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イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
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Actors Studio Interview〜ライアン・ギグス自らを語る(妄想)
(記&画/minaco.)

Actors Studio Interview〜ライアン・ギグス自らを語る(妄想)_d0031385_2202935.gif

【ホスト:ジェームズ・リプトン先生】今日は記念すべき日です。2度の欧州制覇達成、うち1回はトレブル、サー・マット・バスビー年間最優秀選手賞受賞、PFA年間最優秀若手選手賞2回、2009年にもPFA年間最優秀選手賞を受賞、ウェールズ代表でも活躍、英国よりOBE授与、プレミアリーグ獲得タイトルは11回を超えます。アクターズ・スタジオを代表する選手であり、100回目のゲストにふさわしい人物です。これまで何度もゲストに対して"影響を受けた選手は?"という質問をしました。その回答で最も多く名前が出た人物です……ライアン・ギグス
(場内大喝采で入場)

── ご出身はウェールズのどこですか?
(ギグス)「カーディフ」
── 何歳でマンチェスターへ?
「7歳だ」
── 何故「赤い悪魔養成所」へ?
「アレックス・ファーガソンにスカウトされたから。ある日、クロスロードに立っていたら赤い悪魔がやって来て、魂と引き換えに契約すると言われたんだよ」

──そこで出会った人物とは?
「ネヴィル兄弟、バッティ、ポール、ベックス、サヴェージらだ」
── 当時、あなた達は"ファーギーの雛鳥達"と呼ばれていたとか。
「みんな同世代だったから。俺はすぐ抜擢されたけど、他の連中は下積みが長かった。特にギャリーは(笑)」
── 見たら怒りますよ(笑)。


── アレックス・ファーガソンとはどんな人物です?
「ボスはまだ若かった俺を周囲の誘惑から守ってくれた。何せ女の子にモテモテだったし、CKを蹴ろうとしたら女の子が乱入して唇を奪われそうにもなったし、メディアでポップスター並みに扱われたのはジョージ・ベスト以来だし、実際当時はかなりイケてたし…。でもお陰で道を外れずに済んだね。ボスには感謝の気持ちで一杯だ」

── デビュー作は?
「初スタメンは1991年のダービーで、初得点もしたけどポジション争いが激しくてね。当時まだ17歳だから」
── スタメン落ちは苦い経験でしたが、そのお陰で別の作品に出会いました。ユナイテッド史の金字塔、『FAユースカップ』です。(場内大拍手)

── その年、再度クラブ史に名を残しました。その作品こそ『リーグカップ』。PFA年間最優秀若手選手賞も受賞されましたね。
「翌年にプレミアが始まったんだけど、既に左サイドでは無敵だったよ。カントナが来て、その後ダブルもした」

── 会場にはエリック・カントナ氏が来ています。どうぞお立ちを。(場内スタンディングオベーション)
    カントナ:「初めてギグスに会った時は、正直言ってこう思った。"巧いし速そうだ、でも一番になるのは無理だ。私がいるから”」
「カントナはアクの強い男でド派手な行動で有名だったからね。でも現場に出るうちに、その考えを改めたよ。最初は偉そうにしてたのに、3週目には我々より先に練習してた。本当だよ」

── 1998/99シーズン、『FAカップ再試合アーセナル戦』でのパフォーマンスは記憶に残っています。あの胸毛のアイデアはどこから?
「俺の案か衣装係の案かは覚えていないが、ハマッてたろ?」
── 見事に。濃いめでしたね。
「アイドル脱皮の為だったんだ。あんなにウケるとは思わなかった」
── 衝撃的でした。


── 1998/99の『トレブル』は大好きな作品の1つとか。
「あの作品では1968年欧州カップの時と同じ経験が出来た。全員が高い志を持って作ろうとしていたし、俺自身とても肌の合う作品だった。持てる力を存分に発揮できた。助演がテディ・シェリンガムとオーレ・グンナー・スールシャール。文句なしの作品だったよ」


── 数年前、大胆な役に挑戦しましたね。共演はダレン・フレッチャー、アラン・スミス、ジョン・オシェイ…慣れない中盤を相手に大健闘でした…『転向!センターハーフ』。リハーサルは?
「あったよ。監督がリハーサル好きでね。でもいくらやっても相手がオシェイだからね(笑)。全く意味なしだ」
── 作品を選ぶ時の基準は何ですか?
「まず第一に役柄だ。美味しいかどうか。そして共演者と対戦相手。最後に出演料だ」

── 今後の目標は?
「せめてあと30年は興味深い作品に出演できると嬉しい。監督にも挑戦したいね」
── そのような依頼が?
「来てるよ」
── では期待できますね。名采配を。
「そう願うよ」

── フランスの名司会者B・ピポーが作成した、恒例の10の質問といきましょう。
好きな言葉は?
「左足」

── 嫌いな言葉は?
「右足」

── 心躍るものは?
「自由」

── 滅入るのは?
「自由がない時」

── 好きな音は?
「リバティとザックの声だろうな」

── 嫌いな音は?
「ギャリーの話し声」

── 好きな悪態は?
「"シティなんか一生優勝とは無縁だぜ"…でも最初はシティのアカデミーにも居たんだ(笑)」

── 俳優以外で挑戦してみたい職業は?
「超攻撃的なチームの監督。守備なんかしない」

── 絶対にやりたくない職業は?
「イングランド代表かな」

── 天国に着いた時、神に何と言われたい?
「そうだな…神より悪魔が良いな(笑)」

── では、学生たちと。

Q(21歳フランス人男性):僕は後釜志望の2年生です。力不足を感じる分野はありますか。あるとしたら、どう対処を?
「良い質問だ。俺にはないね。苦手な右足は使わなきゃ良いんだ。だって左足で何でも出来るから。あと身体を柔らかくする事だね。ヨガをやれば良い」

Q(復帰志望30代男性):たまに途中出場したのですが、現場で孤立感を覚えました。ワンダーな役作りをしていたのですが、周囲が皆ワンダーをバカにするので…。
「仕方ない。ワンダーボーイには老け込み過ぎてるからな。ちなみに元祖ワンダーは俺だし。昔は可愛かったって?俺もそうだった。でも髪の毛には限りがある。だからワンダーで居たいならヘアケアに気を使え。え?そうゆう事じゃないって?お前もドライヤーの当たり過ぎだろ……?」

【フェイド・アウトしてエンディング・テーマ。早送りクレジット…】
参考:アクターズ・スタジオ・インタビュウ「ジーン・ハックマン自らを語る」
by tototitta | 2010-11-23 22:09 | Manchester United | ▲ TOP
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