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イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
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I KNOW IT'S OVER (BUT… THERE IS THE LIGHT NEVER GOES OUT)

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負ける気がしなかった。栄光のこのリスボンの地では。でも、ひょっとしたらベンフィカは逆に当時の雪辱に燃えていたのかも知れぬ。

せっかくの先制点を前半で逆転されても、私は頭の中で 「'68...'68...'68...」と呪文のように唱え続けていた。

ロスタイムになってもユナイテッドのお家芸「奇跡」が発動されるのを待っていた。けれどベッカムのクロスはない。オーレも居ない。ギャリーは新キャプテンとして何が出来ただろうか。キーンなら何か出来ただろうか。

タイムアップで呆然としたまま引き上げるルートに、ギャリーが何かを言って肩を叩いていた。そして振り返ってギャリーを見た後、首を横に振るルート。

「仕方ない。これがフットボールだ」と言われても、ルートには通じない。「違う。こんなの受け入れられるか」そんなルートに見えた。それは救いでもある。ルートはこの夜もまた、ああすりゃ良かった、こうすりゃ良かったと自問自答を繰り返しながら眠れずに過ごすのだろう(そして2、3日は家族に当り散らすのだろう)。
受け入れがたい敗北、ならばそれでいいんだ。リベンジにまた燃えるから。

そしてルー坊の小さな澄んだ瞳が捉えた先を、私も信じたい。経験不足と言われるほどのメンバーじゃないと思うが、それでもリオは修羅場では自分本位なDFだけでは足りない事もあると知っただろう。スミシーには国際経験をもっと積ませてあげたかった。

ロンはアウェイでは、そして4-4-2では使えない。けれど、使うんだ。
それを単に親心と言われるのはどうだろう。実はこれ程厳しい試練もないのでは。泣きベソをかくか、闘うか。逃げるか、立ち向かうか。決めるのはロンだ。紅潮した顔でベンチに座るロンが何を思うかは知らないけど。

話は戻ってこの前の日、オーレがリザーブ・マッチで復帰した映像を見た。現在のユニフォーム姿のオーレに感激。しかし、オーレは今季で切れる契約を延長しないつもりだと言う。最後にもう一度オールド・トラッフォードのピッチに立つ、それだけの為に2年近いリハビリを耐えてきたんだ。物凄い男だよ彼は。そう思ってもらえるクラブであることが本当に嬉しい。オーレが居ることが誇らしい。

だから彼の為にも悲しんでばかりはいられない。CLでユナイテッド初のグループリーグで敗退といっても、それって偉いじゃないか。他のビッグクラブだって早々に敗退した事や、ミランやバルサなんて出られなかった事すらあるでしょ。
ウチにだってこんな時もある。それがどうした。

と、開き直って居られたらいいのだけど。彼らの深く傷付いた心が癒えるまでは、私も共に悲しみを分かち合いたい。要領の良い人が羨ましいけれど、それでも彼らを責める気になれないのは自分の不器用さをこのクラブに重ねてしまうからかもしれない。
所詮私にチームを擁護する説得力も資格もないけれど。

昨季ミランに負けた時も(7・3分けの頭!)いつかもルートの天然ぶりが笑かしてくれたから、またそれに期待しようと思う。

(記&絵 /minaco.)
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by tototitta | 2005-12-10 17:31 | Manchester United | ▲ TOP
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