

    [PR]
    by tototitta | 2006-07-16 21:10 | W杯2006 | ▲ TOP
    LINKS
    ・ Mercedes's Diary
    ・ おかず横町
    ・ デジカメのいろいろ
    ・ 今さらながらの○○修行
    ・ 春巻雑記帳
    ・ 塔とゆりかご

    映画
    ・ NAWOWOW
      NAWOKO KAWAMURA'S PORTFOLIO

     Football
     ・ CALCIO馬鹿のたわ言。
     ・ 【別館】Black Swan of Ukraine
     ・ ファーポコ
     ・ A.C.MILANを斜め読み

     鹿島アントラーズ
     ・ オフィシャルサイト
     ・ Red-Deer's Diary
     ・ My Soccer Diary
     ・ やわらかな風に包まれて
     ・ はいっ、おばさんは遠隔地鹿島サポです!

     レノヴェンスオガサFC
     ・ オフィシャルサイト


    OTHER ROOMS
    WEBSITE SPIN-OFF

    ・ ABOUT US
    ・ CONTACT