有難い飛び込みのお仕事が入り、そのあおりでminacoがブログ更新出来ないもんで「代わりに何か書け」と命じられた。で、取りとめのない話を。
また古道具屋巡りで買ったものを紹介。SEIKOのパタパタ時計。まさに昭和レトロで一目惚れ! お好みなオレンジ色に、「ヴ〜」と絞り出すような目覚まし音が可愛い。
完動品で、しかも100円! 最近こういうのはブームだから、有り得ない価格。この店の人はただのガラクタと思っているんだろうけど、、、商売としてはマズいのでは? こっちとしては有難いけど。
さて、先月末にやっと除雪が終わった盛岡の街。
でも、また大雪が降って元の木阿弥。一から除雪のやり直しだ。
映画『暴力脱獄』を思い出す。
穴を掘って、そして埋めるっていう繰り返し。それは反抗の心を萎えさせる拷問。
そして雪国の人間はこの拷問にリアルに耐えているのだ。
ポール・ニューマンは、この苦行の中で神を見、そして脱獄する。
だが雪国の人間は、そこに自然への畏怖を持ち乍らも、それを楽しむ術を見い出す。
昨日から行われている
『もりおか雪あかり』もその一つ。
岩手の雪まつりといえば『小岩井雪まつり』だが、いかんせん市街地から遠い。規模はコンパクトながら、近場でこういうイベントがあるのは嬉しい。
でも、、、今年はまだ行って無い。寒いんだもの。負けてるな〜、僕。
映画の話ついでに、『犬神家の一族』リメイクについて。
なんと同じ監督に同じ主演とのこと。
どうもリメイクって、今流行りのタレント俳優がやって原作ファンを幻滅させるのが常(例『仁義なき戦い』『砂の器』『西遊記』。。。)だけど、こういうアプローチは嬉しい(PS/『西遊記』は主題歌だけは◎!)。
離婚、急病、水戸黄門降番というゴッドアングルのおかげで、元来のヒール性を臆面も無く晒すようになった石坂と、90才になっても意欲満々な市川監督に期待大。それにしても先日の『古畑任三郎』でも仮想古畑vs金田一があったけど、まさか石坂=金田一をまた見れるとはね。
でも、なんで石坂再登板かは興味がある所。まああの『八墓村』リメイクの大コケも少なからず影響があるのやも。
トレンディー俳優(死語)を配して、スタイリッシュな新・金田一として展開しようとしたが、客にソッポを向かれ、配給元が慌てて「たたりじゃ〜」というシールを作って街中のポスターに貼って廻ったという笑い話もあったような。
さて、「たたりじゃ〜」といえば、駄菓子屋にあった煙のおもちゃ(、、、おもちゃか?)。
あれって、一体何だったんだろう? そもそも指から煙が出るたたりとは、、、?
で、、、「たたり」といえば、それを払う行事が今日の節分。(う〜む、上手い繋ぎだ。)
豆は買ったし、恵方巻はもう食べた。
恵方巻なんて最近になって聞いた行事だが、まあきっと何か御利益があるのだろう。美味しいし。
とりあえず、最近マシン関係がトラブってばかりでかなり凹んでいたけれど、このしつこい厄病神が退治される事を祈ろう。
皆様の厄も払われますように。
(なるほ堂)