(記&画/minaco.)
【トレブル、なしよ】
FAカップがテレ朝チャンネルで放送されると知ったのは、先月下旬のこと。ウチが契約してないと知ったのは、試合前日。調べてみると鹿島のACLもこのチャンネルで観られると解り、契約してもいいかな、と心動かされる。じゃあとりあえず、ユナイテッドが準々決勝を勝ち抜いたら契約しよう──そう決意したら、ユナイテッドは敗退してしもうた(゚Д゚)ガーン
ナンだよもう。まあ、既に決勝の事を考えてたワタシもワタシだが。
結局ハイライトだけ観た。エドさんの怪我が心配だけど、リオ姐さんのGKはちゃんと観たかった(ルーたんやればヨカッタ?)。よく頑張ったよ姐さん。敵のネタGKに負けずウチのネタGKもやらかしちゃったようで、もはや大怪我から復帰したばかりの勉・フォスターくんしか残ってない。とゆうか彼、残りのシーズンをローンに出されるはずでは。
やはりリーグやFAカップのタイトルは魅力的だ。
「よそゆき」で戦うCLは、オマケみたいなもんだ。
とはいえ、負けたからってそう落ち込んじゃいませんよ。先のフルアム戦でのスコールズは、タックルにもパスにも頭掻くにもすべてスコールズ魂が宿ってて、こんなにらしい彼が観られれば幸せ。
ファーギーもまだまだ辞める気はなさそうだし(ファーギーとマルディーニの引退話は真に受けちゃいけない)、カントナ曰く「ファーギーは年々若返ってる」し、毎年
「トレブルあるよ」宣言する「トレブル詐欺」に引っ掛かろうとも構わない。
【上海バンスキング】
以前も書いたけれど、そういえば凹んだ気持ちを景気づけるモノにはアレもあった!
先日TVでオンシアター自由劇場の
『上海バンスキング』の舞台を放送してたのを見て、思い出した。高校生の時、これと『もっと泣いてよ、フラッパー』のサントラを愛聴してたんである。
♪「ウェルカム上海」
昔の歌はイイネ~としみじみ思うけど、ここで言う「昔」とは'70~'80年代とかじゃない。'20~'40年代、ジャズエイジの頃である。
凹む時こそ、この音楽。しみったれたのは野暮でいただけない。当時の流行歌の歌詞って、トーチソング(失恋ソング)でも粋で洒落てるからイイ。そんな時こそ、スウィングしなけりゃ意味ないね。だって『上海バンスキング』も観直したらかなり悲惨なお話だし、実はスウィイトな音楽が一番悲しい。
吉田日出子の歌う歌は、今でもよく覚えていて時々口ずさむ。「お天気雨」とか「貴方とならば」とか、影響されたし思い出深い。
そう、気分はアンドリュース・シスターズ。凹む時、ミュージカルを観るのも好きだ。総天然色の妄想世界に浸る。まるで『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のビョークだが、アレは結構身につまされた。
【シックスネイションズ】
ただいま開催中のラグビー・シックスネイションズは、ウェールズの愉快な仲間たちを中心に観ている。大逆転勝利したイングランド戦は面白かった~。
マッチョな世界で紡がれるメルヘン(またはファンタジー)をほのぼのと生暖かく愉しんでたのに、今大会のウェールズはネタじゃなかった。監督が替わっていきなりの快進撃、優勝してしまいそうな勢いですよ。新鋭フィリップスくん(190cm)のパス捌きがアレながら、黒アンドレことアダム・ジョーンズがコーンロウ頭でシャープに動いてるではないか。もしかして普通に強いじゃないか。いいのか。
それにしても、未だに選手名とポジションが覚えられないのが難。ワタシの脳に15人は多すぎる。
【自転車シーズン到来】
気が付けば春。パリ~ニースが始まりました。
解説のクリリンこと栗村氏の肩書きがどうなってるか、昨季のゴタゴタはどうなっちゃうのか、フミはTVに映るのか、色々と気を揉みつつもう何が何だか解らない(ゴタゴタについては)けれど、そこに道がある限りレースは続く。ならばやっぱり観てしまう。面白いから。
ところでこのレースには出ていないけど、ワタシが密かに公式サイトをチェックしたりして唾付けてるのが、ラボバンクのトマス・デッケルくんである。オランダ人だからと言うより、単にストライクゾーンなので(・∀・ ) 何しろカワユス。若さがマブシイ。S級山岳と同様、目の保養にします。
そして今年もツール・デ・フランドルとアムステルゴールド・レースが愉しみです。ツールもジロもブエルタも地理をよく把握してないけれど、ここら辺なら妙に刷り込まれてたりする。そして行ってみたいけど行けそうにない彼の地へ行った気分になれるのだ。