(記&画/minaco.)
<#17 / LIVERPOOL × UTD 0-1>
勝ちました。
テベ子のゴールで勝ちました。
昨季に続き、
アンフィールドで勝ちました(しつこい)。
やはりリバポーとのクラシコはこうでなくちゃいけません。
ヘタレる奴はピッチにいらねえ、というガチ試合。ライバル心むき出しの、容赦ない削り合いもまた一興。
ご挨拶に一発危険なタックルお見舞いされるもその後ジェラードを自由にさせなかったアンデルソンは、(公式サイト投票による)この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれてた。彼と組んだハーグリーヴスも、正にこの日の為にいると言っていい存在感。
きかん気強いエヴラとギグスの左サイドは、偉そうで強気でしたたかで気持ちいい。
試合を〆る役目で投入されたおシェイとキャリックも、当然このクラシコの意味をちゃんと解ってる。
何より、連携にバタついたエドさんに噛み付きトーレスをコドモ扱いであしらうリオ姐さんがステキ。こういう相手にゃ異様にハイテンションな姐さんが、スコールズやギャリーの分までユナイテッドのプライドを背負ってる気がしたものよ。
多分、スコールズがいればまた違った雰囲気になったかもしれないと思う。テベ子が先制した後、スコールズならきっとお約束のファウルをしてたんじゃないかな。
そんな事もよぎるのだけど、それでもイングランド&アイルランド人(+何故かフランス人)達には「この相手だけには負けられねえ」意味をしっかと感じた。勿論、リバポー側にも。
時代が変わっても、こうでなくちゃいけない。去年やその前に勝利した時のギャリーを見れば、ここに育った人にとって理屈じゃなくて、必然的にそういうものなんだというのは充分伝わる。これは2位と4位のチームじゃなくて、♪マンチェスターとリバプール…なんだから。
ところで、こんなガチ試合になるとシオのシオっぷりがいっそう際立つもんです。
ボールを持つ度ピッチに塩の山を築くロンである。うははは、どうだ、ナメクジも逃げ出すぞ!
カカ’が如何に完璧な選手と言えども笑いは取れまい!
I BELONG TO SALT!
但し、ルーたんまでしょっぱいのは困りもの。テベ子の働きぶりにキングが応えてやれんでどうする…とファンの頬にもしょっぱい涙が。
とはいえ、ルーたんの白い首輪が堂々復活してるのを見ると、そんな事はとりあえずどうでもよくなってしまうのでした。親バカすぎ。