(記&絵/minaco.)
<#37 / CITY × UTD>
〜または私は如何にして心配するのを止めて逆境を愛するようになったか
「こんなにハラハラさせやがって。毎回ユナイテッドの試合は心臓に悪い」
と、ファンでもないなるほ堂が呆れる試合内容でも、私には「え、ハラハラした?」ってなモンである。スマンが。
CLから休む間もなく、週末のリーグはアウェイでダービー。当然、ケンカ祭りのタフな試合。
でも、これを乗り切り翌日のアーセナル対チェルシー次第では、ひょっとしてひょっとするかもしれないのだ。
リオ&ヴィダのコンビは復活、スミシーは先発。目の仇にされたロンは執拗に踏み付けられ、レフリーは適当に流し、それでも何とかPKいただき。怪しいステップでハイ、無事決めた。
にも拘わらず、あら大変。適当レフリーがシティにもPKをプレゼントですか。何が起こるか解りませんなあ。
なのにエドさんがイヤらしく小細工してカードもらった時、自信ありげな余裕を感じたりして。昨日たまたまユーロ'04、スウェーデンとのPK戦勝利を観返したもんだから、その残像が残ってたのかな。
跳んだ方向は違ってたけど、しっかり脚でセーブしてみせたエドさん。アンタはやると思ってたよ!
気持ちが入ってても思うようにボールが入らないルーたん、そんな若手をフォローするでもなく任せて自分は楽をする(?)ギグス、大きなCB相手に健気に身体を張るスミシー(ルートの後釜はやはりサハではなかった)。
ガビーは競り合う度股関節がどうかしてしまわないかと思うけど、リオがいると後ろからいいボールが入るのが嬉しい(ヴィダとブラウンには望めないもんね)。
グダグダながらも、所詮シティ恐るるに足らず。むしろブラウンにいいように吹っ飛ばされる小さなビーズリーを心配した次第。
残り時間はガビーが嬉々として時間を稼ぎ、タイムアップに歓喜の抱擁。
まるで私もファーギーの大船に乗った気分だ。この根拠の無い余裕はナニ。
もしもチェルシーが敗れるか引き分けた場合、ユナイテッド優勝の瞬間はどうなるのか。パク☆チーがいないのが気の毒だけど
(同じ所で手術したルートも励ましてくれるんじゃないかな)、やっぱピッチで皆がハッチャケる光景を見たいじゃないの、などと皮算用してしまう。気が早くて楽観的すぎてスイマセン。
こんな楽観的なシーズンは初めてだ。いいじゃないですか。
ぶっちゃけ、今の自分の心配はレアルだけで充分だし(セヴィーリャ戦…)。
今夜ファーギーはスペインへお出掛け(ピケに会いに?)との事。果報は寝て待て、と。
(つまり、直接対決する前に決まってほしいと願う小心者ではないか。結局どっちなんだワタシは)