(記/minaco.)
マイコー・キャリックが凄いことになってる。いやほんと、今のキャリックを観て損はさせませんよ!って感じ。先日のエバートン戦も、マン・オブ・ザ・マッチの活躍であった。
前に彼のパスをゴルフに例えたので、もしや「のんびり」したイメージを与えてしまったかもしれないけど、とんでもない。
ムチャクチャ早いのだ。
考える間もなく、迷いなく、ボールを奪ったら即出てくる。はいドンドン、さあドンドン♪ってわんこそばの給仕の如く。ゴールに蓋しない限り、延々とパスが放り込まれる。
しかも、そのパスはセンサーでも付いてるみたいな絶妙さでDFをすり抜け、ゴール前のチャンスを作る。特にルーたん、ベルバさんとの呼吸は神懸りである。そこへギグスも絡むと、もうパラダイス。
今や守備も全く危なげない。身体の入れ方、読みとバックスのフォローも抜かりなし。何しろキャリックのボール奪取率は随一である。もはや彼は世界の3本指に入る、ワールドクラスのセンターMFと言って差し支えないはずだ。世界チャンピオンだもん!
但し、どうしても残念な点が。
キャリックの首から上がベッカムだったら…いや、グティだったなら…もしくは、パウロ・ソウザ様だったなら!今頃、サッカー雑誌の表紙にもなれたはず。付録でポスターにさえなれたはず。ユニフォーム売り上げもグンと上がるはず。
でも、キャリックのポスター付きじゃ売れないよね。華がないよね。部屋に貼ると、インテリアが貧相になるよね…。
エバートン戦でTVカメラは、「本日の主役」とばかりにキャリックのアップを長回ししていた。残念だよね。サービスになってないよね…。
我が家では試合中、溜息混じりにこんな会話が交わされる(なんて失礼な)。
「だんだんキャリックもカッコよく見えてきたりして」
「それはない」
「せめて口元を直せば、何とかなるんじゃね?」
「そこだけじゃない」
「フレッチとどっちが…」
「フレッチはプレイと顔が合ってるからいい」
「まるでジョン・レグイザモの惜しさを思い出すね」
「ジョン・レグはそれでもセクシーだけどね…」
そりゃあ、イニエスタにもゾラにもシャビ(バルサ)にもヴァレロンにも同じ残念さがある。しかし彼らには濃さとゆうか、マニア向けの個性がある。対してキャリックには、デコのエロスの欠片もなく、圧倒的に地味。
ワタシは血眼になって、キャリックの画像を検索した。どこかにベルバさんみたいな、セクスィー・ショットがあるかもしれない。誰にでもきっと奇跡の1枚があるハズだ!と一縷の望みをつないだ。
しかし、見つけたのは顔に似合わぬ
私服の「イケメン」具合 だった。シャツの第3ボタンまで外したキャリック。大きなサングラスしてモナコでのバカンスを愉しむキャリック。何かが間違ってる。隠すなら目元じゃなくて口元を…
我々はなんとか彼をカッコいいと思い込もうと、色々思案してみた。
まず、ルーたんが白クマピースくんに見えてカワユい、って法則を鑑みて、キャリックにも
「何かに例えれば素敵に見えるマジック」を発動せよ!
そうだ、アレクサンドル・フレブがウィリアム・デフォーに似てるから性格俳優みたいでシブい、って例もある。キャリックも誰か似てる人を探してみよう。…誰?
また、キャリックを可愛く呼んでみるのもひとつの手だ。キャリー、キャル、キャリリン…キャリ子?キャリ姫?ああ言いづらい。いっそマイコーでいいのか。それはオーウェンか。
とうゆう訳で、ユナイテッドファンの皆様も、キャリックを
「こうすればカッコよく見える」アイディアがありましたらお寄せ下さい。そしてこの名センターがピッチでより輝くように、そしていつか世界の女子から「He is HOT!」と言われるように応援しようじゃありませんか。←とことん失礼。
いやいや、プレイはほ ん っ と う に 男 前 で す よ !!(←必死のフォロー)