6/14 GERMANY × POLAND
スタジアムにはマッチョな鷲の巨大なバナーが広げられた。やっぱりドイツは鷲だろう。ライオンじゃないよ。ゴレオくん。
ポーランド系2トップが母国と闘う。でも結局ゴールを決めたのは、スイス系のノイヴィルだった。
ドイツは変わった。カーンも人が変わってしまった。今日のような劇的勝利も、もうゲルマン魂とは言わないのだろう。シュナイダーだけは相変わらずだけど。
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6/15 ECUADOR × COSTA RICA
エクアドルは何気に男前が多い、と前回W杯で思ってた。今回チェックしたのは18歳の時代表入りした期待の若者、ヴァレンシアくん。随所にセンスは感じさせたし、1点目のアシストもした。
そして、イタリアでもプレイしてたカヴィエデス。気の強そうなイケイケの選手だが今はすっかりベテラン格。美味しい所で登場して、見事ゴールを決めて、パンツから取り出したのは亡くなったチームメイトのスパイダー・マスクだった(カメラが正面から映してくれなくて残念)。
何故俺にパスしない!と味方に怒鳴っても、今の彼なら許される。キングにはせっせとチャンスをお膳立てする従順な下僕がいるのが常。たまに下僕をねぎらってやれば、それだけで「この人になら仕えたい」と思わせるカリスマ性をキングは持つべきなのだ。カヴィは暫く見ない間に、そんな風格を醸し出していた。カッコいいぜ、カヴィ。
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6/15 ENGLAND × TRINIDAD&TOBAGO
試合前にベッカムとヨークが仲良さげに喋ってる。2人共いわゆる「確執」でユナイテッドを離れた元チームメイトだが、こんな所で再会するとは。因果だねえ。
ローレンスとクラウチの2m対決。今は何処のチームにも一級山岳がいるようだ。ギャリーがいないとベッカムはやり辛そう。この2人はやっぱり切っても切れない恋人同士よ。だから終盤ベッカムがギャリーのポジションに入るのも違和感無し。勝手知ったる右サイド。
遂に復帰したルー坊には、凄い歓声である。このW杯はルー坊の為にある、とイングランドは思っているみたい。オーウェンの時のようなサプライズではなく、堂々キングとして。
あと初出場のレノンだが、何処かにマッカートニーって選手はいないのか。レノン&マッカートニーのコンビなら世界最強なんだが(でも途中で喧嘩別れしちゃうのかな)。
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6/15 SWEDEN × PARAGUAY
もう眠くて限界です。ズラのヅラがパンチに見える…。
(記&絵/minaco.)