全国的にはGWだけど、ここ盛岡ではまだ梅も咲いたばかりだし公園の桜も咲きかけである。かの有名な観光スポット(といっても裁判所の前にあるだけ)石割桜も今年は遅咲きだった。そして昨夜も今日も激しい雷雨が。
そんな訳で、私の春もまだ遠い。
何の因果かスタンフォード・ブリッジの奇妙なパーティに招待され、後味の悪い、誠に有り難くないプレゼントを贈られてしまった。パーティの執事の仕事も二流だ(ロスタイムなんか取るなよ)。いや、それでもウチは礼儀は尽くしたが。
これも試練だ。ルー坊、君はまだうんと若い。ロンもパク☆チーも、リッチーもねまにゃんも若い。しかし若さは時に罪作りなものだ。
ギグスを見給え。ファンもギグスを称えて欲しい。チェルシーのセコいフットボールに対し、狭いスペースにここしかないってパスコースを狙うのはリスキーだろうが、ギグスならそれが出来るのだ。だってプレミアで一番巧い選手なんだから。今のユナイテッドにデコがいれば・・・なんて言いたくなる気持ちは解るけど、”ちょいワル”デコどころじゃない、ギグスは悪魔なのだよ。小手先のテクニックを自慢する選手ではなく、本当のフットボールを知ってる選手は貴重だ。
リッチーは未熟なくせに気分だけはギグス、とはいえその気分って大事な気がする。ユナイテッドはあんなつまらないフットボールをして勝とうとは思わないからね。
ルートの試練も続く。何も納得なんて出来るはずがない。でもそんな憤りこそが、ルートがここまで来た原動力だった。ガチな人は皆必ずといっていい程、こう言う。
「やるしかないでしょ」
これまでもそうしてきたのだから。なあ、ルート。
ところで今ユナイテッドの公式サイトへいくと、
『WHITCH PLAYER ARE YOU?』という企画をやっている。用意された11の質問に答えると、自分が歴代レジェンド選手のどのタイプかが解るというのだ。試したところ、私は
シュマイケル……微妙に納得。
(記&絵/minaco.)