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イラストレーターMinacoとなるほ堂が、サッカーのこととか、映画のこととか、日々日常に関して、その情熱の総てを地球にぶちこんで叩き付け、戦い挑み、愛を説く日々の記録。
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質実剛健『ボーン・アルティメイタム』
(記&絵/minaco.)
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何しろシリーズ2作目の『 ボーン・スプレマシー 』('04)から観ちゃったワタシです。
その後1作目 『ボーン・アイデンティティー 』 ('02)を観て、そうかそうゆうワケかぁーと納得し、今回は劇場でちゃんと観ました。 1作目はまあご挨拶みたいな、ほんのサワリに過ぎなかったのね。なるほど。

で、やはりこのシリーズは面白い。1作目より2作目、2作目より3作目が面白い!という、シリーズものとしては珍しい映画である。
お話がまんま続いてるので、冒頭からいきなりハイテンションの”ボーンさん危機一髪”。今回も細かいカット・ワークと手持ちカメラが演出するスピード感と緊張感は健在だ。緩急の約8割が急という中に、アップ・ショットで緩のシーンを見せるのがまたニクイ。

何がイイって、アクションやサスペンス映画にありがちの「登場人物の中に必ずしょっぱい奴がいて足を引っ張る」ようなストレスが皆無な点だ。
この映画では、敵も味方も皆賢い。ボーンさんは基本的に単独行動だけど、敵の組織もチームワークに乱れなし。働き者でデキる奴ばかりなのだ。(『24』とか観てると、組織には人の話を聞かずに任務をややこしくするバカが必ずいるのが、本当にイライラするんである)
数あるサスペンス・アクション系映画の中でも、このシリーズに出てくる人間は敵味方ともかなり実務レヴェルが高い。まあ、やってる仕事が汚いとしてもハイレヴェルの攻防を堪能できる。

つまり、ワタシ的にはまるで“職人技能大会”でも観てるような気分なのだ。

ボーンさんの身体能力とか危機察知能力とか、あらゆる状況での応用力は、観てて唸ります。それもすべて現実的で実践的なので、つい「これは使える」とか思っちゃうほど(いつどこで?)。いや、よいこのみんなはトースター爆弾とかコンロにスプレー缶とか真似しちゃいけませんが。
いちいち手際がいいし、こっちが「志村うしろうしろ~!」とか言う前に敵を倒しちゃうし。彼は殺人マシンとはいえ、熟練職人の美しい技を見るような気持ち良さがある。
無駄な事はしない。ボーンさんは余計な事は喋らない。プロだねえ。

そして「徹底的に地味」な人選で浮ついたところがないのもイイ。質実剛健、用の美が売りなのだ。
そもそもボーンさんはマット・デイモン=小っさいバラックですよ。
前作のヒロイン、フランカ・ポテンテちゃんも可愛いけど地味。ジュリア・スタイルズやジョアン・アレンなど、女性陣にはボンドガールのような華もお色気もナシ。皆着てる服もずっと地味(そりゃ逃亡中のボーンさんが派手な格好などできないし)。
脇役もクリス・クーパーやブライアン・コックスのような、マイナー過ぎずメジャー過ぎず、このチョイスが絶妙の地味さ加減でツボを得てる。
今回いきなりパディ・コンシダイン(『イン・アメリカ』のお父さん)が出てきてエーッ(嬉)と驚いたが、あのドイツ若手俳優が出て来たのには更にビックリでした(個人的にここ1ヶ月、何故かよく名前を出してた人なんで余計にビビった)。デイモン食われてたな。そういや1作目にはクライブ・オーウェンが出てたしなあ。むしろ主演級の役者は端役扱いなのが豪華である。

アクションも決して派手とはいえない。弾薬爆薬大盤振る舞いの昨今、弾数は必要最低限、ヘリや戦闘機や大爆発も無し。乗り物は公共交通とバイク、車はミニやタクシー。
クラッシュシーンは凄かったけど、地味に階段落ち(シリーズ定番 !)とか、メインは室内の肉弾戦ですから。
だけどロケーションは豪華。1作で欧州各地を一回りできるなんて、とってもお得なんであります。


さてさて、すっかりハマってしまったこのシリーズですが、タイトルが紛らわしいのです。1とか2とか付いてないし、ワタシみたいにうっかり途中から観てしまいかねない。
なので勝手に副題を考えてみました。

第1作 『 ボーン・アイデンティティー/死んだはずだよボーンさん
第2作 『 ボーン・スプレマシー/ボーンさん怒りのトースター爆弾
第3作 『 ボーン・アルティメイタム/帰って来たボーンさんの逆襲

これなら解りやすいに違いない。
せっかくだから起承転結で4作目まで観たいなあ。副題は『ボーンさんの旅立ち』とかで(←それはグッドウィル・ハンティング…)。
by tototitta | 2007-11-17 21:02 | 映画 | ▲ TOP
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