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イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
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“Van The Man” <其の7>
(記/minaco.)
ユナイテッドも開幕ですが、あと少しだけ続きます。

07
    【PSVで、オランニェで、黒ルートとなった場面の数々が流れる。ルートは語る。】
「俺についてのコメントを聞くと、“彼はナイスガイに見えるけど、実はそうじゃなくて…”
でも、何を今更。俺は俺だよ。穏やかな時もある。でも、怒る時は本当に怒る。それもまた俺の一面、一部だよ。否定する必要ない。俺には当たり前の事だよ。まあ、それをコントロールしなきゃな。

例えば、アンドラ戦でプレイした時。あれは本当にイラつかせられた。凄くムカつく連中だった。…ほんとはそんな人達じゃないけど、でも連中のプレイはそうだったんだ。特にあの男…


    【ユーロ2004予選のオランダ対アンドラ戦。敵にバカにされたので、ザマアミロと仕返ししてやったゴールパフォーマンス。負けてるのに途中でアドフォカート監督に下げられ、ベンチのペットボトルを蹴り飛ばしてキレたチェコ戦。】d0031385_21212296.jpg

    「フラストレイションの正しい表現じゃないとは思うよ。挑発はマシな方さ。挑発的にされたら、そういう事はよくある。チェコ対オランダの時もそう思った。俺はフラストレイションが溜まってた。で、ボトルを蹴り飛ばしちまった。アドフォガートにそういうやり方で表現したのは良くはなかったよ。それには原因もあったけど。

    終わってから、俺はアドフォカートにあんな風にされた事に感謝したよ。彼はそれが勝者のメンタリティからくるものだって解ってくれたんだ」
    *その後、予選で1試合外された。次のプレイオフ、スコットランド戦で復帰し、ハットトリックを決め、オランダはユーロ2004出場権を獲得。

    ◆          ◆

    夢の劇場。マンチェスター・ユナイテッドは、Geffen出身のルートを欲しがった。すべては順調に見えた。だが、ユナイテッドのドクターはルートの膝の手術を保障はしなかった。移籍は一時ストップ。ルートはウンザリする。彼はユナイテッドのドクターに、間違いだと証明したかった。そして、心から(地元開催の)ユーロ2000に出る夢を叶えたかった。彼は落ち込む…かなり落ち込み、深く深く落ち込んだ。
      d0031385_21254587.jpg
      【PSVの練習場で、ヘディングして着地した途端崩れ落ちるシーンが流れる。右膝を抱え、大声で叫ぶルート。元々膝を痛めていたのに、無理にプレイを続けたせいで怪我は深刻化したのだった。】
    アメリカで手術とリハビリが行われた。

      【当時の映像。コロラドにあるホテルの一室。傍らにはレオンティンがいて、彼の膝の手術痕を心配そうに覗き込んでいる。カメラに向かって、ルートは言う。】

    「ハロー!これが俺の膝、そしてこれが俺の頭!
    そう、タオルは投げるなよ。俺達は闘い続けるぜ」
    d0031385_21175369.jpg
    ルートはコロラドのVailから、サー・アレックス・ファーガソンに手紙を書いた。彼はまだユナイテッドへ移籍の望みを捨てていなかった。*この時、ファーギーはわざわざコロラドまで見舞いに来てくれた。
    <ファーギーへの手紙(下書き)> 

    「親愛なるファーガソンさんへ。
    その後順調に回復している事を是非お知らせしたくて、コロラドより手紙を書いています。今のところ、膝の状態は良好です。
    どうぞ良い休暇をお過ごし下さい。僕も来年こそマンチェスターへ行くのが待ち遠しいです。云々」
    d0031385_2119416.jpg

    そして、1年が掛かった。ルートはオールドトラッフォードでデビュウを果たす。1年目からサー・アレックスとの絆は堅かった。ルートがGeffenにあるMaria Magdalena教会で結婚式を挙げた時、そこには数人の重要なゲストがいた。多分、その中で一番特別なのは、サー・アレックス・ファーガソン。
    d0031385_21224770.jpg
    しかし、今年(2006)の2月。カーリングカップ決勝から、それは上手く行かなくなった。ルートはファーガソンに屈辱を味わされた。彼はチームに居なかった。プレイするのを許されなかった。
    ユナイテッド優勝の笑顔。ギャリー・ネヴィルがカップを掲げた。ファーガソンも笑顔、選手みんなが笑ってる。ただ1人、ルートを除いては…。これでジ・エンド。

      【カーリングカップ表彰式の写真。“For You Smudge”のTシャツを着て喜びに沸く選手たちの陰に、呆然としたルートが見える。】
    d0031385_21172219.jpg

    ◆          ◆

      【自宅にて。フットボール日記を読むルート。】

    “One Life, One Love…
    ゆっくりとハイウェイを下る。誰もが大急ぎで通り過ぎて行く。そして、穏やかなまま。君が傍にいないのが辛い。俺はこの地を離れようとしている。”
    …うん…」
    * 何かの歌詞なのか、自分のポエムなのか不明。

      【U2の『One』をバックに。マンチェスターの街並み、窓に掲げられたバナー、オールドトラッフォードに向かうファンの群れ、メガストアで売られるカード。10番のユニを着た子供。それらの映像がカットバック。】
    d0031385_21164679.jpg

    U2-one(ガチのテーマソング)♪

    ~続く~

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by tototitta | 2010-08-16 21:36 | Ruud van Nistelrooy | ▲ TOP
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